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2005年10月 5日 (水)

39 刑法第三十九条

刑法第三十九条
【心神喪失者の行為は、罰しない。 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。】

■あらすじ■ 

雑司ヶ谷で夫婦が惨殺される事件が発生。 
劇団員の柴田真樹(堤真一)が逮捕されるが、まるで要領を得ない。 そこで精神鑑定が行われることになり、藤代教授(杉浦直樹)は多重人格症と診断するが、助手の小川香深(鈴木京香)は詐病を疑う。

(1999/日本) ★★★☆

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森田芳光監督作品。

猟奇殺人、心神耗弱ときて三十九条だと、やはり“多重(二重)人格モノ”を想定しました。 
それを、想定される上で話を作ってあるのでしょう。

堤真一が二重人格かどうかってのが、総論の的にはならない。 
もちもん裁判では、そこが勝負であり争点の的なんだけど。 

二重人格かどうかってところを、着地点にしなかったことで、かえって 「三十九条」 に一歩、踏み込んだ印象で良かったです。 

もう一つの事件と絡んで、意外な展開を見せました。

刑法第三十九条。
心神喪失者への減罰を認めることで、それが法の抜け穴になりはしないのかと
問題提起を投げかける。

題名そのまま、刑法第三十九条について考えさせられる映画でした。

堤真一の二重人格なりきりぶりは、白目が怖かったです(笑)。
鈴木京香の地味な感じも良かった。 

全体的に、登場人物はみんな、モソモソしゃべります。
いかにも劇画調の一切合財が取り払われて、地味な生活の一コマが活写されているのが新鮮に思えました。  

存在感の強い岸部一徳とか、地味に豪華なメンバーがいっぱい出演してます。 

好きなのは、香深の母親役の吉田日出子! 
雰囲気が可愛らしくてステキです。 ダメな母親ッぷりが さまになってました。
あんな、お母さんは嫌だけど(笑)。 

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