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2005年10月 1日 (土)

蝉しぐれ

Semi_shigure テーマは「無償の愛」と聞いたし、“純愛”いいじゃあないですか!
久し振りの時代劇を鑑賞。

■あらすじ■ 

文四郎(石田卓也)15歳の時、父親が謀反の罪で切腹を命ぜられる。  父はお家騒動の派閥争いに巻き込まれたのだ。
隣家のふく(佐津川愛美)に文四郎は淡い恋心を抱くも、ふく は江戸に奉公に出てしまう。 

年月が経ち、ふく(木村佳乃)は殿様の子を身ごもり、ひそかに帰省する。

(2005/日本) ★☆

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※以下【酷評・ネタバレあり】…未見の方は、ご注意ください。

構想に15年かけた割には、出来映えに反映されていると思えず・・・。 
細かいところが、やたら気になる映画でした。

「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」と比べると、かなり見劣りしちゃうかも・・・。  
レベルが違うのは、監督の差?

バストアップのショットが、かなり多用されていて、かなり辟易しました。 
月日の経過を表すための風景描写も 頻繁に登場し、しかもワンパターン。 
もう少し どうにかならなかったのかなぁ。

文四郎(市川染五郎)は木刀での試合で“幻想的な(?)技”を使う人に負けるけど、なんですかアレ。
しかも、その試合のあと、助言をしてくれる人までもが“その技”を使う!
簡単に会得できるの!? その人に弟子入りして、教えてもらえば?(笑)

一番の山場なのに屋敷での殺陣シーンは、ボロボロ・・・。
何度も敵に囲まれ、追い込まれてピンチになっているのに、次のシーンでは何故かまた普通に立ち回っているなんておかしい!
前後のつながりを完全に無視してるよ。 
役に立たない友人“ふかわりょう”とか、絶対、死んでるでしょう。

もう一人の友人“今田耕司”と併せて、大人になってからのパートは芸人を起用して何がしたかったのか・・・。 

緊迫した橋下の逃亡シーンも、コントみたいで全然、ドキドキハラハラしないのだ。 
しかも、この時の“ふく”の着物が白くて目立ちすぎ。 
黒の羽織でも上にかける配慮くらいほしいです。

さらによく分からないのは、“黒幕”と対峙するシーンのあと。 
折角、格好良く文四郎が渇を入れ、シーンが引き締まっているのに、意味なく画面に登場する “湯のみ人形”。 

何故、人形が・・・・・・(絶句)。
引き締まるシーンも、これじゃあ 引き締まんないよっ!

一体、黒幕はどうなったの? 
黒幕を裏切り、世継ぎを守った文四郎の立場は? 
後日談は語られないまま、数年後(?)の対面シーンに。 

そこで、驚愕の事実! 
文四郎、結婚してました。 子供も二人います。

そんなぁっ! 
“無償の愛”=“純愛”“プラトニック・ラブ”と、思い込んでいた私の勇み足? 
独身を貫き通してほしかったー。

酷評していますが、いいところも!

文四郎と ふく が 遺体を荷車で運ぶ、上り坂のシーン。 
子供時代を演じる 石田卓也 と 佐津川愛美 が健闘。 
とくに、佐津川愛美ちゃんは 愛らしかったです。

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