天空の草原のナンサ
「らくだの涙」のビャンバスレン・ダバー監督作品。
■あらすじ■
果てしなく広がるモンゴルの草原に、遊牧民の家族が暮らしている。
羊飼いの父親と、優しい母親、6歳になる娘のナンサと、その妹と弟。
ある日、一人でお手伝いに出かけたナンサは、寄り道したほら穴で子犬と出会う。
ナンサは子犬を“ツォーホル(ブチ)”と名付け連れ帰るが、父親は飼うことを許してくれない。
母親の言うことも聞かず、ツォーホルをこっそり飼うことにしたナンサは、放牧に出かけた草原でツォーホルとはぐれてしまう。
降り出した雨の中、雨宿りをさせてくれた老婆から、ナンサは「黄色い犬の伝説」を聞くことになる・・・。
(2005/ドイツ) ★★☆
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前作の「らくだの涙」はドキュメンタリーでしたが、今回は違うそうです。
でも、作風は同じカンジ。
この監督の作品はドキュメンタリーのようであまりにも映画的。
どのくらい演出が入っているのかが気になってしまいます。
だから、ちょっと意地悪な見方をしていたかもしれません。
ナンサちゃんの愛らしさにも、子犬の愛くるしさにも心揺り動かされずに、何かをずっと待っていた気がします。
何を期待していたんでしょうか? 何も起こらないのに(笑)。
「黄色い犬の伝説」がもっとストーリーに絡んでくる劇的なものを期待してしまったのかなぁ・・・。
ナンサちゃんの成長ぶりもあまり感じられず、結局は(言いなりではないけど)ナンサちゃんの希望通りに事が運んだだけのようにも思える。
けど、ラストシーンであっちに行ったり、こっちに行ったり、ふらふらと移動する羊の群れを見ていたら、お父さんには牧羊犬が必要だって思いました。(笑)
移動式住居(ゲル)の解体シーンからが、この映画の見所。
子供達が着ている民族衣装(デール)はカラフルで、可愛かったです。
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