エコーズ
「シックス・センス」と同じ年に作られたものの、
その影に隠れてしまったらしい。
昨年、無事に(?)日本でも劇場公開されました。
■あらすじ■
配線工のトム(ケヴィン・ベーコン)は、妻マギー(キャスリン・アーブ)と息子ジェイク(ザカリー・デヴィッド・コープ)の3人暮らし。
ある日、義姉のリサ(イレーナ・ダグラス)から受けた催眠術が引き金となって、不気味な映像が脳裏に浮かび、少女の霊を見る。
不可解な現象に悩まされつつも、やがて、その少女サマンサが半年前に失踪したことを知り、事件を解き明かしてゆく。
(1999/アメリカ) ★★★
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ホラーは苦手なので、このくらいの恐怖度で充分でした。
なんだか怖いのは、訳が分からないから。 理由が見えてくると、次第に恐怖もやわらいできました。
ある失踪した少女の話を軸に、「シックス・センス」のハーレイ・ジョエル・オスメントよろしく、霊感に目覚めてしまったケヴィン・ベーコンのお話し。
割りと話がまとまっていて悪くないんだけど、関係ないところが気になりました。
まずは、電車の音や飛行機の音が映画を横切ることが多くて、何か意図があるのかなって思った。
けれど、全く関係なかったみたい。 気を回しすぎた!
でも、何度も繰り返されるので、強調される住みよい町にある亀裂や歪みを表現していたのかも・・・と、後からこじつけて考えてみました(笑)。
それから、同様の霊感を持つ黒人警官のエピソードは設定説明に費やされ、全く話に絡んでこないのは残念です。
説明を聞いたはずのマギーも、それでも夫に理解を示さないし・・・。
私はトム目線から映画を観ていたけど、マギーから見ると確かに「不実の夫」に思えるかも・・・。
忘れていたけど、マギーは妊娠中なのだ。
突然、ダンナが引きこもったり、庭をほじくり返したりし出したら、マタニティ・ブルーに拍車をかけて、不安になるよねー(笑)。
とりあえず私としては、引っ越す前に 黒人警官のところに寄って、息子を育てる上でのアドバイスを聞いて行けば?と思うのです。
ジェイクの将来が心配だ。
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