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2006年2月26日 (日)

猟人日記

Young_adam 雨に濡れるのは嫌いだけれど、雨を眺めるのは好きだ。

雨に閉じ込められている。

そんな錯覚をしてしまう。

そんな雨の降る日に見た映画。

■あらすじ■

1950年代、グラスコーの運河。 小さな貨物船の住み込み船員ジョー(ユアン・マクレガー)はある朝、若い女の水死体を引き上げる。 

その水死体は昔の恋人キャシー(エミリー・モーティマー)。 そしてジョーは、数日前に町で彼女と再会していた。 

ほどなくしてジョーは、同じ船で働くレス(ピーター・ミュラン)の妻エラ(ティルダ・スウィントン)に欲望を抱くようになる。

(2003/イギリス) ★★★★

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水辺が多く登場するのに、湿っぽいカンジはしなかったです。 

全体的に、曇り空のような灰色がかって色味のない画面に見えるけど、とてもクリアで聡明な印象も受けます。

画面構成やカメラワークが見事なんだと、素人ながらにも感じました。 かなり好きなタイプの映像です。 

脱ぎっぷりのいいユアン・マクレガーで“R-18”映画ってことで、性描写は多かったです。 

でも、相手役のティルダ・スウィントン(だけではないが・笑)は、フェロモン系女優さんじゃないので、いやらしい感じはあんまりなくて、エロい映画が苦手な私でもとっつきやすかったです。

とは言っても、やっぱりエロかったですけどね(笑)。

ティルダ・スウィントンは「コンスタンティン」でも、男か女か判らないような役でしたが、両性的な魅力を持った女優さんですね。 
脱ぎっぷりもユアンに劣らず良かったですが。 

なんと言っても、この映画の魅力はユアン・マクレガー! 
抑えた演技が光ってました! 

女性に注ぐ視線一つで、雄弁に語ってしまう。 

たしかに、ユアンに見つめられたら、溶けそうな気がするけど(笑)、
死んだような単調な日々を送っている女性達が、次々とジョーと関係を持つのにドロドロしてないのは すごいですネェ。 

性は生につながり、生きることは死を忘れること、そして死を想うことにつながる。 

たびたび回想が入る構成も、映画を引き締めていて良かったです。 

オチなしなので、どんでん返しを期待しないで見たほうがいいです。

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