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2006年6月 2日 (金)

デイジー

Daisy 「インファナル・アフェア」シリーズと、「頭文字〈イニシャル〉D」のアンドリュー・ラウ監督作品。 

香港の監督が韓国の俳優を使ってオランダで撮影。
次回作はハリウッド作品だそうで、だんだんスケールが大きくなってますね(笑)。

■あらすじ■

へヨン(チョン・ジヒョン)は、オランダで暮らす画家の卵。 
祖父の骨董店を手伝いながら創作活動を続けている。

そんなヘヨンには名前も顔も分からない幻の恋人がいる。 
どこかで自分を見守りながら、デイジーの花を贈り続けてくれるその人を待ち続けている。

そんな中、肖像画を描くため広場にいた時にデイジーを片手にジョンウ(イ・ソンジェ)が現れる。 
ヘヨンはジョンウが運命の人だと確信する。

しかし、ジョンウの正体はインターポールの刑事。 
そして、彼が追う麻薬組織の暗殺者パクウィ(チョン・ウソン)こそが本当の幻の恋人だった。

(2006/韓国) ★★☆

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3人3様のキャラクターは いいと思ったんですけど、微妙にかみ合ってないような印象も受けました。 

3人の主観が(激しく)入れ替わって独白を始めてしまうのも、あまりに喋り過ぎなきがします。 
もっと、画で見せるか、会話を増やすか、誰かに絞るか・・・。 

ヘヨンもジョンウもパクウィも、自分の中にだけ想いを閉じ込めてるところがある。 
だからこそ、すれ違いや誤解が生まれるのだろうけど、あまりに自己完結型すぎて、ちょっと苦手。 

唯一、パクウィには切なさを感じましたが、ハマるほどじゃなかったです。 
格好良かったけど(笑)。 

画面が3分割されるところとか、ラストの銃撃戦が印象に残りました。 
それに、光が溢れているようで統一感のある、景色や画面のトーンは好き。

チョン・ジヒョンは可愛いし チョン・ウソンも格好良かったけど、「恋は盲目」的な話で深みが感じられなかったです。

※【以下ネタバレあり】…未見の人はご注意下さい。

エピソードが乱雑な気がしたのだけど、ラストで一気に解決されるのかと思ってました。 
特に「キムチ」の謎は解決して欲しかった!(笑) 最後まで気になってました。

いくらパスタにキムチを混ぜて食べるからって、韓国人はいつも「マイ・キムチ」を持ち歩いているわけじゃないですよね!? 
なんで、持ってたんだろー。

それに、そのシーンでジョンウ刑事が骨董店を訪れるのが、デイジーの花が届いた後だったので、もしかしたらパクウィを追ってきたのかと思ったのに、なんだか違うようで・・・何しに来たの? 
本当に会いに来たの? もう、好きになっちゃったの?

そのパクウィ刑事が広場で狙われる件は、イマイチ解かりにくい。 
何故、狙われたのかな?

ヘヨンを助けるためとは言え発砲したパクウィは、組織にバレなかったのかな?
その組織が自分のところだったら裏切ったことになるよね? 大丈夫なの?

映画はもやもやしたまま終わってしまいましたが、パクウィがヘヨンに薬を飲ませて眠らせて、「明日になれば全て分かる」ってつぶやいた時に

もしかしてっ!って勝手なストーリーを思い描いてしまいました。

それは、実はジョンウ刑事は生きていたっていうもの(笑)。 

と言うのは、ヘヨンの個展の日にジョンウ刑事の狙いは「パクウィではなくそのボス」だと言っていたのでボスを2人で協力して逮捕するため、ジョンウ刑事は死んだ(パクウィが殺した)ことにして身を潜めていたのだ! 

それで、めでたく逮捕できた暁には、ヘヨンに真実を告げる。

こんな展開を期待してたけど、実際の映画の内容はかなり違いましたね(笑)。

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