オスカーとルシンダ
これはギャンブル映画?
いえいえ、ラブストーリーでございます。
“ギャンブル好きな2人が出てくる映画”と言う認識しかなかったので、当然、ギャンブルづくしの一攫千金ものかと思っていました。
どうやら毛色が違うようで・・・。
■あらすじ■
オスカー(レイフ・ファインズ)は悪友の誘いに乗って、学費を払うため“賭け”てお金を増やすことにする。
しかし、敬虔なキリスト教徒でもあるオスカーは、“賭け”をする自分の罪に耐え切れなくなり、ついには、心機一転 “賭け”から身を遠ざけようとオーストラリアへと旅立つことにする。
一方、ルシンダ(ケイト・ブランシェット)は両親が残した莫大な遺産から逃れたいがために “賭け”にのめり込んでいく。
幼い頃のガラスの思い出を胸にオーストラリアのガラス工場を買うことにするルシンダ。
2人はオーストラリア行きの船内で出会い、意気投合するが・・・。
(1997/アメリカ・オーストラリア) ★★★
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オスカーの役は複雑。
ただのギャンブル好きではなく、真面目で内向的なクリスチャン。
レイフ・ファインズが繊細な演技で丁寧に演じています。
父の宗派に疑問を持ち、自分の進むべき道を“神頼み”によって決めてしまったり、なかなかに頑固で変わり者です。
その神が、最後に導いた“結果”を思うと かなり複雑な気分になりますが。
オスカーも変わっているけど、ルシンダもまた変わり者。
変わり者同士でホントにお似合いです(笑)。
ケイト・ブランシェットも快活なルシンダを好演。
なよなよしているオスカーと 男勝りのルシンダの 軽妙なやり取りは見ていて楽しいです。
話のテンポも良く、物語はぐんぐん進む。
しかし、しかしなのです。
基本的に、ラブストーリーはハッピーエンディングが好きかな。
アンハッピーでも、純愛とか意外性のある結末は好きだけど・・・。
映画では意外って言うより、そりゃないよ!っていう、とんだ邪魔者が話に闖入。
ラブストーリーを台無しにしてしまう。
オスカーが可哀そう・・・。
思わぬ結末を迎え、釈然としない気持ちだけが残ったのでした。
ハッピーじゃない。
けれどバッドでもない。
なんとも型破りで、風変わりなお話です。
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