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2006年6月 5日 (月)

花よりもなほ

Hana_yorimo_naho 江戸長屋の人情話。

「誰も知らない」の是枝裕和監督作品。 

■あらすじ■

元禄15年、生類憐みの令が出ていた頃の冬。 
貧乏長屋に住む、青木宗左衛門(岡田准一)は父の仇を討つべく江戸に出て三年。 

けれども宿敵、金沢十兵衛(浅野忠信)をなかなか見つけられず、長屋の貞四郎(古田新太)にガセネタをつかまされる日々。

そんな宗左の秘かな楽しみは向かいに住む未亡人、おさえさん(宮沢りえ)の姿を拝むこと。 
寺子屋を開き、慎ましく暮らしている宗左だが、おさえさんの息子の進之助に剣術を教えてほしいと頼まれ慌ててしまう。

と言うのも宗左は、長屋のそで吉(加瀬亮)に絡まれて、無残にもコテンパンにやっつけられてしまうほどに弱いへっぴり侍。
しかし、とうとう仇の金沢十兵衛を見つけてしまい・・・。

(2006/日本) ★★★★

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貧乏長屋のセットが、本当にビンボーそうで凄かったです(笑)。 
長屋の住人のキャラクターも良かったし、群像劇としてもいいとこいってるかも?

特に良かったのは貞四郎さん♪ 
何してる人なのか分からないけど(遊び人?)長屋のリーダー的存在で、切れ者ってカンジがします! 

そで吉の加瀬亮も良かった。 
この人、作品ごとに雰囲気が違って、掴みどころがない感じ・・・。 上手いよね。 

健坊役で「誰も知らない」で次男だった木村飛影くんが出ていたのは、エンドロールを見るまで気付かなかったです!! 
きっと、お兄ちゃんになってんだろうなぁ。 
ふらふらしてばかりで、じっとしていられない癖は治ったのかな(笑)。

ストーリーでは、そで吉にコテンパンにのされて落ち込んでいるかと思いきや、次のシーンでは仇の金沢十兵衛を見つけているのは、ちょっと急展開過ぎると言うか、あれれ?って思ったけど、赤穂浪士の仇討ちと絡んでいるのは面白かったです。

宗左の仇討ちが赤穂浪士の討ち入りのキッカケなんて、ビックリ☆(笑)

その宗左の仇討ち解決は、そんなのでいいの?って気もしたけど、監督の言いたいことは詰まっている気がしました。

「仇討ちしない人生」。

赤穂浪士の寺坂吉右衛門(寺島進)は宗左から影響を受けるけど、もう少し書き込んであれば説得力があったかも・・・。 

どちらかと言うと、寺坂の心の変化よりも、宗左の心の揺れが目立っていたように思います。

春になると死にたがる平野次郎左衛門(香川照之)もいい味、出てました。

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