隣人13号
■あらすじ■
小学校の時にうけたイジメの復讐を果たすため、10年振りに地元に帰ってきた村崎十三(小栗旬)。
十三の標的は、凄まじいイジメの張本人・赤井トール(新井浩文)だ。
復讐を果たす為、赤井と同じ職場に入るが、赤井は十三のことなど覚えてもいない。
だが、十三の体内には、全く別の人格“13号(中村獅童)”が宿っていた。
凶暴な性格の13号は、トールを殺すことで復讐を達成しようと、その凶暴性を徐々に増していく・・・。
(2004/日本) ★★
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エログロなのかなぁって変な先入観があったのですが、エロではなかったです。
確かに、えげつない描写もあるけど私は割りと平気でした。
話の内容よりも、最初から異様な緊張感に支配されていてビックリしました。
どうなっちゃうんだろう、どんな結末を迎えるのだろうと、息をひそめて闇を見つめる。
しかし、「それ」は突然に訪れた。
呪縛からの開放。
それまでの緊張感を台無しにするかのごとく、酷いありさまが繰り広げられる。
引き込まれていた分、一気にしらけました。
終盤の理科室での赤井と13号の対決シーンは、茶番というより児戯です。
生死を賭けるくらいの死闘がみたかったのにぃ。
迫力も凄みも、それまでの緊張感もない。
その後の“オチ”もよく判らなかったし、何だったのかと消化不良です。
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