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2006年1月31日 (火)

フライトプラン

Flightplan いざと言う時の存在証明。

■あらすじ■

突然の夫の死によって、悲しみに打ちひしがれた航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)は、6歳の娘ジュリアと共に帰国の途に向っていた。

乗り込んだ飛行機は、偶然にもカイルの設計した最新型ジェット機。

高度1万メートル上空、カイルが眠り込んでいる間にジュリアが忽然といなくなる。

(2005/アメリカ) ★★☆

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【注意:ネタバレあり】 ※未見の方はご注意ください。

いなくなった娘を取り戻す母親。
しかし、その娘の存在自体を疑われて・・・どこかで見たような話。

えーと、これは・・・「フォーガットン」ですね!

「フォーガットン」では、禁じ手○○○○○が出てきてしまいましたが、「フライトプラン」はトリックで真っ向(?)勝負。

でも結構、カイルの行動に頼っている部分が大きくて、すぐに破綻しそう。

情緒不安定な母親をジョディが熱演。 

でも、興奮状態の人間はちょっと、怖い。

密室の中、酸素マスクは降りてくるわ、わめく、走る、暴れる・・・見えないところで他人の車のフロントガラスを破壊。 
終いには、緊急着陸という自体にまで発展。

一緒には乗り合わせたくないですね(笑)。

この手の話は、どこで「犯人が誰か判明する」かがポイントになりそうですが、個人的にはカイルが判った時に観客も気付く、と言うのが希望です。

だから、ちょっと早すぎた気もします。
怪しいぞ、と思っているうちに(観客に)バラしちゃうんだもん。

バレても駆け引きなんかで面白くなるのかと思えば、そうでもないし・・・。 
後半の展開が、いまひとつでした。 

母は強しで カイルが強いって言うより、足を怪我しちゃったり 急に犯人がマヌケになる。

一目で爆薬の量を見抜き 退避したカイルも凄いんですが、爆薬をケチった犯人もセコイ(笑)。

たしかに、脅しに使うには少量の爆薬で充分でしょうけど、もっと、飛行機全部が吹っ飛ぶのかと思ってました。 

そこで、犯人を殺しちゃうのにもビックリでしたけど。 
やっぱり、ハイジャックに対するアメリカの強行姿勢の表れなんでしょうか。

アラブ人犯人説も出てくるしね。 

それに、ショーン・ビーン機長はカイルに謝罪するシーンがあるのに、カイルはアラブ人に謝罪しないんだよね。 

アメリカの根強いアラブ不信を感じてしまいました。

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2006年1月30日 (月)

B型の彼氏

My_boyfriend_is_type_b 言われたい放題、B型男子。

■あらすじ■

運命の出会いを信じる小心者のA型・女子大生ハミ(ハン・ジヘ)は、ある間違いメールがキッカケで、ヨンビン(イ・ドンゴン)と偶然に出会う。

ハミと一緒に同居している従姉のチェヨン(シン・イ)は、A型女の敵はB型男だと言い切り、ヨンビンとの付き合いをやめるように忠告するが・・・。

(2005/韓国) ★★☆

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知り合いに似たような傍若無人なB型男子がいる人は結構、映画に納得しちゃうかも!?

でも、いくらなんでもここまでヒドイ人はなかなかいそうにないけどね(笑)。

実際にいても、私だったら近寄りません!

格好だけ良くても、中身と波長が大事です!!

そんなわけで この「B型の彼氏」、面白いんだけどやりすぎ(笑)。 

ヨンビンの数々の非常識行為も笑って済ませてましたが、最後に彼女を友達に売っちゃうところでかなり失望しました・・・。 

私は指輪なんかで騙されないぞ! 

それにしても自分さえ良ければいいと言う、完全自己中男を演じているイ・ドンゴンは、そこそこ男前なんだけど、
ヒロインのハミを演じているハン・ジヘはスタイルはいいけど普通っぽい女優さんですね。

親近感は湧くけど(笑)。

でも、実はスーパーモデルらしいです。
何故か、納得するのではなく、驚いてしまう。

一緒にいると性格や趣味が似てきたりすることってあるよね。
映画のラストでは、A型彼女の性格がB型に感化されてて、上手いと思いました。

従姉のチェヨンには、一体どんなB型のトラウマがあるのか知りたかったなぁ

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2006年1月29日 (日)

博士の愛した数式

Hakase_no_aisita_suushiki 博士が編み出したステキな人付き合い。

■あらすじ■

10年前に遭った交通事故で、天才数学者の「博士(寺尾聰)」は記憶が80分しかもたない。 

その博士のもとで働くことになった家政婦の杏子(深津絵里)と、幼い頃から母子2人で生きてきた10歳の息子(斉藤隆成)。 

博士は息子をルート(√)と呼んで、可愛がる。 

(2005/日本) ★★

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数学の楽しさ、数式の美しさ、数字の神秘。 
博士の数学に対する愛情がひしひしと伝わってくる作品ですね。

何気ない日常の愛おしさが、画面から溢れて、ステキな時間が流れていました。

博士と家政婦・杏子のやり取りが自然で、慈しみに溢れていて、雰囲気が良かったですね。 

対して、博士の義姉(浅丘ルリ子)のパートが少しおざなりに感じました。

義姉の義弟に対する想い、と言うよりも 義弟の「博士」の気持ちがどこを向いているのか、判らなかったんです。

昨日までは義姉と愛憎関係にあったのに、今日はそ知らぬ顔で家政婦と穏やかに暮らす・・・。 

そのギャップが埋まらなかった。
一体、博士の頭の中はどうなっているのだろう。

野球の練習で転んだルートと、それを悔やむ博士って言うのも、80分内の出来事?

急に紙とペンを取るから、記憶が切れたのかと思ってしまったりして、私の興味は博士の「80分」にばかり向いてしまったようです。

10分間しか記憶が持たない男の映画、「メメント」の方が私には向いているみたい。

「疾走」でも 思ったんだけど、子役がダメな邦画って多いですね。 
子役が上手いと「おっ!」っと、ポイントが高くなるんだけどな。

大人になったルート(吉岡秀隆)に雰囲気は似てるんだけど、それだけじゃダメだよ。

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2006年1月28日 (土)

輪廻

ホラーじゃなくて、オカルト?

■あらすじ■

35年前の観光地のホテルで起こった無差別殺人。 
狂気に取り付かれた大学教授が、宿泊客、従業員あわせて11人を惨殺した。

その事件を「記憶」と題し、映画化しようとする監督・松村(椎名桔平)は、若手女優の杉浦渚(優香)をヒロインに抜擢する。

しかし、撮影が近づくにつれて、渚は不気味な夢や幻影を見るようになる。

一方、不可解な夢に悩まされてきた大学生の弥生(香里奈)は、霊感の強い少女の助けを借り、夢の調査を始める。

(2005/日本) ★

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「前世」のことより、「来世」に興味がある。
生まれ変わったら、何になるのか。

よく、「前世」での行いが悪かったからバチが当たった、とか言うけれど、どうしようもないもの。 「前世」の行いなんて。

でも、だから、「極楽浄土」の信仰が生まれるのだろうけれど。

極楽に行く為には、現世で功を積まなきゃいけないのだ。

その辺の、輪廻転生とか、生まれ変わりとか、興味はあるけど詳しく知らない部分で、この映画はいまひとつハマれなかった。

どこか、スッキリしないのだ。

オーディションで不思議ちゃんを落とした理由も判らないし、そもそも、映画化を決意した動機や、どうして35年後の今なのか、明確な理由が欲しい。

成仏できずにさまよっている魂は、生まれ変われるのかも疑問だし、さまよっている魂と生まれ変わった人間は別物なの? 

さまよっているのは魂ではなく、怨念、それこそ呪怨なんだろうか。 とかとか。

それに、8mmフィルムが布団から出てくるのも おかしいし、まして、その映像がぶれてないのも変だ。 念写した?(笑) 

疑問符がいっぱい。

一番の謎は、渚にまとわり付く子供。 
なんで、そんなに執着するのだろう。 
呪いこそすれ、一緒にいたいという動機がよく判りません。

ホラー・・・なんだろうけど、途中からはゾンビ映画みたいでした。

犯人は○○!と言うのも、察しが付いてしまい、アイデアだけで勝負したなら、恐怖映像が弱すぎたかも。 

「輪廻」と言う題材を生かしきれなかったように思います。

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2006年1月27日 (金)

プライドと偏見

Pride_and_prejudice プライドからくる偏見。

■あらすじ■

18世紀末のイギリス。 
女性には相続権がないため、5人姉妹がいるベネット家は父親(ドナルド・サザーランド)が亡くなれば、家と土地を失い路頭に迷うことになる。 

母親(ブレンダ・ブレッシン)は娘たちを資産家と結婚させようと躍起だが、ある日、ベネット家の隣に 大富豪ビングリー(サイモン・ウッズ)が引っ越してくる。

舞踏会の夜、次女のエリザベス(キーラ・ナイトレイ)は ビングリーの親友で気位の高いダーシー(マシュー・マクファディン)が自分を侮辱する言葉を聴き 反感を抱く。

(2005/イギリス) ★★★★

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Mr.ダーシーはコリン・ファースの当たり役だけど、今回の映画ではキーラとは釣り合いが取れないものね。

そんなところにやって来た、マシュー・マクファディンは大変だったかもしれないけど、全然、知らない俳優さんだったので、それが返って良かったです。
先入観なく、見ることが出来ました。

ウィッカム役のルパート・フレンドはオーランド・ブルームに 似てるね! 

ジェナ・マーロンが15歳の末娘を演じているのにも驚き。 
違和感はないけど、今、いくつなったんだろう~。  

結婚が全て、結婚しなくちゃ生きていけない。 
そんな時代の中で、自分の言葉を持ち、すっと立っているエリザベスの姿がステキです。

意志の強さゆえに、意固地にもなりやすい頑固者。 
周りに迎合しないで生きるエリザベスは、かなり変わった娘だったのかも。

長女と三女は大人しいのに、対照的なのが母親と、四女、末娘。
時代に身を任せ、目の前のことにしか関心が持てない愚かさを体現。 

きゃあきゃあ とうるさい騒がしさと、物静かな静謐の時間の対比。

次女のエリザベスは、静かなグループに属してはいるけれど、内には激しい感情を持っている。 
突然の通り雨や崖に立って風を受けるシーンがよくエリザベスの気性を現しています。

誤解と偏見、小さなプライドが邪魔をして、真実を曇らせる。

晴れたら、きっと、虹がかかる。

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2006年1月26日 (木)

男たちの大和 YAMATO

当時、世界最大の戦艦だった、戦艦大和の撃沈・・・。

■あらすじ■

2005年4月、老漁師の神尾(仲代達矢)は内田(鈴木京香)と名乗る女性に乞われ、戦艦大和が沈んだ場所まで船を出す。

神尾の胸に、60年前の出来事が鮮やかに蘇える。 

昭和19年、春。 
神尾(松山ケンイチ)ら特別年少兵たちが戦艦大和に乗艦する。
烹炊所班長の森脇(反町隆史)や機銃射手の内田(中村獅童)に助けられながら、艦内での厳しい訓練に当たる。

初の実戦となった、レイテ沖海戦で連合艦隊は事実上壊滅。 

昭和20年4月、船員たちに最後の上陸が許され、それぞれが、家族に、恋人に、別れを告げる。

(2005/日本) ★★★

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見終えた時は、知らなかった事実や知識を詰め込まれて、重量感があったのだけど、私の浅薄な知識では血となり肉とならずに スカスカと抜け落ち、後には疑問だけが残ったのでした。

なんで、内田さんは生きてたんですか? 
森脇さんは折角、助かったのに、内田さんを助けに行って、死んでしまったのでしょうか?

この森脇さんと内田さんは いい味 出てましたが、少し 人物像の掘り下げが浅く感じました。 
もっと、詳しく知りたかったけど、年少兵からの視点だから仕方ないのかな?

男ばかりが出てくる映画なので、女優陣が印象的です。 

神尾の母(白石加代子)と、同級生の妙子(蒼井優)。 
牡丹餅のお母さん(高畑淳子)。 
西くんのお母さん(余貴美子)。 

それぞれ、別れのエピソードは結構、胸に迫ります。 

しかし、何故か内田の恋人の芸者、寺島しのぶ は浮いてました・・・。 
“演技”が じゃなくて、“かつら”が!
似合ってないのか、頭に合っていないのか・・・あまりに変で気になりました。

中村獅童とも、釣り合いが取れていないように感じたし・・・。

現代のパートでは、敦役の池波壮亮君が良かった!
「ラスト・サムライ(小雪の息子役)」でも好演していましたが、本当にすごい!
大物になる予感がするねっ☆

戦艦のセットや戦闘シーンは、思っていたより凄くなかったけど、最後の戦いは、悲壮感があって、コテンパンに打ちのめされていく様は 悲しくなるほどでした。 

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2006年1月25日 (水)

レジェンド・オブ・ゾロ

Legend_of_zorro ハデハデ アクション!

■あらすじ■

1850年、アメリカの31番目の州になろうとしているカリフォルニア。

“ゾロ”として活躍するアレハンドロ・デラ・ベガ(アントニオ・バンデラス)は愛する妻エレナ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と息子ホアキン(アドリアン・アロンソ)の為、“ゾロ引退”を決意していた。

しかし、 カリフォルニアが無事にアメリカ合衆国に承認されるまでは“ゾロ”として見守ると言い出し、エレナを激怒させ 家から追い出されてしまう。

3ヵ月後、アルマン伯爵のパートナーとして着飾ったエレナを目の当たりにしたアレハンドロは憤慨するが・・・。

(2005/アメリカ) ★★

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バンデラスとキャサ・ゼタの息もピッタリ☆絶妙のコンビネーション。

2人ともアクションも頑張ってましたが、やっぱりセリフの応酬が貫禄モノです(笑)。 

カメラ前に落ちるアクションなどは迫力が出てました。 

でも、ストーリーでは いまひとつ。 先が読めちゃう・・・。
安心展開がハリウッド印ってことで、ストーリーに期待しちゃいけなかったんだった。

オスカー俳優のキャサ・ゼタに犬に追いかけられる演技をさせたり、楽しんで作っている雰囲気は充分、伝わってきました。

それに子役の アドリアン・アロンソ君が上手かった! 
アクションコメディのツボを押さえた演技。 

次回作があるなら、この子を主役に(笑)。 

馬のトルネードの演技も笑ってしまいました~。
煙草スパスパ、酒はガブガブ・・・バンデラスを食う演技だった!

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2006年1月24日 (火)

スタンドアップ

North_country アメリカの「セクハラ集団訴訟」第一号が、この作品のモデルだそうです。
裁判の結審が1998年という事実にも驚き・・・。

■あらすじ■

1989年。
ジョージー・エイムス(シャーリーズ・セロン)は暴力夫に見切りをつけて、2人の子供と故郷・ミネソタに帰る。
しかし、10代でシングルマザーになったジョージーに向けられる周囲の冷たい視線、娘を理解しようとしない父親(リチャード・ジェンキンス)、反抗的な態度をとる息子サミーに、思うようには いかない。

生活のため男の職場である、鉱山で働くことを選んだジョージーを待っていたのは、過酷な労働と 度を越えた嫌がらせだった。

(2005/アメリカ) ★★★★

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デリケートなアプローチ。

暴力亭主のエピソードを取っても、肝心の暴力場面を描写しないで表現されていました。

鉱山での嫌がらせでも、さりげなく男性陣の中に「いい人」も紛れていたりして、繊細な配慮を感じます。

やっぱり、実際の出来事からそれほどに時が経っていないことが関係しているのかもしれません。

物語の核になるのは、鉱山での悪質な嫌がらせを裁判に訴え出ることですが、裁判と言う 公の場に出たことで、ジョージー自身の秘密までもが暴かれていく。

アバズレとレッテルを貼られてしまうようになった、根幹の部分。 
長男の出生の秘密・・・。

ジョージーと父親の関係。 ジョージーと息子の関係。

親子関係でも、この映画は見所があります。 

旦那さんって奥さんに出て行かれちゃうのが、やっぱり一番 堪えるんですね~。 
普段は控えめなお母さん(シシー・スペイセク)も、良かったです。 

ジョージーの友人、グローリー(フランシス・マクドーマンド)とカイル(ショーン・ビーン)夫妻の支え合って暮らしている様もステキだった。

サミーが家出をして向う先が、カイルのところだということも、興味深いですね。
どこか父性的なものを求めているのが表現されてて。

それにしても、悪者じゃないショーン・ビーンは新鮮でした(笑)。

個人的には不器用な弁護士ビル(ウディ・ハレルソン)が好きだったので、もう少し描き込んで欲しかった!

惜しまれるのは、裁判と実際の出来事が 断片的にぶつぶつ切れるので、気持ちもぷつりと切れがちなこと・・・。

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2006年1月23日 (月)

ALWAYS 三丁目の夕日

Always 昭和新発見!

■あらすじ■

昭和33年。
東京タワーが完成するこの年、下町の自動車修理工場・鈴木オートに、東北からの集団就職で星野六子(堀北真希)がやって来る。
社長の則文(堤真一)と妻・トモエ(薬師丸ひろ子)、息子の一平(小清水一揮)は歓迎するが・・・。

一方、鈴木オートのお向かいにある駄菓子屋の店主・茶川竜之介(吉岡秀隆)は、しがない小説家。 
飲み屋のヒロミ(小雪)から、引き取り手のない少年・淳之介(須賀健太)を押し付けられてしまう。

(2005/日本) ★★★★☆

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噂に聞いていた、TVカバー! おおっ、これがっ!

氷を入れてた、保冷庫。 へぇ~!

TV、洗濯機、冷蔵庫が3種の神器だった時代・・・。 

今は、電子レンジ、エアコン、食器洗い機なんでしたっけ? 
便利な世の中になりましたよね。 今やネットで世界中の人とコミュニケイト。 

けれど、人と人の間にしか生まれない ふれあいや あたたかさってある。 
いくら沢山のモノに囲まれて暮らしても、それで豊かだとは言えないのだ。

ネットでは、せめて豊かな言葉で交流を暖めたいです(笑)。

そして! 
日本のVFX特撮はしょぼい・・・と言う先入観があったのですが、なかなかの出来! 
やれば出来るじゃん!(笑)

俳優人では、人情下町の頑固オヤジ・堤さんが良かったです♪ 

子役の子達も、なかなかの健闘。 

小日向文世さんは好きなんですけど、社長さんより コンビニの店長(by 銀のエンゼル)の方が似合います(笑)。 

映画館から出たら、やけに夕日がまぶしかった。

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2006年1月21日 (土)

THE 有頂天ホテル

The_uchouten_hotel お正月に福袋は買いましたか?
え、買ってない? 
では、こちらを是非、ご鑑賞ください。
豪華出演者による華麗な共演をご覧にいれます。 

今、ご覧戴くと、もれなく“初笑い”も付いてきます。

■あらすじ■

大晦日のカウントダウンパーティーを2時間後に控えた、ホテルアバンティ。
副支配人・新堂(役所広司)は元妻(原田美枝子)に再会して、つい見栄を張ってしまう。

歌手の夢を諦めたベルボーイ・憲二(香取慎吾)の前には、幼なじみのなおみ(麻生久美子)が現れる。 

汚職国会議員・武藤田(佐藤浩市)の滞在を知った記者たちがホテルに押しかけ、その元愛人だったハナ(松たかこ)は客室係として働いている。 

コールガール(篠原涼子)はホテルを闊歩し、アヒルのダブダブは逃げ出す。

次々とトラブルに見舞われる中、無事に年越しを迎えることができるのか?

(2005/日本) ★★★★

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ものすごい人数の出演者をちゃんと見せ場を作って、演出していることがすごい・・・!

誰が主人公ってことはないけど、ホテルが舞台なのでホテルマンの新堂さんに注目してました。 

元奥さんの手前、大見栄を切る新堂・副支配人。
普段は生真面目なのに、奥さんの前だと豹変するのが可笑しい。

役所さんと原田美枝子氏の掛け合いだけは、場の空気が違って見えました。 ドラマっぽいていうか・・・。 

コメディでは、バラバラになったギター、バンダナ、お守りの人形がまた戻ってくるって言うのが好きです。 上手いなぁ。 

迷子になっちゃう総支配人(伊藤四朗)のエピソードや、“あること”でケンカしているカップル(川平慈英堀内敬子)のエピソードも面白かった。 

脇役って言ったら失礼かもしれないけど、本当に細かいところまで気を配って作っている意気込みを感じました。

松たかこには、啖呵を切らせてみたり、説得させてみたりと、感傷的なエピソードも多かったけど、元々 演技は上手い女優さんなので問題にならなかったし、配役の勝利(?)なんでしょうか。

筆耕係というものがあるなんて知らなかったけど、そこに(ヅラを被らせて)オダギリジョーを当てるのもすごいと思うし! 

売れない歌手・桜チェリー(YOU)が歌う曲もステキでした♪ 

ここまで ぎっちり、みっちり、サービスして貰えると、なんともお得感があるよね!
唯一、麻生久美子は中途半端なような浮いてるようなで、微妙でしたが・・・。

あ、ちなみに、福袋。 私は買いませんでした(笑)。

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2006年1月20日 (金)

あらしのよるに

Arashi_no_yoruni 食うものと食われるもの。
ヤギとオオカミの友情は成立するのか?

■あらすじ■

ある嵐の夜、仲間とはぐれたヤギのメイ(声:成宮寛貴)は山小屋で雨風をしのいでいた。 
そこに、同じように嵐をしのぐためにオオカミのガブ(声:中村獅童)が入ってくる。

暗闇の中、鼻も利かず、お互いの正体が判らないまま話をするうち友情を深めた2匹。 
次の日、「あらしのよるに」を合言葉に再会を約束する。

(2005/日本) ★★★

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結構、ムヅカシイ危うい関係な2匹。 

本能をどれだけコントロール出来るのか、わからないです。
まして“食欲”をコントロールするのは かなり困難ですね。

メイも内心、恐怖と格闘していたのかもしれないけど、のほほんとしたキャラクターなこともあって、そんな素振りは微塵も見せない。 

でも、どこか「いつ食べられてもいい」って思っているところがあって、おおよそ山羊らしくないヤギです。 

それにしても、肉食のガブは大変だなぁと、ガブの強靭な意志の強さに感服します。 
ガブッといっちゃば楽なのに、こちらもまた、狼らしからぬオオカミなのです。

薄い刃の上を歩く2匹。

これは、本当に見る人によって、見え方、捉え方は十人十色でしょう。

私は、素性の知れない相手と仲良くなるのは、ネットでのやり取りを思い起こさせ、群れから追い出され、手に手を取っての逃避行は、駆け落ちみたいに見えました。

理想郷には憧れるけど、そこには苦難の末にしか辿り着けないのだ。

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2006年1月19日 (木)

銀色の髪のアギト

Gin_iro_no_kami_no_agito どこかで見た懐かしさに捕らわれる。

■あらすじ■

今から300年後の未来。
過去の遺伝子操作の失敗から、森は人を襲う凶暴な生き物となっていた。

森と共に生きる道を選んだ中立都市で暮らす少年アギト(声:勝地涼)は、カプセルで眠っていた少女トゥーラ(声:宮崎あおい)と出会う。

(2005/日本) ★★☆

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以前にも「眠りから目覚めた人=シュナック」がいたというのに、何故、トゥーラは発見されなかったのか。

線路はどの程度、世界に張り巡らされているのか。

森の子供の正体は?

などなど、多少の疑問が頭をかすめるものの、物語世界の設定がしっかりしていたから わりとすんなり映画の世界に入っていけました。

日本のアニメーションを見るのは久し振りだったので、アギト、カイン、ミンカのキャラクターが懐かしかったです。
かなり王道な分かりやすいキャラ設定。

環境問題を問うには、工業都市や軍事国家ラグナの情報がもう少し欲しかったです。 
環境汚染のテーマも避けては通れないし、さりげなく描写されているだけでも、作品の質が上がったと思うけど・・・。

シュナックの監視役の少佐が、女なのだと後半でやっと判ったんですけど(ずっと、男だと思ってました)、「風の谷のナウシカ」のクシャナを思い出しました。

戦闘機に乗って指揮を執るところなんて、そっくりだ~。

健闘してるけど、完成度の高さでは「風の谷のナウシカ」には及ばないので、別のアプローチが必要です。

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2006年1月18日 (水)

チキン・リトル

Chiken_little 最近、信頼関係の築けない映画を立て続けに見ている。

まさか、ディズニーの鳥映画もそうだったなんて、思いもしなかったよ。

■あらすじ■

父親に認めてもらいたいと思っているけど、過去の失敗から何をやっても上手くいかないチキン・リトル。 

ある晩、空から不思議な物体が降ってきて・・・!?

(2005/アメリカ) ★☆

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ディズニーなのに・・・。 

子供たちは これでも楽しめるかもしれないけど、私は結構、気になるところが多かったです。

徹底的にダメな奴の烙印を押されてしまうチキン・リトルと、話を取り合わない父親。 

教師はクラスメイトを侮辱し、人気者チームと そうでないものチームに差別・・・。

ディズニーとしては挑戦的ですけど、方向が間違ってません? 

最初の導入でチキン・リトルは“へま”をするけど、本当はどうなのか観客にも判らない。 

本当に“空”が落ちてきたのかもしれないし、“オオカミ少年”かもしれない。

見ているほうとしては、チキン・リトルの言葉を信じるしかないんだけど、そこで味方になってあげられなかった。

観客だけは味方にしたオープニングのほうが良かった気がするな。

エイリアンのデザインもビックリするくらい可愛くないし・・・(手抜きかと思った)。 キャラクタービジネスを得意とするディズニーらしくないなぁ。

「誰でもヒーローになれる」という、結論ありきで作ったのは分かるけど、父子家庭の親子事情の方が気になった。

家族写真から推定して(チキン・リトルが“ひよこ”じゃなかったから)母親が亡くなったのはそう遠くない話。 だとするとお父さんは、結構、参ってんじゃないかな。 

まずはお父さんにカウンセリングを受けさせて、父子で話し合うのがいいかもね(笑)。

スパイス・ガールズの「Wannabe」のカラオケシーンは、好きです。

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2006年1月17日 (火)

プルーフ・オブ・マイ・ライフ

Proof 信じてほしい。 
私を信じてほしい。

それだけで、生きていく力になるから。

■あらすじ■

愛する天才数学者の父(アンソニー・ホプキンス)を亡くし、不安定になっているキャサリン(グウィネス・パルトロウ)の前に、父親の教え子の数学者ハル(ジェイク・ギレンホール)が現れる。

精神を病んだ父の影に怯え、慕うキャサリンは社会と折り合いを付けられずトラブルばかりを引き起こす。 
心配した姉はN.Y.に引っ越すことを提案するが、父親の書斎から世紀の数学の“証明”が見つかる。

(2005/アメリカ) ★★

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なんでこんなに難解な映画になってしまったのでしょう。

数学の証明みたい。

自分の殻に閉じこもるキャサリンの心の闇に寄り添うのはかなり困難でした。 
グウィネスは熱演していたとは思うけど、27歳には見えないし・・・。

何がキャサリンをそんなに混乱させるのか。

壊れゆく父の思考を目の当たりにする苦悩、介護、恐れ、喪失。 姉との確執。
そして、父親譲りの性質(才能)。

現れては消えていく記憶の断片は、表面をなぞるだけ。
深い悲しみ、深い喪失を表すことは出来ない。

うんん、本当は何も恐れては いない。
ただ、自分でありたいだけ。

自分であることの証明は、信頼。

その証明に必要な、キャサリンとハルの関係が弱すぎました。

アンソニー・ホプキンス、グウィネス・パルトロウと、達者な演技者が揃っているのに、何故か肩に力が入り過ぎてしまったかのよう。 
残念です。

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2006年1月16日 (月)

ロード・オブ・ドッグタウン

Lords_of_dogtown 【Z-BOYS】? ・・・知りません!

そんな状態で無謀にも見に行ってしまいました。

何故って、バラ色のほっぺの持ち主、ジョン・ロビンソン君に会いたかったのだ。

■あらすじ■

1975年、カリフォルニア州ヴェニスビーチ。 見捨てられた街の通称は“ドッグタウン”。 
夜が明けないうちに家を飛び出し、ビーチに向かう3人の若者。 トニー(ヴィクター・ラサック)、ステイシー(ジョン・ロビンソン)、 ジェイ(エミール・ハーシュ)。 

溜り場になっているサーフ・ショップ“ゼファー”は、憧れのスキップ(ヒース・レジャー)が経営している店だ。 
そこで雑用にこき使われているシド(マイケル・アンガラノ)も、ジェイたちの大切な仲間。

ある日、ウレタン製のスケートボード用車輪を手に入れたスキップは、「チームを結成してPRすれば、ボードが売れる!」と、スケートチーム“Z-BOYS”を結成し、全米のスケート大会に出場する。

革新的なスタイルで若者たちを熱狂させる3人は、瞬く間にスーパースターになり、ビッグビジネスに巻き込まれる。

(2005/アメリカ) ★★★★

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嬉しいことにバラ色のほっぺは健在でした!(おい、そこかいっ!笑)

いやいや、【Z-BOYS】を知らなくても大丈夫でした。 面白かったです。

それぞれ、個性的な少年たちの特徴が出ていて役とイメージがピッタリはまってました。 
みんな、演技が上手いし! スケートボードも上手かったです!

空のプールボウルで滑っている方が、全米大会の競技よりスリルがあってレベルが高くて圧倒されて、観ていてワクワクしました。

平面より立体。 
なるほど、革新的!

取り巻きが溢れて、バラバラになってしまう3人が悲しいです。
ステイシーの移籍やジェイの決断。 もう少し、そのあたりは詳しく観たかったです。

けれど、シドがキーパーソンになって、最後にみんなが1つになるラストへの持って行き方にはグッと来ました。 

サーフショップの店長スキップ役、ヒース・レジャーも好演。

私、ヒース・レジャーって年齢不詳な印象です(笑)。 

ある時はマット・デイモンの弟(by ブラザーズ・グリム)。 
また、ある時はビリー・ボブ・ソーントンの息子(by チョコレート)。 
作品ごとに、まるで印象が違いますね。   

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2006年1月15日 (日)

疾走

Dead_run 少年は走る。

早く、早く。 前へ、前へ。

向かう先には一体、何があるのだろう。

■あらすじ■

“沖”と“浜”という2つの地域が存在する、とある干拓地。 
両親が自慢する出来のいい兄シュウイチ(柄本佑)を慕う、シュウジ(手越祐也)は“浜”に住む少年。

“沖”に越してきたヤクザの“鬼ケン(寺島進)”と“アカネ(中谷美紀)”との出会い。

“沖”に出来た教会の神父(豊川悦司)との出会い。

幼い頃、両親を自殺で亡くした孤独な少女エリ(韓英恵)との出会い。

様々な人々との出会いを経験していく中、シュウイチがある事件を起こし、家族がバラバラになってしまう。

(2005/日本) ★★

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“沖”と“浜”。 差別するものと、されるもの。
富裕層と貧困層。

さまざなメタファーが隠されている気がしたけど、少年の心が良く見えない。 

見えないのは、大人たちが誰も少年と本気で向き合っていないからか・・・。 

ダメな大人ばかりが登場する中、かろうじて“アカネ”だけが少年に手を差し伸べる。 

子供たちの孤独を救えない大人の無力さ、身勝手さ。 
誰も子供たちを守ろうとしないことが悲しすぎる。

誰からも必要とされずに“今”を生きていくことは、どれくらいエネルギーが要るのだろう。 

誰を手本に生きていけばいいのか・・・。

“誰か”を求める少年は、一緒にいてくれる人を求めてどんどん、崖っぷちに追い込まれていく。

苛立ち、衝動、不安、慟哭。 
平然とした顔に隠された裏の感情をもっと見たかった。

少年の心が見えなかった私は、“誰か”に頼ることを止めた少女エリの潔さに惹かれました。
芯の強そうなオーラが出ていて、韓英恵ちゃんは良いですね。

中谷美紀もハスッパな役が、意外に良く似合っていました。

他で目を引いたのは、大杉漣
何を演っても上手いですね、さすがです。 死体での再登場が怖かったです。 
あんなのが見えたら、嫌だもん(笑)。

映画に引き込まれなかったので、少年が自分で自分を追い詰めていく様を傍観者として観るだけで、なんだか苦しかったです。

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2006年1月14日 (土)

テッセラクト

Tesseract 「四次元立方体」を意味する、意味深な題名・・・。 

さて、中味はどんな?

■あらすじ■

タイ、バンコク。 安ホテルを舞台に見知らぬ男女が交錯する。

ドラッグの取引を控えたイギリス人の運び屋ショーン(ジョナサン・リース・マイヤーズ)。 
ホテルのベルボーイの少年、ウィット。 
息子を亡くした心理学者ローザ。 
殺し屋、リタ・・・。

(2003/タイ・イギリス・日本) ★☆

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マトリックスばりの映像で魅せられるものの、さっぱり判らない(笑)。

幻影は予知? 白昼夢? デ・ジャ・ヴ?  

一体、なんだったんだ・・・。 

訳が判らないまま話は進み、次第に話の筋が見えてくる。

・・・それで?

あんなに悲劇的なラストとは思わなかったので、結末は予想してなかったけど、手癖の悪い少年やドラッグ取引の行方などは、予想通り。

ストーリーそのものには面白味も新鮮味もないんだけど、映像と編集は凝ってます。

立方体を展開していくカンジを出したかったのかなぁ。

もう少し、ストーリーであっと言わせて欲しかったです。

ただ、こだわった映像美には惹かれるものがあります。 

シルエットが際立った映像も、アングルに凝った映像も好きです。 
銃撃シーンも良かった。

タイに行ったら「マンゴープリン」には注意しましょう(笑)。

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2006年1月13日 (金)

クライシス・オブ・アメリカ

Manchurian_candidate 1962年に映画化されている「影なき狙撃者」のリメイク。

■あらすじ■

湾岸戦争で英雄となったレイモンド・ショー(リーヴ・シュレイバー)は退役して政界に進出。 
上院議員の母親エレノア(メリル・ストリープ)の後ろ盾の元、副大統領候補になる。

そんな中、レイモンドの元上官ベン・マルコ(デンゼル・ワシントン)は不可解な悪夢にうなされる。
敵の襲撃に遭い記憶を失った自分に代わって、仲間を救ったとされる英雄レイモンド。
果たして本当にそうなのか? 

(2004/アメリカ) ★★

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ミサイルも核兵器も出てこない「アメリカの危機」。

つまりは「政治的陰謀」のお話なんだけど、プラス、ありそうでなさそうな「洗脳モノ」です。

洗脳も怖いけど、扇動も怖いよね。 

今回の作品は「洗脳」です。

脳にチップを埋め込んで記憶を操作するなんて、怖い。 まして、自分の意思と関係なく行動するようになるなんて、まるで操り人形。

自分が自分でなくなる恐怖・・・。 

そのあたりがもっと描かれていれば良かったな。

洗脳され、殺人マシーンにされてしまうレイモンドは悲しすぎますが、ラストは少しセンチメンタルすぎかな、とも思います。

全然、緊迫しないし・・・。

マルコと敵が、全面対決をしないせいでしょうか? 

洗脳企業の影が薄かったのでエレノアが引き立ってましたが、メリル・ストリープの存在感がすごかった。

そんな、エレノアとマルコの直接対決、2人が対峙するシーンが是非とも見たかったです!(残念!)

「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミが監督という事もあるし、もっとサスペンス・ホラーっぽくても良かった気がするけど、どうなんでしょう?

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2006年1月12日 (木)

歓びを歌にのせて

As_it_is_in_heaven 歌う歓び、自分を表現する術。
感動する心を持っていることに、感謝。

■あらすじ■

世界的な指揮者ダニエル・ダレウス(ミカエル・ニュクビスト)は、過酷な公演スケジュールとプレッシャーの中、心臓発作を起こし第一線を退く。

ボロボロの身体を抱えて向った先は、少年時代に苦い思い出のある生まれ故郷の小さな村。 
もう音楽には関わらないと決めていたダニエルだが、地元の聖歌隊の指導を依頼され・・・。

(2004/スウェーデン) ★★★★★

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子供時代の嫌な思い出を持った故郷に何故、帰って来たのか。

音楽から離れて暮らすことを心に決めながらも、ピアノやヴァイオリンを手元に置いているダニエルは、やはり音楽を手放すことは出来ないのだろう。

彼には音楽が必要なのだ。

人間関係は苦手と断りながらも、足を伸ばした集会場で目にした聖歌隊。 
そそくさと退場するくせに、聖歌隊の指揮者を自ら志願する。

持ち前の音楽に対する情熱で指導に当たり、ハーモニーを作るダニエル。 
ハーモニーを作ることは人間関係を作ること。 

歌うことで自分を表現する術を手に入れ、自信を付けていく聖歌隊のメンバーたち。 
そのサイドストーリーがとても良かったです。 

夫の暴力に耐えている主婦。
ダニエルへの関心から嫉妬に駆られるオールドミス。 
同級生の嘲りを我慢し続けてきた男性・・・。

歌が暴く、美しい部分も醜い部分も すべてが人間の一部分。

大自然の中で、人とのふれあいの中で、ダニエル自身もまた再生していく。
ただ一つのことを除いて・・・。

早くに亡くした父の死。 
目の前で起きた母の死。 
そして、自分の死の影。

死に怯え、前に踏み出すことが出来ない。 
そんなダニエルを優しく包み込むレナ(フリーダ・ハルグレン)。

ラストシーンで彼に降り注ぐ天使のハーモニーは、絶望ではなく、至福。 

その歌声が、どんなに彼を救っただろう。 

やっと捕まえた、少年の頃から抱き続けてきた夢(音楽で人の心を開きたい)の原点。 

それがある故郷に、彼は帰るべくして帰ったのだ。

天真爛漫で、溌剌とした魅力のあるレナが歌う曲も、レナの純真な心がよく出ていてステキでした。 

でも、一番の聴き所はガブリエラ(ヘレン・ヒョホルム)の歌。 
本当に本当に、励まされます!

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2006年1月10日 (火)

ジェイク・ギレンホール

Jake Gyllenhaal

  • 出身:アメリカ ロサンジェルス
  • 誕生日:1980年 12月 19日
  • 父は映画監督。 母は脚本家。 姉は俳優・マギー・ギレンホール。

主な出演作:

公開待機作:

  • 「レンディション(原題)」…政治スリラー。 共演はリース・ウィザースプーン、メリル・ストリープ、ピーター・サースガード。
  • 「Brothers」…04年のデンマーク映画「ある愛の風景」のリメイク版。 共演はトビー・マグワイア、ナタリー・ポートマン。 監督はジム・シェリダン。
  • 「タイトル未定」…監督はダグ・リーマン。 月の探索と植民地化を描くアクション映画。

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2006年1月 7日 (土)

ポール・ベタニー

Paul Bettany

  • 出身:イギリス ロンドン
  • 誕生日:1971年 5月 27日
  • 奥様はジェニファー・コネリー

主な出演作:

公開待機作:

  • 「ボーン(原題)」…奥様のジェニファー・コネリーと共演。 英国の田舎町に住んでいる夫婦の幸せな生活が崩れていく様を描くサイコスリラー。
  • 「インク・ハート(原題)」…共演はブレンダン・フレイザー。
  • 「Franklyn」…共演はユアン・マクレガー。 ファンタジー作品。
  • 「ザ・ヤング・ヴィクトリア(原題)」…マーティン・スコセッシ製作映画。 イギリスでもっとも輝かしい時代を作り出したヴィクトリア女王の若き日の治世と夫であるザクセン=コーブルク=ゴータ公子アルバートとのロマンスを描いていく伝記映画。 共演はエミリー・ブラント、ルパート・フレンド、ジム・ブロードベント、トーマス・クレッチマンなど。
  • 「リリィ、はちみつ色の夏」…主人公の14歳の少女リリィ・オーウェンズのやもめの父親役。 共演はダコタ・ファニング?、ジェニファー・ハドソン、クイーン・ラティファ、ソフィー・オコネドー、アリシア・キーズ。

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2006年1月 5日 (木)

オドレイ・トトゥ

Audrey Tautou

  • 誕生日:1978年 8月 9日
  • 出身:フランス ボーモン

主な出演作:

公開待機作: 

  • 「Ensemble,C’est tout」
  • ファッションブランド“シャネル”の創始者、ココ・シャネルの幼少時代と若き日を描く伝記映画。

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2006年1月 3日 (火)

ベルリン、僕らの革命

Edukators 高い志と 熱い思いを持った肉体が武器。
僕たちは思想で武装する。

■あらすじ■

正義感の強いヤン(ダニエル・ブリュール)とピーター(スタイプ・エルツェッグ)は15年来の親友。 

彼らは“エデュケーターズ”と名乗り、留守中の金持ちの家に押し入っては部屋を荒らし、「ぜいたくは終わりだ!」とメッセージを残して 家人に恐怖を与える活動をしていた。

しかしピーターの旅行中に、ヤンがピーターの恋人ユール(ユリア・イェンチ)を仲間に引き込んでしまったことから、歯車が狂い始める。

(2004年/ドイツ) ★★★

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恋愛と革命は、相容れない関係。

若い男2人と女1人・・・話は当然のように恋愛のもつれに展開するのでした。

前半部分のヤンとユールの家宅侵入シーンでは、酔っ払いユールに かなり腹が立ちます。
酔った勢いで(?)後先、見ずに行動する。 

理性的に行動できない人って苦手。 
ついでに酔っ払いは、大大大嫌い!!(笑)

しかも、犯罪中にラブモードに突入するしさ・・・。
おいおいおい!!逃げないの?

しらふのはずのヤンはユールに押されっぱなし、君がしっかりしなくてどうするの! 
全く、女の子に弱いんだから!
と、心内で毒づきながら観てました(笑)。

しかし予想外の誘拐劇に発展してからは、結構、面白かったです。

特に人質のハーデンベルク(ブルクハルト・クラウスナー)が良かったですね!

最初は身体を拘束されて身動きが取れないけど、次第に若者に打ち解けていくのが面白い。

美味しそうにパスタを食べ、洗濯に勤しみ、コーヒーを入れる。 
いきいきしてましたね、ハーデンベルクのおじさん。

そして、ついには自由に小屋を動き回っていたし。

実はおじさんは過去に・・・というのも含め、テーブルで交わす議論も世代間の考え方の違いが よく出ていたと思う。

けど、若者の主張も判るけど、おじさんの言葉のほうがしっくり来る自分は、俗世間にどっぷり漬かって生きているんだょぉ・・・。

人生、崖っぷちの3人にどのような結末が待っているのか、見当も付かなかったけど、彼らはいつまで そのままでいられるのかな。

大人になることを拒否したようなラストシーンに、少し失望感を抱いてしまいました。

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2006年1月 2日 (月)

巴里の恋愛協奏曲

Not_on_the_lips パリのオペレッタ的恋愛事情は、誰もが誰かに恋してる。

■あらすじ■

1925年のパリ。 ジルベルト(サビーヌ・アゼマ)と実業家の夫ジョルジュ(ピエール・アルディティ)は理想的な夫婦。
しかし、ジルベルトはエリック(ランベール・ウィルソン)と言うアメリカ人との離婚歴があることを夫に隠していた。 
夫は知らずに仕事の取引相手としてエリックと知り合う。

一方、新進気鋭の芸術家シャルレ(ジャリル・レスペール)はジルベルトに想いを寄せていた。 
そのシャルレに想いを寄せているのはユゲット(オドレイ・トトゥ)。

巴里の恋愛模様の行方は?

(2003/フランス) ★☆

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パリの恋愛事情は複雑ですよ・・・到底、私の理解は深く及びません。

絶対、オドレイ・トトゥの方が可愛いのに、人妻が大モテなのです。 
熟女がモテルお国柄? 
んー、分からんっ! 何ゆえ、ジルベルトはあんなにモテまくりなのだ? 

フェロモンが出ているようには見えなかったのが、残念です。
ジルベルト役がイザベル・アジャーニとか、エマニエル・ベアールだったら納得できたかも。 
同性から見ても惹かれるもんね。

キャスティングを責めても女優さんが可哀相なので、仕方がないのですが・・・。

しかし、思っていた以上にフランス色の強い映画でした。

「民族排斥運動」なんて話もちょっと出てきたりして、仏蘭西の某内相の発言を思い出してしまいました。 
昔から移民に対して苦々しく思っていたのかもしれませんが、今の世相を反映し過ぎていて怖い・・・。

そして処女に拘る旦那・・・。
科学的根拠を熱く語られてもねぇ・・・。 

見てて冷める。。。

それに、前夫のアメリカ人のキャラクターには、かなり皮肉がこめられているのを感じます。  
小バカにしているのでフランス人には大受けなのかもしれません。

主役のジルベルトより早く登場するユゲットの活躍を期待して観たけど、思っていたほどには恋愛サバイバルには絡んできませんでした。
直球なのは好感が持てますが。

一番好きなキャラクターはジルベルトの妹のアルレット・プマイヤック嬢(イザベル・ナンティ)かなぁ。 
恋愛とは無関係だった彼女の変貌が、一番良かったです。

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2006年1月 1日 (日)

★新しい年★

明けましておめでとうございます!

さて、今年は一体 どんな映画を見ることが出来るでしょうか? 

今年は少し、劇場鑑賞は抑え目に行きたいのですが、一月の上映作品から結構、期待作がひしめいていて悩ましいところです(笑)。

上半期、一番の期待作は なんと言っても「ダ・ヴィンチ・コード」! 

オドレイ・トトゥ、ポール・ベタニー、ジャン・レノ、イアン・マッケラン・・・どう考えても駄作になるはずがない!! 

トム・ハンクスを無視しているのは酷い扱いですか(笑)。 だって、イメージが違うんだもん・・・。 しかし、持ち前の演技力でカバーしてくれていることを願っています! 

そして今年は「L.O.T.R.」が完結して、淋しい2005年を送ったファンタジーファン待望の(?)『ナルニア国物語』の公開が待っています! わぁ~い!

原作読んでないけど、大丈夫だよね? 「L.O.T.R.」も原作読んでいなかったし・・・。

でも、『ナルニア国物語』の予告編を見たら、ちょっとCGが心配になってしまった・・・。 

しかし、ディズニーが威信をかけて作った作品だもの、きっと大丈夫だよね?

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