« 2005年9月 | トップページ | 2005年11月 »

2005年10月27日 (木)

私の頭の中の消しゴム

A_moment_to_remember 最近、物覚えの悪い私は不安になりつつも、
映画のように「忘れっぽい」=「アルツハイマー」には直結しないそうなので、一安心?

■あらすじ■

不倫の恋に破れた社長令嬢のスジン(ソン・イェジン)は、肉体労働者のチョルス(チョン・ウソン)に出会う。
結婚して幸せな生活もつかの間、スジンがアルツハイマー病であることが判明する。

(2004/韓国) ★★★

-----------------------------

日本のドラマ「Pure Soul~君が僕を忘れても」のリメイクだそうですが、ドラマは見てません。 

前半の結婚するまでが 意外と長かったです。 
でも、さわりに触れただけの、「不倫の恋」が後半に絡んでくるなんて思ってなかったから感心しちゃった。
さすが恋愛映画が得意な韓国映画だね。

繰り返される乙女の憧れ お姫様だっことか、
チョン・ウソンのサービスショット(上半身、ハダカ!)には、アイドル映画的なものを感じました。

でも、一体 いつになったら「始まる」のだろう・・・。
赤ずきんちゃんを待ち構える狼のごとく、記憶を失くすのはいつかいつかと待っていました(笑)。

しかーし! 
やっぱり、韓国映画は すごかった!! 
怒涛の展開で前半のぬるいお話をひっくり返す!

涙、涙、涙・・・。 
かなりのアドレナリンを出して泣いてた気がする(笑)。

スジンはチョルスの名前を忘れ、昔の恋人の名前を呼んでしまう。
昔の恋人の名前で呼ばれたチョルスは、悲しいよね。
やりきれないと思うけど、相談したドクターの返事がステキでした。

「愛された本人が、真実を知っているはず」

そう切り返されると、何にも言えなくなっちゃうよ~!

後半の盛り上がり方、泣かせどころは異常です(笑)。

スジンがチョルスを想い手紙を書いて家を出るところが私の涙ピークで、そこから涙も引っ込んじゃった・・・。

前半と同じくらい、後半も丁寧に描いていれば良かった気もするけど、「泣き」に重点を絞ったのでしょう。

若年性アルツハイマーの場合、肉体は健康なわけで、痴呆が進んでも死に直結しないんですよね。 
そこで、介護の問題などが出てくるわけですが・・・映画でも触れてはいるものの共感しにくかったです。

駆け足過ぎて、他に解決策はないのか?
家族の同意は? 
などなど、いろんなことが頭を駆け巡る・・・。

いかにも映画的なラストにも、チョルスの気持ちが先走りすぎて好きになれなかったです。  

しかし、ソン・イェジンは可愛くて好きなので、目の保養です。
チョン・ウソンも男気(フェロモン?)をムンムン漂わせてました~。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月26日 (水)

ティム・バートンのコープス・ブライド

Corpse_bride 進化したストップ・アニメーション。

「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」よりも、格段と技術はレベルアップしたことを証明してました。
とにかく細かい動きがすごいんですっ!!

■あらすじ■

バン・バードン家の息子ビクター(声:ジョニー・デップ)とエバーグロッド家の娘ビクトリア(声:エミリー・ワトソン)は、両家の利害が一致し勝手に結婚を決められてしまう。
しかし、いざ対面してみれば気が合う2人。

けれど、結婚式前日の予行演習で失敗続きのビクターは、思わず逃げ出してしまう。
そうして辿り着いた森の中で、式の練習をして枯れ木にプロポーズ! 

しかし、枯れ木と思っていたのは、コープス・ブライド(声:ヘレナ・ボナム=カーター)の骨だった! 

(2005/アメリカ) ★★★★★

-----------------------------

始まってすぐに、歌いだす~♪

そういえば「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」でも、よく歌ってたなぁ・・・。
ということは、ジョニーの歌声が聴ける!? ちょっと、期待しちゃいました(笑)。

結論から言って、ジョニーは歌わなかったですけど、それでも、大満足です!

ティム・バートン監督が好きな人は、ツボにハマること間違いなし。 
個々のキャラクターが可愛くて仕方がないです!!

「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」でのヒロイン・サリーは「ツギハギ」が痛々しかったけど、今作のヒロイン・コープス・ブライドは骨が見えてもセクシー(笑)。
ちょっと、艶めかしくて、色っぽいかもー。

ピアノを前にしてビクターに“ふくれっ面”をするコープス・ブライド。
だんだん、“しょうがない人ねぇ”って、顔が柔和になる。
まさに、〈演技〉してます! それも絶妙なさじ加減!! すごいっ!

ビクトリアが意外な行動力を発揮したり、優柔不断だけど実は純愛物語だったり、話が物語として完結しているので、どっぷり〈世界〉に浸れました

“生者の世界”と“死者の世界”の対比も面白かったです。
どんよりした“生者の世界”に比べ、活気に満ちて(死んでいるのに)活き活きしている“死者の世界”。  

パブでの“ジャジー”なミュージカルが楽しいです。 
レイ・チャールズらしき人骨も出てました。 
他にも探したらオマージュがありそうですね。

“死者の世界”のダークネクト長老は、とてもステキな可愛い頭蓋骨の持ち主。
カップに液体を注いで「これで甦る!?」かと、思いきやフェイントとか(笑)。  
小技を効かせて可愛すぎます、長老! 
頭、割れているのに気付いてますか?

コープス・ブライドの頭に住んでる“マゴット”も個性的で、ケバケバしくて毒々しいところが愛しいです。

一人で勝手にウケてしまったのが、教会のゴールズウェルズ牧師(声:クリストファー・リー)です。
教会を守るため杖を片手に立ちふさがる牧師は、サルマン(by ロード・オブ・ザ・リング)を思い出させたのです(笑)。

そんなことを思ったのは、私だけ? 
いやいや探せば、何人か いると思うんだけど~!

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2005年10月25日 (火)

ドミノ

Domino 「バウンティ・ハンター」=「賞金稼ぎ」

21世紀の現代に「賞金稼ぎ」が存在することに驚いてしまったけど、「賞金稼ぎ」って言うより「身柄捕捉人」だね。

アメリカには「保釈金保障会社」っていうのが、あるそうな。
その「会社」が保釈金を払って、被告人を保釈させてあげるんだけど、無事に裁判に出頭すれば保釈金の20%が「会社」に入り、被告がトンズラした場合は(大半が逃亡するらしい)保釈金は没収→赤字。

それゆえ、「会社」は逃亡した被告人の身柄を「賞金稼ぎ」を使って「確保」するんだそうだ。

凶悪犯に賞金がかかっているっていうより、「ビジネス」。 
だから「殺し」もナシ。

分かったような、分からないようなシステムですけど、アメリカってすごいな。

■あらすじ■ 

「賞金稼ぎ」のドミノ(キーラ・ナイトレイ)は、イギリスの名優ローレンス・ハーヴェイの娘。
家柄にも、容姿にも恵まれたドミノが何故、「賞金稼ぎ」に?

実在の人物、「ドミノ・ハーヴェイ」の物語を脚色して映画化。

(2005/アメリカ) ★★★

-----------------------------

トニー・スコット監督なので、期待してたんですけど・・・。

ノリの良い音楽、パンチの効いた映像。 
ミュージック・クリップ風の味付けが少しくどい映像でした。

なんとか「現代に賞金稼ぎ」という疑問は払拭されたものの、「賞金稼ぎ」という職業に肉薄はしてない。

それじゃあ、「ドミノ」の人生を描いているのかと言えば、なんか足りない。 

現実と折り合いを付けられず、はみ出し者になったドミノがようやく「賞金稼ぎ」という「天職」に就いた。 
なんていうのは「キレイごと」でしょう。

実際は「薬物中毒」に苦しんでいたらしいし、そういうのををスッパリ省いたのは商業的な思惑からでしょうか?

母親(ジャクリーン・ビセット)との関係や、ドミノのボスで父親代わりを自認するエド(ミッキー・ローク)との関係を、もっと掘り下げても 良かったかもしれません。

個人的にはチョコ(エドガー・ラミレス)の不器用な男っぷりには、強く惹かれましたが。。。 
凶暴だけど、照れ屋さんなのをスペイン語で隠したり、可愛い。
でも、砂漠?野原?での「ラブシーン」は いらなかったけど・・・。

そんな チョコ を気に入るTV局社長に クリストファー・ウォーケン。 
「あいつはサイコだ!」を連発してましたね。
そんなクリストファー・ウォーケンだって、サイコ役が似合う俳優なのに(笑)。

社長の美人秘書にはお久し振り~なミーナ・スヴァーリが出てました。

でも「TV取材」は なくても良かった気がするんだけど?
「ビバヒル」俳優の登場も、あっけにとられてしまったけど・・・邪魔!
何もせずに退場するなら、最初から いなくても良いではないかと思うのです。
登場する必要性をまるで感じなかった・・・。

FBI捜査官のルーシー・リューは良かった! 
個性的だから、脇でも光ってます☆

何気ない一言だったけれど、ドミノの母親が言う
「ドミノの名前を傷つけないで」
というセリフが、この映画を一番良く表しているかも・・・。

実在の人物を映画化した伝記モノっていうより、バウンティ・ハンターを職業に選んだ女の子の話。 
ドミノ・ハーヴェイについての理解は深まらないけれど、バウンティ・ハンターについては知ることが出来る。

| | コメント (0) | トラックバック (4)

★間宮兄弟★

江國香織さんの「間宮兄弟」が映画化されるって知っていました?

私は今日、知りました・・・。

そっかー、アレが映画化か~。 気になりますねぇ。 ほのぼのしそう(笑)。 

でも、ヒットするのかなぁ~、だいじょうぶかなぁ~。

私が好きな江國作品は、「流しの下の骨」 と 「ホテルカクタス」。

どちらも、映画化には向いてない小説ですけど、「間宮兄弟」だって映画化されるなんて思わなかったもの。

どなたか、是非、映画化してくださいませ(笑)。 

ちなみに、「間宮兄弟」の公開は、2006年夏頃だそうです。

首を長くして 待とうではありませんか。

あと、江國作品では「きらきらひかる」も好きなのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月23日 (日)

あの頃ペニー・レインと

Almost_famous 僕らは、いつから大人になってしまうのだろう。

自身の自伝的ストーリーを、キャメロン・クロウ監督 自ら脚色。   
ということは、どこまでが「ホント」なんでしょうね。

■あらすじ■

厳格な母(フランシス・マクドーマンド)に育てらてた、優等生・ウィリアム(パトリック・フェジット)は、姉(ズーイー・デシャネル)の家出を契機にロックの世界に夢中になる。

15歳のある日、地元紙に書いた記事がローリングストーン誌の目に留まり、ウィリアムは「スティルウォーター」のツアーに同行取材することに。
そこで、ペニー・レイン(ケイト・ハドソン)と知り合いになる。

(2000/アメリカ) ★★★★★

-----------------------------

「ミューズ」を演じたケイト・ハドソンが可愛い☆ 
キラキラしてますよね~。 

「ケイトありき」の映画なのは分かるけれど、私は主人公ウィリアムを演じたパトリック君を大プッシュ!! 
初々しくて、良かったです!! まっすぐな瞳が好印象。  

まだ、世間知らずな無垢な15歳と、泥にまみれてきたであろうバンドマンの対比と友情。 
そして、幼い恋心。 

大人だから子供だからという言い訳は一切なしで、ありのままを見せ合うウィリアムとラッセルに、情が通うからステキ。
大人の汚い部分を見てしまっても、「それでも、好きなんだ」というウィリアム。 

ホントにいい子だよ~。 
このまま、イノセントなままでいて欲しいと願わずにはいられなかった。
だけど、大変なことを体験をしているんだもの。 
今までと同じでなんかいられない。 

それでもウィリアムが、ピュアな心を失わないのが大きいです。 
そこで、堕落したら単なるティーン・ムービーになるところだった。

観客の視点を一心に集めるウィリアム役は大役だったと思うけど、パトリック君は見事にこなしてました。 
ウィリアムに的確なアドバイスをくれるよき相談相手レスターにフィリップ・シーモア・ホフマンが扮してます。  

そして、映画にリアリティをもたらしたのはバンドの存在。 
本当のバンドマンなのかと思いましたよ。 
雰囲気、出てました! 
演奏シーンもサマになっていて、俳優さんだとは思えなかったもん。

バンドのリーダー的存在ラッセル(ビリー・クラダップ)は、ボーカルのジェフが嫉妬するくらい格好いい! 

バンド・マネージャーにはノア・テイラー。 
今回も、神経質そうで骨っぽいカンジがいい感じ(笑)。 

そして、バンド・エイドの女の子役では、アンナ・パキンも出てました~。 
アンナ・パキンはあんまり作品に恵まれてない気がします。
もっと、活躍してもいいと思うんだけどな。

笑っちゃったのは飛行機での移動シーン。 
私だったら、何を告白するかなぁ。 

面白くて、可笑しくて、切なくて、ハッピーになれるステキな映画。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月22日 (土)

タイムライン

Timeline 一切合財タイムトラベル・メカニズムの説明なし!

■あらすじ■

フランスのある修道院跡の発掘現場から、その時代にはまだ発明されていないはずのメガネと、“Help Me”と記されたメモが発見される。
持ち主は、その遺跡の発掘責任者・ジョンストン教授。 

教授の息子・クリス(ポール・ウォーカー)がスポンサー企業を訪ねると、ジョンストン教授は16世紀にタイムトラベルに行き、そのまま取り残されてしまっていることを知る。

(2003/アメリカ) ★

-----------------------------

タイムトラベルを扱っているのですが、「何故?どうして?」には一切答えてくれない。

とにかく、タイムトラベル出来るようになりました。 
時代は16世紀、場所はフランス某所です。
どうしてかは判りません。
制約時間は6時間です。
さあ、いってらっしゃ~い!

無茶苦茶な、お話。

前半に「タイムトラベル」までこじつけ、最後の伏線も一気に張る。 
遺跡、歴史、棺、ネガメ・・・周到に用意されていましたが、わりと簡単に想像がついてしまいます。 
もう一捻りほしいところ。

特に教授を 「何故、フランス某所なのかを突き止めてくれ」と送り出したはずなのに、その疑問は未解決のままでガックリきました。
理由なんて、ないんだろうけどさっ!

無駄に死人が出すぎなのも、気になります。 
主人公さえ助かれば、どんな脚本でもいいのだろうか?

一人、現在に留まったネガメ君は賢い。 
もし、タイムトラベルしていたら、君も脚本に殺されていたことでしょう。

16世紀でバラバラになる仲間たち・・・。 
一方、現在でもマシントラブルが発生!!

あちらこちらにカメラが飛ぶので、飽きさせない展開はさすがハリウッド。 
最後は誰が正常なペンダントをしているのか判らなくなってました(笑)。

主人公のクリスより、マレク(ジェラルド・バトラー)がいい役でしたね。 
主人公より光ってたし!
そのマレクは「オペラ座の怪人」ファントムだったんだね、気付きもしなかったわ。 

ヒロインのケイト(フランシス・オコナー)は、騒いで敵に気付かれたり、たしなめられたりで、ちょっと はしゃぎすぎ?

レディ・クレア(アンナ・フリエル)の方が、フランス語でまくし立てたりと小技が効いていたし、美人だった(笑)。 

スポンサー企業の社長には、デヴィッド・シューリス
出てきただけで、只者じゃないカンジがする(笑)。   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月20日 (木)

頭文字<イニシャル> D

Initial_d 交通ルールを守りましょう。

映画本編前に 「マネしないように」 とテロップが入るけれど、確かに危険ですよね。 
一歩 間違えれば、死ぬよ・・・。

■あらすじ■

家業の豆腐屋の配達を手伝ううちに、天才的なドライビング テクニックを身に付けた“藤原 拓海”(ジェイ・チョウ)。 
親友の“樹”(チャップマン・トウ)が秋名山のバトルに燃えるのを尻目に拓海の興味は幼なじみの “なつき”(鈴木 杏)だけ。

樹が“中里 毅”(ショーン・ユー)にバトルで惨敗した日、いつもの豆腐の配達中に拓海は毅の車を追い抜く。

拓海の乗っていた“ハチロク”の噂は広まり、バトルに参加することになるのだが・・・。

(2005/香港) ★★★

-----------------------------

車の運転の上手い男性はポイントが高い!

劇中、なつきちゃん は 拓海の車の運転を褒めてましたが、私も どんな車に乗っているかより、どんな車の運転をするかが大事だと思います!  

車種も満足に判らない程、車に疎いんだけどさ(笑)。 

そんな状態で観てしまったのですが、意外と魅入ってしまいました。

“走り屋”って親切な人もいるのですね。

身近な“走り屋”といえば、深夜に他人の迷惑を考えずに爆走している“暴走族”の方々ですが、映画の“走り屋”は“暴走族”とは違うんですね。 
どう違うかは、よく知らないし説明できないけど。

拓海に改造車のことを親切に教えてあげたり、乱暴・暴力を働かない “走り屋” のみなさん。 

公道を封鎖したり、違法行為も行っているけれど、マナーが守られていると 何故かすがすがしいです(笑)。

主人公・拓海のひょうひょうとしたカンジも良かったし、ライバルの“高橋 涼介”(エディソン・チャン)と毅の関係も、ギスギスしていないのが新鮮でした。

拓海の父、“藤原 文太”(アンソニー・ウォン)が 実は 伝説的な走り屋だったっていうのは、いかにもってカンジでしたけど。
このお父さん、アルコール依存症なんですか? 
ちょっと、ヤバイよ・・・。
あんなに飲んで、そうそうにアルコールは抜けない気がするのですが、車に乗って大丈夫なんでしょうか・・・。

走り屋バトルと平行して展開していく、拓海と なつき の恋模様だけど、“なつきちゃんの秘密”に衝撃!!

裏に何かあると思っていただけに、あのラストにはビックリです。 
あんな終わり方って!!
続編でもあるのかと思わせます・・・。

肝心の“ドリフト”とか“溝落とし”とかは、さっぱり判らなかったけど、なんかすごかったよ。   

やってみたいとも、乗ってみたいとも、実際に見てみたいとも思わなかったけど、映画で観る分には充分 迫力がありました。

しかし、現実世界では、交通ルールは守らなきゃね!

世のため、人のため、自分のために、
私はこれからもペーパードライバーでいようと思います(笑)。

| | コメント (2) | トラックバック (6)

2005年10月19日 (水)

ベルベット・レイン

Velvet_rain 運命の日は雨。 
登場するのは、水も滴るいい男。

■あらすじ■ 

その日、暗殺計画の実行者(鉄砲玉)を決めるクジ引きが行われる。 
イック(ショーン・ユー)とターボ(エディソン・チャン)は会場に駆けつけ、当たりクジを探す。 

大ボス・ホン(アンディ・ラウ)の耳に暗殺の噂が届く。 
配下の巨肺、フィゴ、のっぽ(エリック・ツァン)の3人は互いの腹を探りあい、 ホンの弟分・レフティ(ジャッキー・チュン)は子供の生まれたホンに引退を迫るが・・・。

(2004/香港) ★★★★

-----------------------------

アンディ・ラウは、りんごの皮むきが上手い。 

見事に皮がつながってましたね~。 
ナイフを逆手(?)に器用だなぁ~と、とても関心してしまいました。

さて、この映画。 
アンディ、ショーン、エディソンと「インファナル・アフェア」のメンバーが出ているっていうのと、「若いチンピラがボスの暗殺を成功させて、一旗挙げようとする」って内容だけしか知らなかったのですが、それがかえって良かったみたい。

単純に楽しめました。 

まずは、他にも「インファナル~」メンバーが出演してたので、単純に嬉しい驚きがあった。
サム・・・じゃなかったエリック・ツァンはプロデューサーも兼ねてるんですね(ちなみに、アンディ・ラウは製作も兼ねてる)。 

もしかして、もしかして・・・?と思っていたけど、
チャップマン・トウことバカのキョン!(by インファナル・アフェア)も出てました!
俳優名より役名で覚えちゃった(笑)。 

本題は「江湖」と言うそうで、「黒社会」という意味だそうです。 
まんまですな。

スタイリッシュだったし、雰囲気も格好良くてカメラアングルも凝ってました。 

一旗揚げたいイックとターボの若者コンビと、
誰が裏切るか分からず暗澹としたホンとレフティの疑心暗鬼な微妙な関係が交互に描かれて、見ていて飽きない。

特に、ホンとレフティのレストランでのテーブルシーンは変わっていました。
緊迫したシーンだけど、背景が動くから妙に落ち着かない。 
背景と一緒にテーブルも小刻みに揺れてたから、テーブルを動かしながら撮影してたのでしょうか?

その後の怒涛のラストに不意をつかれてしまったけれど、レフティの電話のシーンの内容を理解しきれず疑問が残ってしまいました。
パンフレットを買って読んでも、納得できなかったです。
結局、刺客は誰が差し向けたの?自滅??電話の人???

もう1回、観ないとな!

しかし、最後の死闘では、キレイにまんべんなく道に人が倒れてましたねぇ。
変でござった(笑)。

あと、イックと娼婦ヨーヨーの間に、もっと運命的なものがあれば良かったな。
ヨーヨーのどこにイックが惹かれたのか、いまいち判らずじまいで残念でした。 

ショーン・ユーは今回も格好よかったですが、表情に乏しくて何を考えているのか良く判らないのが難だった。 

反対に、より表情豊かに魅力を放っていたのがエディソン・チャン!
イックに忠実で(何故?)、人懐っこい笑顔をみせる ターボ=エディソン に、かなりハートを掴まれちゃったよ!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年10月18日 (火)

ヘイフラワーとキルトシュー

Hayflower_quiltshoe 可愛らしさ、花マルッ☆
スクリーンのどこを見ても、可愛らしさMAX! 

■あらすじ■ 

おイモの研究しか頭にないパパと、家事がまるっきりダメなママは、しっかり者のヘイフラワーに頼りきり。
そんなヘイフラワーも、もうすぐ小学生。 

私が小学校に行っている間、ワガママな妹キルトシューの面倒は誰がみるの?

(2002/フィンランド) ★★★★★

-----------------------------

主演の子供たちがとっても可愛いんですが、部屋の内装から、お洋服、髪型まで、カラフル&キュートさ全開!!

観ているだけで、楽しいです!

主演の子供が可愛いだけでも映画になるのに、登場する人たちはクセのある人たちばかり(笑)。

おイモの研究に熱心で、家族のことに目を向けないパパが面白かったです。
私もおイモは好きですが、毎食「イモ」が出されたらグレるかも・・・(笑)。 
たまには、「スパゲッティー」が食べたいよ!!

ママは家事の才能がないし、外で働きたいみたいだけど、あんな調子で働きに出て、大丈夫なの?と、つい余計な心配をしてしまうほど。 

でも、一家の収入がどこから出ているのか不明なので(イモ畑があるから、食費は困らなそう!)、そんなことも実は関係してたりして・・・(笑)。

夫婦の寝室から子ども部屋が覗けたりして、家の構造も変わってましたよね。
どこから覗いているの~!って、ビックリしました。

お隣さんも、へんてこりんで、お巡りさんも、へんちくりん。

仲良く一緒にオリンピックしてるのが、可笑しかった!
しかし、ここでも(どこでも)発揮される、キルトシューのワガママぶり。 

いい子 過ぎるほど、いい子だったヘイフラワーもさすがに、ブチ切れてしまう。
それまで良く面倒見てたものね。 

お隣さん発案の「パン生地セラピー」を是非、体験してみたいです。
なんだか、「やわらかい粘土」みたいでした。 

しかし、もったいないとも思うけど、あそこまで着色料いっぱいのパンは食べたくないよ。

| | コメント (0) | トラックバック (12)

2005年10月17日 (月)

★映画満足度★

映画を評価するなんて言うと、私なんぞが おこがましいですが、個人的に楽しめたかどうかってことで、『 私的映画満足度 』 なるものを設定!

評価を満足に言い換えただけじゃん?って気もしますが、少しは気が楽になりました(笑)。 

満足度は5点満点です★★★★★

★=1点 
☆=0.5点 (←私の優柔不断な性格がよく出てますね・笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月16日 (日)

そして、ひと粒のひかり

Maria_full_of_grace そして、残された祈り・・・。

■あらすじ■

コロンビアの田舎町。 
17歳のマリア(カタリーナ・サンディノ・モレノ)は親友のブランカと、バラ農園で刺抜きの仕事をして一家を支えている。
しかし職場の上司とのトラブルから、マリアは仕事をやめてしまう。
マリアに浴びせられる家族からの非難。 
そして、望まない妊娠。

追い詰められたアリアは仕事を求め、町に出向く。 
そこで「ミュール」の仕事を知り・・・。 

(2004/アメリカ=コロンビア) ★★★★

-----------------------------

「ミュール」=「麻薬の運び屋」の衝撃的な実態を描いた作品です。 
どんな風に隠して 運ぶのか、どんな手順で運ぶのか・・・

まさに命がけ。

代わりの「ミュール」はいくらでもいる。 
大事なのは運ぶ「中身=麻薬」。 
より多く「モノ」をアメリカ国内に満ちこむ為にとられる手段。

これは、密輸されるアメリカ側も必死になるのが分かる。 
手口はどんどん、巧妙化していくんでしょうね。

麻薬の密輸で「トラフィック」の人形を思い出したけど、あんなの比になりません。
マリアはまさに命を懸けて麻薬を体内に飲み込む。
実際にそうして密輸されているなんて、驚きです。 

ただ、アメリカに着いてからの流れは、マリアには共感しかねてしまって残念でした。 
我が強いマリアは自分からトラブルを引き起こしているようにも見える。
あまりに無謀な行動。

浅はか・・・と言ってしまえば、マリアが可哀相だけど。

しかし、完璧な人は いない。 
過ちを繰り返し大人になる。

迷い、戸惑い、それでも前に進むしかない。

それゆえ、ラストのマリアの決断に心打たれる。

母親ということで救われるマリア。 
母親として決断するマリア。 

マリアの「これから」を考えると苦労が目に見えてしまうけれど、マリアの幸せを祈るよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月15日 (土)

旅するジーンズと16歳の夏

Sisterhood_of_the_traveling_pants これぞ、ガールズ・ムービー!
ガールズパワー!

■あらすじ■ 

母親が知り合いで、生まれる前からずっと一緒だった4人の女の子。 
初めて別々の場所で過ごすことになる16歳の夏休み。 
性格も体型も違うのに4人にピッタリの不思議なジーンズを見つけ、休みの間に交代で穿くことを約束する。

リーナ(アレクシス・ブレデル)は自分の殻を破りたくて、祖父母の暮らすギリシャへ。
地元に一人 残ったティビー(アンバー・タンブリン)は、ドキュメンタリー映画を制作する。
カルメン(アメリカ・フェレーラ)は、離婚した為、離れて暮らす父親の元で初めて過ごすことに。
陽気で自信家のブリジット(ブレイク・ライブリー)は、メキシコのサッカー・キャンプに参加する。

(2005/アメリカ) ★★★★☆

-----------------------------

この映画、夏休みに公開したら良かったのに。 
ティーンエイジャーに一番、見てほしい映画じゃないかな。

ティーンの“キャピキャピ感”も充分で、私は大好きです。

4人のエピソードを順番に見せていくのかと思っていたので、時系列に話が進んでいったのに、ビックリしちゃった☆ 
けど編集が上手いので、展開も早く、飽きることなくそれぞれのエピソードが進んで行き、面白かったです。

「ジーンズの魔法なんてないのかもよ?」

なかなか思うようにいかない4人・・・。 

ドキドキハラハラとかじゃなく、じっと4人を見守るような気持ちで、それぞれが1歩を踏み出した時に“良かったね”と思える映画でした。

リーナ役のアレクシス・ブレデルは「シン・シティ」の時の青い瞳が印象的でしたが、実際も かなりブルーがかった瞳なんですね~! 
現在25歳。 
16歳の役が出来るなんて、うらやましーい。(笑)

出演女優さんたちは、結構、年齢幅があるけど、違和感がなくて本当にティーンに見えたよ(でも、18歳くらい・笑)。
4人の中で(実際)唯一のティーンで年少者なのがブリジット役のブレイク・ライリーってのが驚きですね。 
雰囲気が年上っぽかったです。 役柄も関係あったかもしれないけれど・・・。

だって、あの色仕掛けはスゴイよ!
かなりの悩殺ポーズですよね。 
見習いたいものですが(笑)、あれはやっぱり、金髪のナイスバディ(死語?)がやるから、悩殺されるんでしょうねぇ~。

個人的に、ノックアウトされてしまったのがティビーのエピソードです。 
ティビーと知り合いになって撮影助手を勝手に買って出るベイリー(ジェナ・ボイト)が可愛い。 

ずかずかとティビーの生活に進入してくるベイリー。 
最初は「何、このガキ?」って感じだけど、憎めないのだ。 
物覚えも早くて、立派に助手を務めていたよね。

カルメンの怒りっぷりも様になっていて、4人の女優さんの個性が役にピッタリ、ハマっていました~☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月13日 (木)

アンナ・マデリーナ

Anna_magdalena 切ない片思いの話を聞かせよう。

■あらすじ■ 

ピアノの調律師ガーフ(金城 武)のアパートに、自称・小説家のモッヤン(アーロン・クォック)が転がり込む。 

しばらくして、上の部屋に越してきたマンイー(ケリー・チャン)に、ガーフは一目惚れするのだが・・・。 

(1998/香港) ★★★★

-----------------------------

切ない・・・。 片思いって、切ない・・・。

とにかく金城くん演じるガーフが切なくて私的にはヒットなんですが、
こういうのがダメな人はダメそう…(笑)。

生真面目すぎて告白も出来ずに、相手を想うばかりのさえない青年ガーフ。
静かに心の中で想うだけでは相手に届かない。

そんなガーフと対照的な、お調子者で憎めないモッヤン。
マンイーとは犬猿の仲で、会っては口論を繰り返してばかりいる。

ガーフにも望みアリかと思われたのに、ある出来事をキッカケにモッヤンとマンイーは親密になってしまう。

そうして3人の関係が変わり始め、終焉を迎える。

私はこの映画を見る時はいつも、ガーフの視点から見てしまうのですが、
モッヤンやマンイーの視点から見ても、最終的に 『切ない』 気持ちになる映画かもしれないですね。

ところどころに挿入される劇中劇は突飛で可笑しいです。
「オバサン・ケリー」は強烈なインパクトを放ってました。
ちょっと壊れ気味で(笑)。

後半はガーフが書いた「物語」を出版社に持ち込んで、映画のトーンがガラリと変わります。

出版社のシーンにはアニタ・ユンレスリー・チャンが出てるんだよね~。
出番はちょっとだけど、嬉しい!

アパートの管理人さんには、「インファナル・アフェア」のサム役エリック・ツァンが出てます。  

バッハの 「アンナ・マデリーナ」 も印象的に使われているけれど、
耳に残るのは 「未来世紀ブラジル」 でも使われている 「Brajil」 という曲!!
大好きです!この曲!
タッタッタッ・タ・タラ・タラ・タッタッタッ♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月12日 (水)

メゾン・ド・ヒミコ

Himiko 作品は別物。 

分かっているけど、どうしたって期待してしまう。 
犬童一心監督×渡辺あや脚本の「ジョゼと虎と魚たち」のコンビ。

■あらすじ■ 

塗装会社で働く沙織(柴咲コウ)の元に、春彦(オダギリジョー)が訪ねてくる。
死期迫る絶縁状態のゲイの父、卑弥呼(田中泯)の始めた「ゲイの為の老人ホーム」に来ないかと言うのだ。

お金をちらつかされ、沙織は「メゾン・ド・ヒミコ」に足を運ぶが・・・。

(2005/日本) ★★★

-----------------------------

「ジョゼ虎」が軽やかに障害を飛び越えて見せてくれたので、今回は何を飛び越えて見せてくれるのだろう。
「ゲイの老人ホーム」が舞台だから、「差別」? なんてことを思いながら、見に行ったのでした。

ん~、今回は、「軽やかに飛び越える」って言うより、「壁にぶち当たる」って感じでした。 

先行き不透明で、心もとない。 
誰かにすがりたくても、頼れる人はだれもいない。 
そんな人がいっぱい、出てくる映画でした。

しかし、そういう風に見てたら、もう少し印象が変わったかもしれませんが、見ている最中は夢中だから(笑)。 
そんなこと、考えながら見てませんから!

見ていて、話の主軸が見えてこなかったから、ぼやけた印象が残った作品です。 
沙織と卑弥呼の話を描きたいのか、沙織と春彦の話を描きたいのか・・・。 

結構、色々と詰め込まれてる映画ですよね、淡々としているわりには。 

雰囲気とかは好きなんですけど、感情的に盛り上がる部分ではいまひとつ・・・。

私が“プラトニック”なのが好きっていうのもありますが、沙織と春彦の関係は、特に釈然としませんでした。 
沙織が春彦に惹かれるのは判るけど(オダギリ君がセクシーだから。ゲイだと分かっていても惚れるでしょう・笑)、
春彦はなんで沙織を? なんで、キス?? う~ん。。。

まあ、百歩譲って、沙織に惹かれたことにしても、「次の日」のシーンは嫌だ。
あれは、無い方がより“切ない”映画になったと思うけど、ぶつかってみたかったんでしょうねぇ。
ぶち当たって、玉砕。 
とても不器用な人たちです。

でも、ぶつかることも出来ない、もっと不器用な人が好きだったりします。

(都合が良すぎるとは思いつつも) ようやく暖かな「居場所」を見つける最後のシーンは好きです。 
あそこで、ガツンとやられてしまいました。

ホームに悪さを働く少年たちの1人が、それとなく「ゲイ」かも・・・と思わせる辺りは、上手かったですね~。 

しかし春彦の 「これでしばらくは、ホームは安泰と・・・」 という台詞とか、なくてよかったのに・・・。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月11日 (火)

リンダ リンダ リンダ

Linda_linda_linda 変わり始める。 輝き始める。

■あらすじ■

文化祭前日にバンドが空中分解。 
文化祭への出場は決めたものの、ボーカルがいない! 
ひょんなキッカケから、韓国人留学生ソン(ペ・ドゥナ)をボーカルに据えることにして練習を始めるが・・・。

演奏するのは、ブルーハーツ!

(2005/日本) ★★★☆

-----------------------------

期待しすぎたかも・・・。 

って思ったのですが、家に帰って思い返すとなかなか良かったかもって、印象が変わりました(笑)。

青春モノ、学園モノって好きなんですけど、この映画では、「うわぁ~!!」って体中に感情が駆け巡ったりはしなくて、ちょっと、醒めてるような気がしたんです。
だけど、それが今どきっぽいのかな。 

印象に残っているのは、オープニングの「響子(前田亜季)が恵(香椎由宇)を探しにいく廊下」のシーン。 
望(関根史織)に会い、萠(湯川潮音)に会い、何かが始まる気がしてわくわくしました。

あとは、夜のバンド練習の時にブルーハーツの曲に乗って校舎が映されるところも、何故か印象に残りました。 

何気ない風景。 見慣れたはずの校舎。
生徒のいないひっそりした風景が、昼間と違う顔を見せる。
何十、何百と、数え切れない生徒の泣き笑いをしみこませた校舎を後にして、高校三年生の恵たちは卒業してゆくんだ。

文化祭というハレの舞台を前にした即席バンドの奮闘を、女の子の微妙な関係を通して上手く描かれてました。

ブルーハーツを演奏することになって、ボーカル探しを始める時に、
「萠はどう?」
「萠の声はブルーハーツじゃない」
っていう、やり取りがあります。

その萠ちゃんとやらは、どんな声なん?って気になったものですが、最後に萠ちゃんの歌声を聞いて納得。
確かに、ブルーハーツじゃない(笑)。 
しかし、すごいですね彼女。 
アカペラで、あの歌声!!

ソンちゃん役のペ・ドゥナは可愛かった。
ちょっと、トボけたところがあって、だけど一生懸命で。 
エンドクレジットでも彼女の歌声を聞いていたかったです。

香椎由宇は“目力”がすごいですね。
バンドの中心人物の役にマッチしてました。 

『手』がプレゼントされるシーンには、かなりビックリさせられたけど!
なのに、あんなオチなんて酷いやぃ(笑)!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月10日 (月)

ぼくのバラ色の人生

My_life_in_pink 男の子だって、乙女チックな格好が したぁ~い!

■あらすじ■ 

7歳のリュドヴィックは女の子の格好をするのが大好き。 
新しく引っ越してきたお祝いのパーティーにも、精一杯おめかしして登場する。
けれど、周りの反応は・・・。 

将来、女の子になったら好きな男の子と結婚したいと願うのだけど、僕は女の子には なれないの?

(1997/ベルギー・フランス・イギリス) ★★★★★

-----------------------------

うううっ! 可愛いっ!! 
乙女なリュド君に やられてしまった☆

ちなみにこの映画の中では、「性同一性障害」という言葉は出てきません。 
病名を付ければ、そうなるのでしょうが、これは女の子になりたいと切に願う、男の子のお話です。

日本のリカちゃん人形にあたる、パム人形なるものが出てきて、リュド君の乙女願望をファンタジーで包んで、イメージで見せてしまうところが可愛らしい。

無理解な大人たちに囲まれても、ひたすら女の子になることを願うリュド君。
それゆえ、混乱する大人たち。

ファンタジーっぽい部分もありながら、思いのほか、きちんと現実問題も描かれていました。

両親の動揺ぶりや、周囲の好奇のまなざしなど、立ち向かうべき事柄もしっかり提示されリアリティがある。 

始めは、可愛いいたずら程度に考えていた両親も、そのうち精神的な異常を疑い始めてしまう。  

リュド君は始めから最後まで、ただひたすらに女の子になることだけを夢見ているだけ。
なのに、それを振り回すのは理解できない大人たち。

常識に押し込め、型どおりにならないものを排除しようとする。

だけど同じじゃないといけないの?
普通じゃないといけないの?
誰にとって何が普通なの?

希望の持てるラストの終わり方も良かったです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月 8日 (土)

8月のクリスマス

Christmas_in_august 人を好きになること。
誰かを、愛おしく想うこと。
そんなステキな時間が流れている映画でした。

切ない映画でもあるけれど。

■あらすじ■ 

写真館で働く寿俊(山崎まさよし)は、葬式帰りのある日、近くの小学校の臨時教員・由紀子(関めぐみ)と知り合う。

(2005/日本) ★★★★

-----------------------------

オリジナルの韓国版「八月のクリスマス」は、だいぶ前に見たことがあります。

主演二人の佇まいが、あまりにも普通でビックリした印象が残っていますが、
内容はそんなに覚えていないので、幸い(?)特にリメイクで気になることもなかったです。

ただ、日本版「8月のクリスマス」でも、主演の二人の佇まいが素晴らしいですね。 
山崎さんは「声」が良くて、聞き惚れてしまいます。

友達 以上、恋人 未満。

積極的な恋愛をしないながらも、徐々に二人の距離が縮まっていく。 
そんな二人が、ほのぼの描かれていてステキでした。 

全編を通して、かなりのエピソードで二人一緒に登場するけれど、べたべたしてないからいい。

“ゆきちゃん=由紀子”は、感情がストレートで、割りと“寿俊”を振り回してましたよね。 
可愛いけど、やや強引。
でも憎めない。

そんなところが、ちょっと“小悪魔”的だなって思ったりしたのですが、男性からは“ゆきちゃん”は どのように見えたのか、ちょっと気になりますねぇ~。

ゆったり流れている時間がいいけど、やっぱり風景が関係しているのでしょうか。 
ロケの風景がステキなところばかりでした。 
写真館のシーンも いいけど、家のシーンも好きです。 
ちゃぶ台とか、スイカ。  
生活臭がよく出てた。 

そこでのお父さん(井川比佐志)がとても良かったです! 
何も言わないけど、それは冷たいからじゃなくて、優しすぎて何も言えないって言うのが、すごく伝わってきて切なくなった。 

寿俊の妹に西田尚美、友人に大倉孝二、元カノに戸田菜穂。 
出番は多くないけれど、それぞれ いい味を出してました。

エピソードを紡ぐ音楽に“ウクレレ”が使われていて、感傷的でないのも印象的。

「リメイク」なんてものじゃなく、別の作品として立派に成り立っていると思うけれど、やっぱり、オリジナルと見比べてみたくなってしまいました。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月 7日 (金)

さよなら、さよならハリウッド

Hollywood_ending ウディ・アレンに対して、交錯する思い。

■あらすじ■ 

今は落ち目の映画監督ヴァル(ウディ・アレン)に、ハリウッド大作の監督話が舞い込んで来る。 
作品のプロデューサーはヴァルの元妻エリー(ティア・レオーニ)。

監督を引き受けたものの、ヴァルは撮影前夜に目が見えなくなってしまうトラブルに見舞われ・・・。

(2002/アメリカ) ★★☆

-----------------------------

ウディ作品に対しての私の感想パターンは、「大絶賛されてる割には、そこまで楽しめない自分を発見してしまう」というもの。 

だから、見た直後は不満が残ってしまうのです。

もしかしなくてもウディ・アレンの作品は苦手なのかもしれません(笑)。
なのに気になって見ちゃうのはどうしてなのでしょう。 

「ギター弾きの恋」は好きなんだけどなぁ。。。
ウディが出演していない作品は好きなのかな?(笑)
時間を置いて、思い返すとそれなりに面白かった気もしてくるんだけどね。

で、今回の映画はハリウッドを思いっきり皮肉った作品!

盲目でも監督が務まる。 
それがハリウッド(笑)。

ちょっと、やりすぎじゃない?と思いつつも、台詞の応酬が笑いを誘う。 
特にバーでのエリーとのシーンは、さすがと思わせるウディ節が炸裂してました。 

でも、話が進むにつれ、着地点が見えなくなった。
それまで「元夫婦」「浮気」で笑いのネタをとっていたのに、失明した「ストレス」の原因に「息子」が出てくるのです。 

話の流れから大きく外れていったように感じました。 

伏線があれば まだ良かったけど、息子の登場が唐突にすぎました。
ストレス原因は、「元妻」と「浮気相手」の存在から、という方が自然な流れだったと思うのですが・・・。 

お約束のハッピーエンディングも、「付けたし」みたいで違和感が残る。
けれど、そんな都合が良すぎる展開こそが、ハリウッドに対する皮肉になっているってことなのかな。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月 6日 (木)

シティ・オブ・エンジェル

City_of_angels オリジナルは「ベルリン 天使の詩 」。

■あらすじ■ 

天使のセス(ニコラス・ケイジ)は、寿命が来た人の魂を天国に届けるのが仕事。 
人間に興味津々のセスは、今日も迎えに来た女の子に「一番好きなもの」を聞く。

ある日、いつものように病人を迎えに来たセス。 
そこで懸命に命を救おうとする医師マギー(メグ・ライアン)と出会い、強く惹かれる。

(1998/アメリカ) ★★★☆

-----------------------------

天使役はニコラス・ケイジ。
翼のない、黒のロングコート姿の天使像が、公開当時は話題だった気がします。

そしてメグは、パーマを当ててくるくるんとした髪型がとてもキュートで大好きです。

医者のマギーは患者を死なせたことに強い絶望感を持つ。
セスはそんなマギーに惹かれて、そっと近づく。
触れ合うことは出来ないけれど、寄り添うことでマギーを守り、暖め、救うかのよう。

決して交わることは出来ないのに、見えない力で引き寄せあうのは、互いに求めているものが同じだからなのかな。
マギーはセスを必要とし、セスはマギーを必要とする。

人間に姿を見られちゃいけないくせに、セスは何度もマギーの前に姿を現すから、“上”からお咎めがあったりしないのかと心配しちゃうわ(笑)。

朝焼けの海岸に集う天使の群像。
高層ビルを背景にした天使たちの会話。
図書館で聞き耳を立てている天使たち。

至るところで私たちの生活を見守っていてくれると思うと、ちょっぴり嬉しくなる。

しかし公開時に見た印象も、今回 見た印象も「ラストが微妙・・・」。   

ラブストーリーだけど、天使が愛する人のために永遠の命を捨てて「人間」になる。 
いわゆる、人間賛歌のお話でもあるんだよね。

セスがどこまで人間を肯定して決心したのか分からないので、本当にそれで良かったの?って気がしちゃう。
元には戻れないから、最後には肯定するしかないのだけれど。。。

いつかオリジナルの「ベルリン 天使の詩」を見てみようと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月 5日 (水)

39 刑法第三十九条

刑法第三十九条
【心神喪失者の行為は、罰しない。 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。】

■あらすじ■ 

雑司ヶ谷で夫婦が惨殺される事件が発生。 
劇団員の柴田真樹(堤真一)が逮捕されるが、まるで要領を得ない。 そこで精神鑑定が行われることになり、藤代教授(杉浦直樹)は多重人格症と診断するが、助手の小川香深(鈴木京香)は詐病を疑う。

(1999/日本) ★★★☆

--------------------------------

森田芳光監督作品。

猟奇殺人、心神耗弱ときて三十九条だと、やはり“多重(二重)人格モノ”を想定しました。 
それを、想定される上で話を作ってあるのでしょう。

堤真一が二重人格かどうかってのが、総論の的にはならない。 
もちもん裁判では、そこが勝負であり争点の的なんだけど。 

二重人格かどうかってところを、着地点にしなかったことで、かえって 「三十九条」 に一歩、踏み込んだ印象で良かったです。 

もう一つの事件と絡んで、意外な展開を見せました。

刑法第三十九条。
心神喪失者への減罰を認めることで、それが法の抜け穴になりはしないのかと
問題提起を投げかける。

題名そのまま、刑法第三十九条について考えさせられる映画でした。

堤真一の二重人格なりきりぶりは、白目が怖かったです(笑)。
鈴木京香の地味な感じも良かった。 

全体的に、登場人物はみんな、モソモソしゃべります。
いかにも劇画調の一切合財が取り払われて、地味な生活の一コマが活写されているのが新鮮に思えました。  

存在感の強い岸部一徳とか、地味に豪華なメンバーがいっぱい出演してます。 

好きなのは、香深の母親役の吉田日出子! 
雰囲気が可愛らしくてステキです。 ダメな母親ッぷりが さまになってました。
あんな、お母さんは嫌だけど(笑)。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月 4日 (火)

金城武

Takeshi Kaneshiro

  • 誕生日: 1973年 10月 11日
  • 出身: 台湾・台北
  • 父親は日本人、母親は台湾人。
  • 小・中学校は日本人学校、高校はアメリカンスクールに通う。
  • 日本語 ・ 英語 ・ 北京語 ・ 台湾語 ・ 広東語 が堪能。

主な出演作:

  • 「恋する惑星」(’94)
  • 「天使の涙」(’95) 
  • 「世界の涯てに」 
  • 「MISTY」(’97) 
  • 「初恋」 
  • 「暗黒街・若き英雄伝説」 
  • 「パラダイス」 
  • アンナ・マデリーナ」(’98) 
  • 「ニューヨーク・デイドリーム」 
  • 「不夜城 」
  • 「君のいた永遠」(’99)
  • 「スペース・トラベラーズ」(’00) 
  • ラベンダー
  • 「Returner/リターナー」(’02)
  • 「ターンレフト・ターンライト」(’03)
  • 「LOVERS」(’04)
  • ウィンター・ソング」(’05)
  • 傷だらけの男たち」(’06)
  • Sweet Rain 死神の精度」(’07)

公開待機作:

  • 「The Warlords」…日本公開は08年予定。 監督はピーター・チャン。 ジェットー・リー&アンディ・ラウと共演!!
  • 「レッドクリフ」…監督はジョン・ウー。 三国志の有名なエピソード“赤壁の戦い”をオールスターキャストで映画化。
  • 「Watting」…全米図書賞受賞作『待ち暮らし』の映画化。 共演はチャン・ツィイー。 監督はピーター・チャン。
  • 「K-20 怪人二十面相・伝」…舞台は1949年の架空の都市。 金城くんは二十面相に仕立て上げられる奇術師役。 共演は松たか子、仲村トオル。 ’08年12月に公開予定。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年10月 2日 (日)

シン・シティ

Sin_city 計算しつくされた映像美を堪能せよ。

モノトーンにパートカラーが新鮮で美しい。 
今までのコミックを映画化したものとは、大いに異なり、コミックの<完全映画化>を目指した意欲作。  

全編グリーンスクリーンにて撮影、あとからバックをはめ込んで作られたらしい。 

へぇ~って思っていたら、「スターウォーズ エピソードⅠⅡⅢ」も、そうだった。 
これからは、このような撮影方法が主流になっていくのでしょうか。
セットなんて いらなくなるの?

■あらすじ■ シン・シティを舞台にした、主に3つのオムニバス。

◆エピソード1・・・マーヴ(ミッキー・ローク)が目覚めると、一夜を共にしたゴールディーが死んでいた。 
濡れ衣を着せられ、犯人に仕立て上げられたマーヴは、ゴールディーの仇を討つため、復讐を誓う。 

他の出演者:ケビン(イライジャ・ウッド

◆エピソード2・・・ドワイト(クライヴ・オーウェン)は恋人シェリー(ブリタニー・マーフィ)に付きまとっている暴力男ジャッキー・ボーイ(ベニチオ・デル・トロ)を懲らしめる。 
しかし、ジャッキー・ボーイが娼婦街へ繰り出すや、不吉な予感に尾行を開始する。

他の出演者:ゲイル(ロザリオ・ドーソン)、ミホ(デヴォン青木)、ベッキー(アレクシス・ブレデル)、マヌート(マイケル・クラーク・ダンカン

◆エピソード3・・・刑事引退の日、ハーティガン(ブルース・ウィリス)は相棒ボブが止めるのも聞かずに、誘拐された少女ナンシー(ジェシカ・アルバ)を街の権力者の息子ロアークJr.(ニック・スタール)から助け出す。
しかし、ボブの裏切りにあい、ハーティガンが犯人にされてしまう。

オープニング&エンディングに顔を出すのは、ザ・マン(ジョシュ・ハートネット)。

(2005/アメリカ) ★★★★

-----------------------------

グロかった! 
私はグロいのは結構、平気(笑)。 
両手足がなかったり、生首とかダメな方はご注意下さい。

なかなか面白かったです! ストーリーや画面構成に引き込まれました。 

コミックのコマと同じ構図になるよう計算しつくされて作られた作品らしいのですが、見ていてスカッとするほどハマッてました。

出演者も自由自在。
それぞれ受け持ちのパートはあるものの、ドワイトはエピソード1に登場して次のエピソードの伏線と言うか、話の流れを作っている。
マーヴとケビンは3番目のエピソードにも顔を出す。
キャラクターが作品の中で交錯するから、いろんな楽しみ方が出来そうですね~。 

大絶賛と言いたいところだけど、モノローグが多すぎるのが気になった。
好みにもよるのでしょうが、ハードボイルドを目指すには「黙して語らず」が格好良いと思います。

さすがに3話目のハーティガンのエピソードの頃には、モノローグにも慣れてきたけど、この映画の男たちは雄弁ですね。

唯一、一言も話さないのはケビン。 
イライジャが無表情で怖いwww。

マーヴはかなり、作りこまれていました!
特殊メイクもすごいけど、肉体改造したのかな。 筋肉がすごい!
ムキムキだったー!!

私は筋肉に興味のない人間ですが、さすがに目を奪われました。
胸囲は何cmあったのだろう。 
私の2倍くらいありそう・・・。 もっと? 
“ばんそうこう”の位置まで原作に忠実なのには、恐れ入りました!

出てきた中でのお気に入りのキャラは、ジャッキー・ボーイ。 
好きとか、嫌いでなく、デル・トロが強烈な印象を残してました。 
かなり、マヌケだった(笑)。 
付け鼻でいつもの格好良さも半減してたけど、それを意に介さずに嬉々として演じているのが見ていて楽しかった☆ 

死体ドライブ~! 生首~! イエ~!(笑) 
あの最後じゃ、続編登場は無理だよね・・・。 残念~!

ドワイト役のクライブ・オーウェンは街の女たちの為に一肌脱ぐ、なかなかの男前ぶり。
しかし、あれれ・・・?
シェリーがいながらゲイルと復縁!? えっ、違うの? 
でも、キスとかしてますけど! 

ワルキューレな最後にも、シェリーが気になって仕方がなかった私です。
二股はダメだぞ!

日本刀使いのミホも印象的でしたけど、かわいい人が好きな私はベッキー役のアレクシス・ブレデルに注目してたよ。 
サファイア・ブルーの瞳が印象的で可愛かった。
でも、次回の出演はなさそうだ・・・。 

ジェシカ・アルバの若さはじけるフラッシュダンスはセクシー! 
ブルース・ウィリスとちゃんと釣り合いが取れてて不思議なカップリング。

キャラクターの個性もさることながら、作品のテイストも際立ってました。
続編にも期待してます。

| | コメント (0) | トラックバック (6)

2005年10月 1日 (土)

蝉しぐれ

Semi_shigure テーマは「無償の愛」と聞いたし、“純愛”いいじゃあないですか!
久し振りの時代劇を鑑賞。

■あらすじ■ 

文四郎(石田卓也)15歳の時、父親が謀反の罪で切腹を命ぜられる。  父はお家騒動の派閥争いに巻き込まれたのだ。
隣家のふく(佐津川愛美)に文四郎は淡い恋心を抱くも、ふく は江戸に奉公に出てしまう。 

年月が経ち、ふく(木村佳乃)は殿様の子を身ごもり、ひそかに帰省する。

(2005/日本) ★☆

-----------------------------

※以下【酷評・ネタバレあり】…未見の方は、ご注意ください。

構想に15年かけた割には、出来映えに反映されていると思えず・・・。 
細かいところが、やたら気になる映画でした。

「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」と比べると、かなり見劣りしちゃうかも・・・。  
レベルが違うのは、監督の差?

バストアップのショットが、かなり多用されていて、かなり辟易しました。 
月日の経過を表すための風景描写も 頻繁に登場し、しかもワンパターン。 
もう少し どうにかならなかったのかなぁ。

文四郎(市川染五郎)は木刀での試合で“幻想的な(?)技”を使う人に負けるけど、なんですかアレ。
しかも、その試合のあと、助言をしてくれる人までもが“その技”を使う!
簡単に会得できるの!? その人に弟子入りして、教えてもらえば?(笑)

一番の山場なのに屋敷での殺陣シーンは、ボロボロ・・・。
何度も敵に囲まれ、追い込まれてピンチになっているのに、次のシーンでは何故かまた普通に立ち回っているなんておかしい!
前後のつながりを完全に無視してるよ。 
役に立たない友人“ふかわりょう”とか、絶対、死んでるでしょう。

もう一人の友人“今田耕司”と併せて、大人になってからのパートは芸人を起用して何がしたかったのか・・・。 

緊迫した橋下の逃亡シーンも、コントみたいで全然、ドキドキハラハラしないのだ。 
しかも、この時の“ふく”の着物が白くて目立ちすぎ。 
黒の羽織でも上にかける配慮くらいほしいです。

さらによく分からないのは、“黒幕”と対峙するシーンのあと。 
折角、格好良く文四郎が渇を入れ、シーンが引き締まっているのに、意味なく画面に登場する “湯のみ人形”。 

何故、人形が・・・・・・(絶句)。
引き締まるシーンも、これじゃあ 引き締まんないよっ!

一体、黒幕はどうなったの? 
黒幕を裏切り、世継ぎを守った文四郎の立場は? 
後日談は語られないまま、数年後(?)の対面シーンに。 

そこで、驚愕の事実! 
文四郎、結婚してました。 子供も二人います。

そんなぁっ! 
“無償の愛”=“純愛”“プラトニック・ラブ”と、思い込んでいた私の勇み足? 
独身を貫き通してほしかったー。

酷評していますが、いいところも!

文四郎と ふく が 遺体を荷車で運ぶ、上り坂のシーン。 
子供時代を演じる 石田卓也 と 佐津川愛美 が健闘。 
とくに、佐津川愛美ちゃんは 愛らしかったです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年9月 | トップページ | 2005年11月 »