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2006年8月21日 (月)

ライフ・アクアティック

Life_aquatic_with_steve_zissou キッチュな手作り感。

■あらすじ■

主人公は、(現在は落ち目と噂される)世界的に有名な海洋探検家にして、海洋ドキュメンタリー監督のスティーヴ・ズィスー(ビル・マーレイ)。
横柄で倣慢、自分勝手で超自己チュー。 
なのに、どこか憎めない。

そんなズィスーの前に、ズィスーの元彼女の息子ネッド(オーウェン・ウィルソン)が現れる。
いきなりの「(たぶん)息子」の登場に困惑しながらも、ネッドをクセ者ぞろいの映画製作集団“チーム・ズィスー”に誘う。

そして、幻の“ジャガーザメ”に殺された仲間の仇を討つため、
失われた名誉を取り戻すために、ズィスーは最後の航海へと旅立つ。

(2004/アメリカ) ★★★☆

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ウェス・アンダーソン監督の作品は「ザ・ロイヤル・・テネンバウムズ」しか観た事なかったけど、笑いのツボにハマる人とそうでない人が はっきり分かれそうな作品を作るね。
私は爆笑って程 ハマらなかったけど、くすぐったい感じ。
徐々に、妙に、面白可笑しくなっていきました。

序盤の試写会場シーンや親子(?)の再会シーンは、そんなに面白くなくて、
寧ろ ちょっとどうしよう?って思うくらいだった(笑)。
それが、この映画のテンポに馴染んでくると面白さが分かってくる。
盗賊に襲われるあたりからはぐんぐん映画に引き込まれちゃった!

オ・カ・シ・イ!!
なのに演じている俳優たちは、みんな真剣なのだ。
笑わせようとして変なキャラを演じてないところが他のコメディ映画と違います!
コメディなんて言ったら、監督以下出演者にドラマだって怒られるかも(笑)。
だけど、ドラマって言うほどドラマティックじゃ・・・
いや、盗賊に襲われたり、ジャガーザメを探したり、夫婦仲の危機が訪れたり、充分ドラマティックです(笑)。

普通、いかにも偽物って感じのペイントを当て込んだりしたら、映画が安っぽくなったり嘘っぽくなったりするのに、
この映画が凄いのは、それを個性に変えて映画の雰囲気を損ねてないところ!
ジャガーザメも映画の中で存在感を放って魅力になってる。

そんな独創的な海洋生物の他にも、個性的な面々が終結。

ズィスーを崇拝するあまり、ネッドにやきもちを焼くエステバン(ウィレム・デフォー)も可笑しかったけど、
個人的に好きだったのは、随所でステキな歌を披露してくれるペレ・ドス・サントス(セウ・ジョルジ)!
ウォロダルスキーは気になるノア・テイラーが演じていたし、
ズィスーの妻・エレノアを演じているアンジェリカ・ヒューストンは見たら忘れない女優さん(インパクト強し!)。

そんなクセ者ズィスー 一行に同行取材する、妊娠中の雑誌記者ジェーンにはケイト・ブランシェット

ズィスーのライバル、ヘネシーをイヤミっぽく演じているのはジェフ・ゴールドブラム
あわや見殺しに!?と思ったお目付け役のビル(バッド・コート)も助け出されて一安心!

登場人物が多いけど、それもホームメイド感を醸し出してて良かったです。
舟の断面を移動してゆくシーンは面白かった! 
凝りに凝ってます☆

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ビル・マーレイ主演 海洋アドベンチャー映画? かつて偉大な海洋探検家と尊敬されていた中年男 スティーヴ・ズィスーと仲間達の冒険を描いていく コメディーなのに何故か切ない感情が残る映画 彼の右腕エステバンがジャガーシャークに殺され そのサメを追い旧式の探査船ベラフォンテ号で出かける 息子と名乗る青年と、妊娠中の女性雑誌記者が現れ 同行することになるのだが・・・・・・ わざと絵画の様に映し出す特撮画面・・・・・ 笑っていいのか?悪いのか?割り切れぬセンチメンタルなギャグ 老いた冒険家の悲哀が全... [続きを読む]

受信: 2006年8月24日 (木) 11時37分

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