猟人日記
雨に閉じ込められている。
そんな錯覚をしてしまう。
そんな雨の降る日に見た映画。
■あらすじ■
1950年代、グラスコーの運河。 小さな貨物船の住み込み船員ジョー(ユアン・マクレガー)はある朝、若い女の水死体を引き上げる。
その水死体は昔の恋人キャシー(エミリー・モーティマー)。 そしてジョーは、数日前に町で彼女と再会していた。
ほどなくしてジョーは、同じ船で働くレス(ピーター・ミュラン)の妻エラ(ティルダ・スウィントン)に欲望を抱くようになる。
(2003/イギリス) ★★★★
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水辺が多く登場するのに、湿っぽいカンジはしなかったです。
全体的に、曇り空のような灰色がかって色味のない画面に見えるけど、とてもクリアで聡明な印象も受けます。
画面構成やカメラワークが見事なんだと、素人ながらにも感じました。 かなり好きなタイプの映像です。
脱ぎっぷりのいいユアン・マクレガーで“R-18”映画ってことで、性描写は多かったです。
でも、相手役のティルダ・スウィントン(だけではないが・笑)は、フェロモン系女優さんじゃないので、いやらしい感じはあんまりなくて、エロい映画が苦手な私でもとっつきやすかったです。
とは言っても、やっぱりエロかったですけどね(笑)。
ティルダ・スウィントンは「コンスタンティン」でも、男か女か判らないような役でしたが、両性的な魅力を持った女優さんですね。
脱ぎっぷりもユアンに劣らず良かったですが。
なんと言っても、この映画の魅力はユアン・マクレガー!
抑えた演技が光ってました!
女性に注ぐ視線一つで、雄弁に語ってしまう。
たしかに、ユアンに見つめられたら、溶けそうな気がするけど(笑)、
死んだような単調な日々を送っている女性達が、次々とジョーと関係を持つのにドロドロしてないのは すごいですネェ。
性は生につながり、生きることは死を忘れること、そして死を想うことにつながる。
たびたび回想が入る構成も、映画を引き締めていて良かったです。
オチなしなので、どんでん返しを期待しないで見たほうがいいです。
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