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2005年12月21日 (水)

ロード・オブ・ウォー 史上最強の武器商人と呼ばれた男

Lord_of_war “誰”の為の〈必要悪〉?

身近に“銃”の存在は無いと思いながらも、いつ、どこで、銃撃事件が起こってもおかしくないような世の中。
武器の数は、このまま増え続けるの? 

武器商人の実態を描いた骨太・社会派映画。

■あらすじ■

ユーリー・オルロフ(ニコラス・ケイジ)は幼少期に崩壊以前のソビエト連邦ウクライナからアメリカに移住。
儲からない家業のレストランを見限り 武器売買を始め、渋る 弟のヴィタリー(ジャレッド・レト)を説得し、事業を拡大。 

次第に商才を現すユーリーに、インターポール(国際刑事警察機構)のジャック・バレンタイン(イーサン・ホーク)の粘り強い捜査が待ち受ける。 

(2005/アメリカ) ★★★★

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この映画にアメリカ資本は入ってないらしい・・・。
やっぱりと言うか、なんと言うか。

実の黒幕は「アメリカ合衆国」です、と言っているようなものだものね。

武器売買の仕組みを100%理解できたかどうかは疑わしいですが、知らないことだらけでした。

そもそもの販売商品の武器は、製造から始めるのではなく横流し!

そんな武器売買の攻防もみどころでしたが、“死の商人”と言われるまでになったユーリー・オルロフの人間像も興味深かったです。 

感情を殺すこと。 
たとえ目の前で起きても、殺戮事件には関わらない。 
自分とは関係ないのだ。

そんなユーリーに比べてヴィタリーは“人間的”過ぎたのでしょう。 

弱い心を“麻薬”で隠し、どんどんダメになっていく姿をみて、ユーリーが引き込まなかったら・・・と思わずにいられませんでしたが、それゆえユーリーの冷徹さが引き立ってました。

ニコラスも、さすがの演技力でユーリーを演じてます。
妻エヴァ(ブリジット・モイナハン)の良き夫としての家庭人と、裏の顔。 

スーツケースを5個用意したり、船名変更はお手の物・・・。
実際に武器商人から取材をしたエピソードがいくつも使われているそうです。

ユーリーの商売敵シメオン・ワイズを演じているのはイアン・ホルム
インパクトの強さではバプティスト将軍がピカイチ。

イーサンはだんだん、しょぼくれてきているのが気にかかります・・・。 
額にしわが・・・。 いや、スクリーンで見ることが出来ただけでもいいです。 

オープニングの弾薬の製造から輸送までの映像や、飛行機が一日かけて解体される様は圧巻でした。

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投稿: 日本インターネット映画大賞 in ブログ | 2005年12月25日 (日) 17時30分

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