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2006年5月22日 (月)

ダ・ヴィンチ・コード

Da_vinci_code 「ダ・ヴィンチ・コード」を映像化。 
それ以上のものではないかも。。。

■あらすじ■

閉館後のルーヴル美術館。 
銃で撃たれたルーヴル美術館の館長、ソニエールは死の間際にダ・ヴィンチの素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模して横たわり、不可解な暗号を残す。

ハーヴァード大学教授ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)は、フランス司法警察のファーシュ警部(ジャン・レノ)から捜査協力を求められるが、実はラングドンは第1容疑者だった。 

ソニエール館長が残した暗号の中に、ラングドンの名前があったのだ。

殺人現場に現れた暗号解読官のソフィー・ヌブー(オドレイ・トトゥ)に助け出され、ラングドンは なんとか逃げ出すことに成功、ソフィーがソニエール館長の孫娘であることを知る。 

暗号は自分に宛てられたものだと確信するソフィーと2人で、ソニエールの暗号解読に挑むのだが、

やがてダ・ヴィンチの絵画に隠された歴史を揺るがす暗号や重大な真実に行き着くことになる。

(2006/アメリカ) ★★★

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原作ファンとしては、映像化されたってだけで満足。 

想像を膨らませていただけの、騎士の彫像が祭ってある「テンプル教会」や「アイザック・ニュートンの墓」、暗号だらけの「ロスリン礼拝堂」を目にすることが出来て嬉しいです。 

欲を言えば、もっとじっくり見たかった。

膨大な情報量を映画として無難にまとめたところは評価されていいのかもしれません。 

でもそれは、「この場面はあそこだ!」と自分の中で原作と映画の置き換えが出来ていたからで、【映画】としてこの作品を見た場合は、大分 印象が変わるかも。

サスペンスでのハラハラがないんだもん! 
すでに原作を読んでいるからかなぁとも思ったのだけど、それにしても・・・です。

シラス役のポール・ベタニーはハマっていたと思います。
映画の配役の中では1番のはまり役!! 

サー・リー・ティービング役のイアン・マッケランも良かったです。 
ちょっと、お茶目なところとか、さすが上手い(笑)。

それに比べると主演の2人、トム・ハンクスもオドレイ・トトゥは始終むっつり顔。

散々、言われているトム・ハンクスの髪形よりも、眉根を寄せたしかめっ面しか見せない事の方が気になりました。

原作だともっとユーモアやウィットにとんだ会話があるのですが、サスペンスの要素を重視したのでしょうか。 
(だとしたら、ちっとも怖くないのはどうして~。 暗号をサクサク解いちゃうから?) 

ジャン・レノ扮するファーシュ警部も「なんでジャン・レノ?」ってカンジで、いま一つ かみ合ってないような・・・。 

映画ならではのことをするなら、やっぱり、折角ルーヴル美術館が撮影を許可したこともあるし、歴史的遺産の数々をその素晴らしさが伝わるショットで映して欲しかったです。 

そう言えば、最期にソフィーとラングドンがロスリン礼拝堂前で別れるところでは、強風の中の撮影だったのか、風の音が凄かったです。 
「ボボボボボッ」ってマイクに打ちつける風の音がそのままだったけど、「いいのかな?」って思っちゃった。 

誰が監督しても文句を言われるのでしょうけど、他の人が監督したらどんな風になったかなぁって想像してしまいました。

スティーブン・スピルバーグだったら、もう少しエンターテインメント性が増えたかもしれないけど、概ねロン・ハワード監督と同じ感じに仕上がったかも・・・?

見てみたいなと思うのは、リドリー・スコット監督ヴァージョン。 
重厚な作品を撮るから、映画に厚みを持たせてくれそう。 
勝手な思い込みですが(笑)。

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トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、ジャン・レノ主演 ロバート・ラングドン博士は象徴学者で学会が開かれるパリにいます ルーブル美術館の館長であるジャック・ソニエールが殺害され 彼の周辺に謎のシンボルが描かれているので  同行して謎を解いてくれと頼まれ 現場に行くのです ダビンチのウィトルウィウス的人体図と同じポーズで館長が横たわり 彼が最後に残した記号を手がかりに 犯人を逮捕しようと 刑事司法警察局長官は残したサインからラングドンの文字を見つけ ロバートを逮捕しようとするのですが ソフィー... [続きを読む]

受信: 2006年5月25日 (木) 16時32分

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受信: 2006年5月27日 (土) 17時16分

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S氏より「ダ・ヴィンチ・コード」を借りた。 カンヌ映画祭では良い評価ではなかったものの、公開してから客足はそこそこらしい。見終わっての評価は、5段階評価のうちの3.2といったところでしょうか。のっけから急展開のスピードで進むが、ワクワク・ドキドキ感は、むしろ原作の小説の方が、映画よりもずっとハリウッド映画している。3巻もある長編小説をたった2時間の映画の中に閉じこめること自体、無理があるのかもしれない。もしかしたら原作を読まずに、映画から先に見た方が、もっと楽しめたかも知れないなと思った。 ... [続きを読む]

受信: 2006年6月 7日 (水) 00時23分

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