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2005年11月30日 (水)

ポビーとディンガン

Pobby_and_dingan “目に見えないお友達”・・・

私は“現実的な子供”だったので(笑)、そのようなお友達はいなかったけれど、なんだか羨ましいですね!

欧米では5,6歳までは 割りと “イマジナリー・フレンド” と言って、ポピュラーに容認されているようです。

■あらすじ■

オーストラリアのクーパー・ペディに住む11歳のアシュモル(クリスチャン・ベイヤース)の悩みの種は、“ポビー”と“ディンガン”。

9歳の妹・ケリーアン(サファイヤ・ボイス)にしか見えないお友達。

ある日、ケリーアンは 「ポビーとディンガンがいなくなった!」 と騒ぎ出し、その日以来、体調を崩していく。

(2005/イギリス・オーストラリア) ★★★★

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アシュモルの住む町・クーパー・ペディは、宝石オパールの採掘地。 
オパールを掘り当てて一旗 揚げようと夢見る野心家の集まる町。

アシュモルの父親レックス(ヴィンス・コロシモ)も、そんな一人。

オパールの複雑なキラメキ。 

採掘場の突き抜ける青空と、小山に盛られた白い瓦礫。

舞台になる町・クーパー・ペディは不思議な町です。 

一面に広がる、砂漠の砂のように盛り上がった瓦礫の山々は、オパールを夢見た、夢の形跡。 

そして、オパールを求め、採掘は続く・・・。

埋まっているかもしれない不確かなものを求める町の人々。

他人には見えない確かな友達を持つケリーアン。

「ない」けどある。 「ある」けどない。 

なんだかややこしいけれど、実はシンプル。 
信じれば存在する。

「ない」ものを信じ、妹のため奮闘するアシュモル。

子供の無邪気さからとは言え、些細なことで深刻な事態に発展し、孤立化する家族の絆をつなぐアシュモル。 

アシュモルの姿が健気で、心打たれました。

それまでの不協和音を払拭すような、家族4人のラストシーンに光がさして、じんわり心に染み込みます。

原題も 「Pobby And Dingan」 だろうと思っていたのですが、「Opal Dream」だそうです。 

1度も姿を見せないポビーとディンガンだけど、映画の中での存在感は、かなりのもの。

「ポビーとディンガン」という題名の方が好きだけど、「オパール ドリーム」も素敵な題名ですね。

実は原作には、オパールが見せた夢の続きがあるそうです。 映画の“その後”を知って、ちょっと衝撃を受けた。。。

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