エターナル★サンシャイン
俳優や監督には注目しても、脚本家に注目したことなんてあんまりない。
しかし「マルコヴィッチの穴」以来、チャーリー・カウフマンには大注目!
変わった作品が多いけど、「エターナル★サンシャイン」は何度も見たくなるような作品でした!
■あらすじ■
恋人クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)と喧嘩別れしてしまったジョエル(ジム・キャリー)。
仲直りをしようと思っていた矢先、クレメンタインはジョエルの記憶を消してしまったことを知る。
ショックを受けたジョエルは衝動的にクレメンタインの記憶を消そうとするが・・・。
(2004/アメリカ) ★★★★★
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ジム・キャリーって実は苦手な俳優さんなんですけど、今作のジム・キャリーはジム・キャリーじゃないみたい!
まるで、別人。
しかも黙っていたら、いい男じゃない!(笑)
ごめんね、いままで気付かなかったわ。
いつもの有り余るエネルギーを封印させただけでも、賞賛されるべきだと思うのですが、なかなかアカデミー賞には ノミネートすらされないよね。
私から個人的に“頑張ったで賞”をあげたい(笑)。
ダメ男が“ツボ”なこともあって、この映画の“ジョエル=ジム” を好きになってしまったんだけど、
何と言ってもこの映画で“きゅぅん”とくるのはストーリーが一回転して、始まりに戻るところ。
あぁ、そうか。
2度目の恋に落ちてたのか、と。
注目はケイト・ウィンスレットの髪の色です。 要チェック!
人を“好き”になる気持ちって、どうにもならないところがある。
好きになろうと思って好きになるわけじゃないし、いつの間にか恋に落ちてる。
それに、実は“好き”“嫌い”の判断は、脳の中の〈偏桃体〉という部分で決められているから、容易に好みが変わったりしないんだそうですよ。
似た人を好きになっちゃうのは仕方ないんですね。
嫌なら経験から学ぶしかない(笑)。
この映画を見て、元の木阿弥じゃないかって思う人もいるかもしれないけど、
私は記憶を消して後悔しているジョエルのもがきっぷりにクレメンタインへの愛を感じました。
付き合って、ケンカして、また付き合って・・・。
愛があるなら何度でもぶつかってみたらいいんじゃないかと思う。
少なくともパトリック(イライジャ・ウッド)と付き合うよりは健全でしょう(笑)。
受付嬢メアリーを演じたキルスティン・ダンストが、可愛かったです!
いつもこのくらい可愛いといいんだけど、映画によって落差があるよね、彼女。
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