Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?
ダンス映画にしては物足りなくて、恋愛映画にしても物足りなくて、これは自己啓発映画?
■あらすじ■
遺言書作成の専門弁護士のジョン(リチャード・ギア)は、毎日の生活に物足りなさを感じていた。
ある日通勤電車の窓から見えた、ダンス教室の女性(ジェニファー・ロペス)が気になったジョンは、見学だけでもとビルに立ち寄るが……。
(2004/アメリカ) ★★★
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周防正行監督の「Shall we ダンス?」のハリウッド・リメイク版なのは言わずもがなですね。
リメイクって、どうしてもオリジナル版と比べがちになってしまいます。
でも今作は、結構いいとこいっているんじゃないかと思いました。
日本版の主役を演じた役所宏司もそうでしたけど、リチャード・ギアっていやらしさがなくて好きです。
ダンスって身体を密着させるから、笑顔にいやらしさがあると、見てるだけでもNGになっちゃうと思う(笑)。
そんなギア様の爽やかさと対照的に、ギラギラの情熱的熱演で笑いを取ってた竹中直人の役=リンクを演じてたのはスタンリー・トゥッチ。
この役は竹中直人の当たり役だから 比べちゃうのは可哀そうなんだけど、なかなか健闘してました。
でも、ボビーを演じたリサ・アン・ウォルターが、オリジナルの渡辺えり子のキャラクターに劇似でした。
投げやりな物言いとか、そっくりだった。
探偵(リチャード・ジェンキンス)の助手・スコット君はどこかで見たことあるなぁって思ったら、「ドラムライン」のニック・キャノンだったのね。
オリジナルに忠実に作られているので、ハリウッド版しか見ていなければそこそこ楽しめると思います。
両方見てみたい人は、「オリジナル」→「ハリウッド版」の順がいいかも・・・。
ギア様の奥さんを演じていたのはスーザン・サランドン。
存在感があるし、ダンナと対等だよね。
なのに、なんで、ギア様は秘密にしなくちゃいけなかったのか・・・
そんなところでハリウッド版は「なんで社交ダンス?」って言う、根幹がちょっと弱い気がしたけど、それなりに楽しめました。
でも、競技会場で大失敗しちゃうところで興ざめ。
社交ダンスにおいて男性って、紳士であることを求められるのね。
女性に恥をかかせるなんてもってのほか!
ましてその後のフォローがないなんて最悪です!!
なのに何故か、ギア様がみんなからフォローされて慰められたりして、ハリウッド式ハッピーエンドに向かってしまう(笑)。
大円満のエンディングだけど、物足りなさを感じました。
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