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2006年5月 2日 (火)

ニュー・ワールド

New_world コリン・ファレルは濃ゆい顔が、ちょっと苦手(ファンの方、スミマセン)。

でも、テレンス・マリック監督の作品なので、是非とも「劇場」で観たかった!

■あらすじ■

1607年、アメリカ大陸に上陸したイギリス人一行は砦を築き、先住民のネイティブ・アメリカンとの交渉にジョン・スミス(コリン・ファレル)を向わせる。

しかしスミスはネイティブに捕らえられ、処刑されようとしたその時、族長の娘ポカホンタス(クオリアンカ・キルヒャー)がスミスの命乞いをする。 

2人は、たちまち恋に落ちる。 しかし、族長は春になったらイギリスに返ることを条件に、スミスを解放。 2人は離れ離れになってしまう。

(2005/アメリカ) ★★★★

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ディズニーの「ポカホンタス」も見ていなし、ポカホンタスが実在の人物だということをこの映画で知りました。  

前作の「シン・レッド・ライン」は直射日光の下、息づく自然に飲み込まれそうな兵士達や、強い色彩のコントラストが美しくて目を見張ったのですが、

今回は曇り空が多くて、中間色の淡い色彩に黒く浮かび上がる人物模様が印象的。

そこに重なる心のつぶやき。

史実に基づいた話だけど、詩的な言葉が映画の中を流れて、スクリーンをたゆたいながら観ているのが気持ちよかったです。  

ラストシーン近く、イギリスの庭園で伸び伸びと子供の時のように駆け回るポカホンタス(レベッカ)の姿には、思わず心が揺さぶられてしまいました。

ポカホンタスが得たもの、失ったもの、変わってしまったもの、変わらずにあるもの…。

一度、手放したものは、元に戻らない。 

彼女が帰りたがった「故郷」は もう存在していなくて、あるのは刻々と大地を刻まれるばかりの「新大陸=ニュー・ワールド」。 

「家=ホーム」に辿り着くことなく、彼女にとっての「新しい世界=ニュー・ワールド」で亡くなったというのが哀しい。 

映画館を後にして、ふと冷静になったときにコリン・ファレルが演じたスミスって何者だったんだろうと疑問がわきました。 

激情型で、野生児っぽいイメージがそのまま役と重なって、観ている間は気にならなかったんですけど・・・後から考えると、酷い人だよねって・・・(笑)。 

与えるだけ与えて、逃げ出してしまうスミスはずるいです。  

そんなスミスの初登場シーンは檻に入れられていて、反乱罪? 食べ物を独り占めした? 何故、捕らえられているのかイマイチ分からなかったです・・・。 何をしたんだ。 

コリン・ファレルの退場と入れ替わって、登場するのは英国紳士ジョン・ロルフ(クリスチャン・ベール)。 

かなり格好良くて、全然興味のなかった「バットマン ビギンズ」も見てみようかなって気になるほどでした(笑)。 

穏やかに注がれる愛情、陽だまりのような暖かさ。 そんなロルフがポカホンタスの側にいてくれて良かった。

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コリン・ファレル、クオリアンカ・キルヒャー、 クリスチャン・ベイル、クリストファー・プラマー主演 1607年アメリカ大陸の東海岸、ヴァージニア アメリカ先住民の王ポウハタンを中心とした民族が住んでいました ポウハタンの娘聡明で快活なポカホンタスも豊かな大自然を恵みを受け 家族達と一緒に平和な生活をしていました 英国から開拓を行う為クリストファーを隊長とする入植隊がやってきます その中に元兵士スミスもいて どうやら隊の規律を破ってしまったようで 処刑される寸前でしたが クリストファー隊長が... [続きを読む]

受信: 2006年5月 5日 (金) 21時38分

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