プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角
と言うと、思い出されるのは「嶽本野ばら」ですが、「嶽本野ばら」の場合の武装は“ブランド服”ですよね。
「プリティ・イン・ピンク」の場合は、武装って言うより個性なんですが、“リメイク(手作り)”が基本です。
元の素材が安そうなので、親しみを感じてしまいます(笑)。
■あらすじ■
下町から通うアンディ(モリー・リングウォルド)が密かに憧れているのは、大富豪の御曹司ブレーン(アンドリュー・マッカシー)。
アンディに想いをよせるダッキー(ジョン・クライヤー)は、身分違いの恋だと忠告するが・・・。
(1986/アメリカ) ★★★★★
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乙女の願望をいっぱい詰め込んで 出来ている作品だと思う~!
少女マンガ的ですが、見事にツボにハマってしまうんだよね。
私が好きなのは「ダッキー」!!
いい奴だよね!
芸達者で面白くて、アンディが大好きって言うのが伝わってきて、応援したくなってしまいます!
ダッキーびいきゆえに、ラストに異論の余地はありますが(笑)、仕方ない。
ひたむきにアンディに好き好き光線を送り続けて、さらりとかわされ続けるダッキー。
ダッキーの知らぬ間にアンディはブレーンと恋仲に・・・!
主人公のアンディを演じるモリー・リングウォルドは、美人じゃないけど可愛い!
モリーは当時、ティーンのアイドルだったとか・・・。
今で言うと誰になるのでしょうか。
お坊ちゃまと下町育ちの身分違いを気に病むアンディは、本当に庶民的な感覚の持ち主だから、等身大のヒロインに自分の感覚を重ねやすい。
そんな2人を不愉快に見つめる、ブレーンの友人ステッフ(ジェームズ・スペイダー)。
ジェームズ・スペイダーのあの冷徹な瞳には、いつもクギづけになってしまう。
今回はちょっと、ホストみたいな高校生です(笑)。
この映画のストーリーの核にあるのが「プロム(卒業パーティー)」。
日本にはなくて良かったぁ~(笑)。
だって、やっぱり、誰からも誘われなかったら悲しいもんね!
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