ビフォア・サンセット
この映画、大好きなので何度も見ちゃう。
そして、何度でも見たい!
これから見る人には、前作に当たる「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」を必ず見てから鑑賞して欲しいです。
でも、「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」のレヴューは載せてないんだよね。
なんか思い出話になりそうで(笑)。
「ビフォア・サンセット」は思い出話に変わる前にレヴューを載せときまーす。
■あらすじ■
9年前、ユーロトレインの車内で偶然出会い、ウィーンの街で一夜だけを共にしたアメリカ人のジェシー(イーサン・ホーク)とフランス人のセリーヌ(ジュリー・デルピー)。
半年後の再会を約束したものの、それは果たされぬまま9年の月日が流れた。
作家となったジェシーは、パリの書店で行なわれたキャンペーンの席で遂にセリーヌとの再会を果たす。
しかし、彼らに残されていた時間はジェシーがNY行きの飛行機に乗るまでの、たった85分間。
2人はパリの街をさすらいながら、9年の空白を埋め合わせるかのように、それぞれの思いを語り合う。
(2004/アメリカ) ★★★★★
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忘れられない人との再会。
なんだか夢見がちなシチュエーションですよね(笑)。 でも、そこがいいんです!
前作「ビフォア・サンライズ」では、たまたま同じ車両に乗り合わせて意気投合したジェシーとセリーヌが、ウィーンの街を歩き、話しながら、だんだん恋に落ちていく映画で、2人の距離が縮まっていく様子に随分と胸をときめかせたものでした。
別れ際、どうしてももう一度会いたいと、半年後の再会を約束して終わるラストシーンは大好き。
幸せな気分になれます(笑)。
そんな気分のまま、2人は無事に再会できたかな?
その後、どうなったかな?
と、想いをめぐらせ、また幸せな気持ちになる。
でも続編の今作で、その答えが明らかに!!
あらすじを読んだらバレバレなんですけど、映画を観に行った時も宣伝でバレバレでした(笑)。
「再会できなかった」から映画になったのかもしれないけど、
知りたいのは「再会できたかどうか」ってことより「お互いの気持ち」だったりするんだよね。
だから、もったいぶらずに再会できなかったことを早々に明らかにしても、充分この映画は楽しめます!
前作と同様に主だった登場人物はジェシーとセリーヌだけ。
2人の会話と流れ行く街並み。
たったそれだけで映画が成り立っているのだ!
ただ今回、前作と違うのは、
舞台がパリで、リアルタイムで映画が進行してるという事!
ジェシーの85分は、私たちの85分。
残されたわずかな時間を惜しむように、矢継ぎ早に会話は進む。
それでも、空白の9年間を埋め合わせることなんか出来ない。
もし、あの時再会できていたら・・・そんな想いが溢れてくるのを押さえ切れないジェシー。
セリーヌにとってジェシーが結婚してたのはショックだったろうけど、私もショックでしたー。
でも逆に、セリーヌが結婚していて、ジェシーが未練を引きずって独身のままなんてあり得ないって思う。
セリーヌは自立した女性だから、
ジェシーは既婚でもセリーヌは未婚っていう現代的な設定に納得します。
知的なセリーヌは、そのままジュリー・デルピーのイメージに重なるし、
演じているイーサンもジュリーも地じゃないかって思わせる、力んでないところも好き。
たぶん、イーサンは地です。
インタヴューでもそう言ってたし、そんな感じだものね(笑)。
幾度と引き伸ばされる別れに2人の離れがたい気持ちが滲んで、
どうするの? どうなるの? って、こっちまでやきもき。。。
そうして訪れる、この映画のラストは秀逸でした。
舞台はセリーヌのアパートに移って、いままでより踏み込んだ展開。
今まで饒舌だった2人の会話が、アパートの階段からぴたりと止む。
そこでの対照的な2人の表情とか、見ていて面白いです。
ジェシーはセリーヌの部屋に上がれることに喜んでいるし、期待してる。
一方、セリーヌはまだちょっと迷ってたり。
セリーヌが弾き語りで歌う「ワルツ」も素敵だったな。
この「ワルツ」で、かなり“うわぁー”っとアドレナリン?が駆け巡ったんだけど(笑)
その後のセリーヌのニーナ・シモンのライブ・パフォーマンスで、完全にノックアウトされちゃいました。
そこでのセリーヌのセリフが憎いよね。
気分が昂揚したまま映画が終わっちゃって、「えっ!ここで終わり!?」って思うんだけど、またそこが好きだったりします。
次は何年後かなー。
気長に続編を待ってます。
2人とも、いい具合に歳を重ねていって欲しいです。
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