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2006年9月28日 (木)

フラガール

Hula_girl アカデミー賞外国語映画賞、日本代表決定おめでとう!

■あらすじ■

昭和40年、福島県いわき市の炭鉱町。
時代は石炭から石油へと変わり、閉山が相次いで、町は先細りの一途を辿っていた。
そこで、起死回生のプロジェクトとして豊富な温泉を利用したレジャー施設“常磐ハワイアンセンター”が計画された。
そして、目玉となるのは地元の少女たちをダンサーに仕立てたフラダンスショー!
しかし説明会では、セクシーな衣装で踊る姿に大半の応募者が逃げ出し、残ったのは紀美子(蒼井優)と早苗(徳永えり)、初子(池津祥子)、小百合(山崎静代)の4人だけ。

そんな中、フラダンスの講師として、元SKD(松竹歌劇団)ダンサーの平山まどか(松雪泰子)が東京から招かれ・・・。

(2006年/日本) ★★★☆

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その時代も、その土地のことも知らない。
けれど、ありありと日常くささがスクリーンから溢れてくる。

紀美子や早苗の話す“いわき弁”もすんなり耳になじむ。
「スウィング・ガールズ」で少女たちが方言を話して笑いをとっていたのに比べると、断然「フラガール」の方が上質だと思います。

笑えるシーンは空回り気味にも思えたけど、無理して笑わせようとしてないので
ゲンナリせずにスルー出来ました(笑)。

しかし、ハワイアンセンターの吉本部長(岸部一徳)が、座敷でまどかに啖呵を切るところや、
まどかが男風呂に殴りこむところはとても良かったです。
見ていて清々しいほどでした(笑)。

自分の人生を生きたいと願う紀美子。
ここから逃げ出したいと願う早苗。
少女たちの成長物語に、まどかの人生が重なる。

ただ残念なのは結末ありき、つまりはハワイアンセンターの成功は分かっているので、そこに至るまでがやや手ぬるい作りと言うか、ベタな展開なこと。

借金取り(寺島進)と洋二朗(豊川悦司)のエピソードは、あまり必要性を感じなかったです。
でもフラガールたちには、おおいにホロリとさせられちゃったけどね!

成功物語をフラダンスショーのダンサー育成で語るのも面白い試みでしたが、
フラをマスターした女優陣の頑張りにも拍手を送りたいです。

蒼井優は さすがの演技でしたが、親友役の早苗を演じた徳永えりも良かったです! 

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