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2006年9月30日 (土)

ナショナル・トレジャー

National_treasure 安心ジェリー・ブラッカイマー印。

■あらすじ■

その昔、テンプル騎士団の財宝は、その子孫である秘密結社フリーメイソンによって米国に持ち込まれた。
歴史学者で冒険家でもあるベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)は、先祖が聞いた“秘密はシャーロットと眠る”という言葉を手がかりに財宝の行方を捜してきた。
そして実業家のイアン(ショーン・ビーン)の協力の下、ようやくシャーロットという名の船を探し当てる。
しかし、それは次なるヒントの一つに過ぎず、財宝のありかが「アメリカ独立宣誓書」に隠されていることを示していた。

ゲイルは、財宝を独り占めしようと企むイアンと決別。
相棒のライリー(ジャスティン・バーサ)、国立公文書館で働くアビゲイル(ダイアン・クルーザー)と共に、謎を解き明かしていく。

(2004年/アメリカ) ★★☆

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ジェリー・ブラッカイマーの先見眼には、すごいものがあるね。
小説「ダ・ヴィンチ・コード」が世界的にベストセラーになっている中、いち早く謎解きトレジャー・ハントものを製作。
映画版「ダ・ヴィンチ・コード」の一歩も二歩も先に出て、ヒットを飛ばして続編も決定です。

映画の中身には、つっこみを入れずにはいられない感じもしたけど、
ウンチクにかまけたりもせずに、見ている人を楽しませるエンターテインメントを作ることに徹しているのは感心します。

オープニングから一面が雪に覆われた北の大地で大爆発。
別に、わざわざそんな場所に設定しなくてもどうにでもなっただろうに、
おそらくスケール感を出したいがためだけに、無駄にお金をかけて大冒険!

けれど舞台は現代のアメリカ。
財宝のヒントが隠されていそうなところが、地味でさほど興味を引かないのも残念でしたが、大冒険と呼ぶほどにはアドベンチャー活劇しないのです。

管理社会のハイテク機器に囲まれた現代では、トレジャー・ハントはミッション・インポッシブルに挑戦することを求められるらしい(笑)。
厳重なはずのセキュリティ・システムが、2方向から盲点を衝かれるのもオカシな話ですが、迫り来る敵との攻防戦に全くハラハラしない!

全編を通してそうだったのですが、手に汗握る瞬間が全くなくて、主人公がピンチに陥っても何故か安心して見続けていられるのです。

暗号解読のため、走っては一時停止、走っては一時停止の繰り返し。
いつものジェリー・ブラッカイマー特有のこれでもか!これでもか!と畳み掛けるような怒涛の展開もなく勢いを感じませんでした。

それでも、最後まで見ちゃうけど(笑)。

紋切り型の登場人物ばかりだったのも、残念でした。
一癖も二癖もある人が出てきたら良かったな。

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2006年9月29日 (金)

ふたりの5つの分かれ路

Five_times_two あるカップルのダメ男観察記?

■あらすじ■

書類にサインをして離婚手続きを終え、結婚生活にピリオドを打ったジル(ステファン・フレイス)とマリオン(ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ)。
2人はその後、ホテルの部屋で最後の思い出に身体を重ねるが、かつての愛情が甦ることもなく、ただ砂を噛む様な虚しい後味が残るばかり・・・。

(2004年/フランス) ★☆

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この男、サイテー!
内容よりも嫌悪感が先に立ってしまって、たぶん最初から最後まで眉間にしわを寄せながら鑑賞していたのではないだろうか(笑)。

頑張って最後まで見たのは、このカップルが別れることになった原因が少しでも分かることを期待したから。
う~ん、、、
明快な答えはでなかったけど、別れるべくして別れたってカンジです。

フランソワ・オゾン監督のちょっと変わった恋愛ドラマ。
あるカップルの離婚から始まり、あるディナーの夜、マリオンの出産、2人の結婚式、出会いと、時を遡って5つのエピソードが提示されていく。

断片的なストーリーでどこまで2人の核心に迫れるのかも興味があったけど、
あまりに大人すぎてお子ちゃまな私では太刀打ちできない映画でした。

全編を通して、あまり幸せそうじゃない印象を受けたんだよね。
蜜月時期は描かれないから、余計にそう感じます。 

最初のホテルのシーンからノックアウトされ、サイテー男にブチ切れそうになっちゃった(笑)。
3つ目のエピソードのマリオンの出産でも、ダメ亭主ジルに心の中で毒づきながら見てたし。
もう、なんなの!この男はっ!!
妻の出産に立ち会わないってどういうこと!?
自分の息子を見て気分が悪くなるなんて、信じられないっ!!

子供の名前をケータイで話しながら決めちゃったりして、近くにいるのにあまりにも遠い。
その時点での夫婦の距離がそのまま現れていました。

心が離れているから「愛してる」って言葉も、電波に乗れば届かない。
大事なことは、相手の瞳を見て言わないとね!

どのエピソードに出てくるジルも、私は好きになれなかった。
自分勝手過ぎるよっ!

だから、さっさとこんな男とは別れればいいのにって思っていたんだけど、よく考えるとマリオンもマリオンなんだよね~。

エピソードの隙間を埋めて作る自分だけの映画。
私が完成させた作品は身も蓋もないものだったけど、15年後にまた見たら感想は違うものになっているかも!?

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2006年9月28日 (木)

フラガール

Hula_girl アカデミー賞外国語映画賞、日本代表決定おめでとう!

■あらすじ■

昭和40年、福島県いわき市の炭鉱町。
時代は石炭から石油へと変わり、閉山が相次いで、町は先細りの一途を辿っていた。
そこで、起死回生のプロジェクトとして豊富な温泉を利用したレジャー施設“常磐ハワイアンセンター”が計画された。
そして、目玉となるのは地元の少女たちをダンサーに仕立てたフラダンスショー!
しかし説明会では、セクシーな衣装で踊る姿に大半の応募者が逃げ出し、残ったのは紀美子(蒼井優)と早苗(徳永えり)、初子(池津祥子)、小百合(山崎静代)の4人だけ。

そんな中、フラダンスの講師として、元SKD(松竹歌劇団)ダンサーの平山まどか(松雪泰子)が東京から招かれ・・・。

(2006年/日本) ★★★☆

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その時代も、その土地のことも知らない。
けれど、ありありと日常くささがスクリーンから溢れてくる。

紀美子や早苗の話す“いわき弁”もすんなり耳になじむ。
「スウィング・ガールズ」で少女たちが方言を話して笑いをとっていたのに比べると、断然「フラガール」の方が上質だと思います。

笑えるシーンは空回り気味にも思えたけど、無理して笑わせようとしてないので
ゲンナリせずにスルー出来ました(笑)。

しかし、ハワイアンセンターの吉本部長(岸部一徳)が、座敷でまどかに啖呵を切るところや、
まどかが男風呂に殴りこむところはとても良かったです。
見ていて清々しいほどでした(笑)。

自分の人生を生きたいと願う紀美子。
ここから逃げ出したいと願う早苗。
少女たちの成長物語に、まどかの人生が重なる。

ただ残念なのは結末ありき、つまりはハワイアンセンターの成功は分かっているので、そこに至るまでがやや手ぬるい作りと言うか、ベタな展開なこと。

借金取り(寺島進)と洋二朗(豊川悦司)のエピソードは、あまり必要性を感じなかったです。
でもフラガールたちには、おおいにホロリとさせられちゃったけどね!

成功物語をフラダンスショーのダンサー育成で語るのも面白い試みでしたが、
フラをマスターした女優陣の頑張りにも拍手を送りたいです。

蒼井優は さすがの演技でしたが、親友役の早苗を演じた徳永えりも良かったです! 

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2006年9月27日 (水)

イルマーレ

Lake_house 大人のためのファンタジー。

■あらすじ■

2006年。
シカゴの病院で働くことになった医師のケイト(サンドラ・ブロック)は、湖畔に建つ「湖の家」からシカゴ市内に引っ越すことになる。
家を出る時、次の住人に宛てて手紙を残す。
「郵便物の転送をお願いします。 玄関の犬の足跡は元からありました。」

新しい住人アレックス(キアヌ・リーブス)は手紙を受け取り玄関を確認するが
、犬の足跡はない。
しかし翌日、迷子の犬がやって来てペンキで足跡をつける。
アレックスは、このことをケイトに手紙で知らせる。

不思議な郵便受けを通して数回のやり取りを続け、2人の手紙は2年の時空を超えて届いていることが分かる。
ケイトは2006年を、アレックスは2004年を生きているのだ。

やがて2人は、まだ見ぬ相手を想うようになるが・・・。

(2006年/アメリカ) ★★★☆

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チョン・ジヒョン主演の2001年韓国映画「イルマーレ」のハリウッド・リメイク。

時空を超えるポストの謎は、この際考えてはいけません!
そういう謎解きの映画じゃないから。
運命の2人だから、縁を取り持つ不思議なポスト。
出会わないといけない2人ゆえの必然のなせる技です、きっと(笑)。

2年の時空を超えて、見えない力に引き寄せられるみたいに、相手を知り、相手を想い、相手と同じ季節を過ごす。
かなりロマンチックなので映画の世界に入れれば、いい夢が見られます!(笑)

2人の手紙のやり取りを、まるで向かい合って会話しているみたいに編集してあるのも、オシャレでテンポが良くてステキでした。

とにかくキアヌが演じるアレックスが、ケイト思いなので乙女心をくすぐる!
彼女のために失くした本を取りに行き、彼女のために木を植え、彼女のために家を明け渡す。
そうして2年も想い続けて待ちぼうけ。
その後、さらに待てと言われて、待てるアレックスは偉い!
けど、そんな人いるのかしらー?(笑)

献身的なアレックスの姿がとても印象に残りました。 
女性の願望が色濃く反映されている気がします(笑)。

※【以下、ネタバレ有】…未見の方はご注意下さい。

ケイトがアレックスのことを探そうとしたり、調べたりしないしないのは、ちょっと変だけど伏線がそうだから仕方がない。

その伏線も結構バレバレでしたが、その後どんでん返しを起こすところで頭の中が大混乱。
エンディングを楽しむどころではありませんでした(笑)。

アレックスの死を知ったケイトは何年前に向かって手紙を書いているのか、よく分からなかったのです。
1年前の出来事を覆そうとしているのに2年待てとは、これいかに!?

アレックスは4年も待たされたのかと思っちゃったよ~(笑)。
本当は2004年から2007年の間の3年待ちなんだよね。

ようやくポストのタイムラグが2年だから、2年前のアレックス(2005年のアレックス)に向けての手紙だと納得。
手紙が届いていれば、記憶も修正されるのでしょう。 きっと。

しかし、2年前(2005年)の「湖の家」には、ケイトが住んでいるのではないかと思うのですが・・・。
それでも手紙は、どうにかアレックスの元へ届いたのでしょうね。

私はね、あの芸達者な犬のジャックが届けたんじゃないかと思う~(笑)。
まさに2人のキューピッドだったよね。

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2006年9月26日 (火)

ヒース・レジャー

Heath Ledger

  • 誕生日:1979年 4月 4日
  • 出身:オーストラリア/バース
  • ミシェル・ウィリアムズとの間にマチルダちゃんを儲けるも破局。
  • 2008年1月22日、死去。 享年28歳。 早すぎる。。。

主な出演作:

公開待機作:

  • 「The Imaginarium of Parnassus」 …監督はテリー・ギリアム。 撮影途中に急逝。 代役にジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル・・・。

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2006年9月25日 (月)

ミシェル・ウィリアムズ

Michelle Williams

  • 誕生日:1980年 9月 9日
  • 出身:アメリカ モンタナ州
  • ヒース・レジャーとの間にマチルダちゃんを儲けるも破局。

主な出演作:

公開待機作:

  • 「Deception」…共演はユアン・マクレガー、ヒュー・ジャックマン。
  • 「シネクドキー(原題)」…監督はチャーリー・カウフマン! 共演はフィリップ・シーモア・ホフマン!
  • 「ブロンテ(原題)」…シャーロット・ブロンテの半生。 共演は、ブライス・ダラス・ハワード、レイチェル・エヴァン・ウッド、ジョナサン・リース・マイヤーズ、イメルダ・スタウントン、ベン・チャップリン。
  • 「ホウェア・ザ・ワイルドシングス・アー」…実写とパペットアニメの融合作品? 監督はスパイク・ジョーンズ。
    ミシェルは声の出演。
  • 「アップ・トゥ・ザ・グラウンド(原題)」…監督はマリリン・マンソン。 「不思議の国のアリス」を題材にした作品。 共演はキアヌ・リーブス、ジェニファー・ガーナー。
  • 「ア・ホール・イン・ワン(原題)」…ブラック・コメディ。
  • 「マンモス(原題)」…ガエル・ガルシア・ベルナルの妻役。
  • 「Ashecliffe」…スコセッシ&ディカプリオのコンビ4作目。 ミシェルはレオの妻役。
  • 「ブルー・バレンタイン(原題)」…共演はライアン・ゴズリング。

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2006年9月23日 (土)

★インデックス 【英数字】

※★★★★星4つ以上の作品はピンク色で表示しています。

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★インデックス 【か行】

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★インデックス 【ま行】

※★★★★星4つ以上の作品はピンク色で表示しています。

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★インデックス 【や行】

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英数字  アニメーション
俳優履歴書・女優  俳優履歴書・男優

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★インデックス 【俳優履歴書・女優】

オドレイ・トトゥ/Audrey Tautou

キーラ・ナイトレイ/Keira Knightley

ケイト・ブランシェット/Cate Blanchett

ケイト・ボスワース/Kate Bosworth

ナオミ・ワッツ/Naomi Watts

ナタリー・ポートマン/Natalie Portman

ペ・ドゥナ/Bae Doo-na

ミシェル・ウィリアムズ/Michelle Williams

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英数字  アニメーション
俳優履歴書・男優

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★インデックス 【俳優履歴書・男優】

イーサン・ホーク/Ethan Hawke

イライジャ・ウッド/Elijah Wood 

オーランド・ブルーム/Orlando Bloom

ガエル・ガルシア・ベルナル/Gael Garcia Bernal 

金城武/Takeshi Kaneshiro

キアヌ・リーブス/Keanu Reeves

ギャスパー・ウリエル/Gaspard Ulliel

キリアン・マーフィー/Cillian Murphy

ジェイク・ギレンホール/Jake Gyllenhaal

ジュード・ロウ/Jude Law

ジョナサン・リース・マイヤーズ/Jonathan Rhys Myers

ジョニー・デップ/Johnny Depp

ジョン・キューザック/John Cusack

ヒース・レジャー/Heath Ledger

ヒュー・ジャックマン/Hugh Jackman

ポール・ベタニー/Paul Bettany

ユアン・マクレガー/Ewan McGregor

レイフ・ファインズ/Relph Fiennes

レオナルド・ディカプリオ/Leonardo Dicaprio

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俳優履歴書・女優

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2006年9月22日 (金)

マルチュク青春通り

Once_upon_a_time_in_high_school 高校生には見えないクォン・サンウ。

■あらすじ■

1978年、軍事政権下の韓国。 
母親と新興住宅地カンナムに引っ越してきた高校2年生のヒョンス(クォン・サンウ)は、マルチュク通りに近い男子校にバス通学することに。
そのバスの中で見かけた、近くの女子高に通う1つ年上のウンジュ(ハン・ガイン)に一目惚れするが、なかなか話すキッカケがつかめない。
やがてヒョンスは問題児ばかりを集めたクラスで、不良生徒のリーダー格ウシク(イ・ジョンジン)と仲良くなる。

ある日、ヒョンスとウシクは、バスの中で絡まれているのを助けたことでウンジュと知り合いになる。
浮かれるヒョンスだが、ウンジュはウシクと付き合い始めたことを知る。

(2004年/韓国) ★★

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ブルース・リーの映画って見たことないです。
「燃えよ!ドラゴン」「死亡遊戯」くらいは、死ぬまでに見ておくべきなのかなぁ。
ちなみに、映画の最後に出てきたジャッキー・チェンの「酔拳」は見たことあるよ! 
ずっと前に見たから、あんまり内容は覚えてないけど。

映画はブルース・リーに憧れる男子高校生ヒョンスが主人公。
きっと日本でも、当時はこんな風に学校の休み時間にみんなでブルース・リーのマネをして、ふざけて遊んでいたんでしょうね。
マネしたことがある人は、ノスタルジーを感じるかも?

私はブルース・リー世代じゃないからかピンと来なかったけど、もじもじ君なクォン・サンウはちょっと気になりました(笑)。
ケンカには滅法弱くて、好きな子とは話すのが精一杯。 
だから、格好いいところは全部友達に持っていかれちゃうし、好きな子も友達に取られちゃう。
なんとも情けないんだけど、いじらしいところが可愛い(笑)。

そんなヒョンスがブルース・リーばりに活躍するのは、いつかいつかと待っていたら、残り30分切ってから!
成就しない初恋も、切なさが増していいと思うけど、
結局、何が言いたい映画なのかよく分からなかったです。

目的を失ったヒョンスが、いきなり戦闘モードになるのも分からなかったし、
家出したウシクの屈折もよく分からなかった。

ポルノ雑誌を売っている同級生に「やめろ」と言ったり、いいところもあるんだよね、ウシクって。
だけど、真意は明かされないままだし、こっちが感じるしかない。
同級生の将来を慮ってだと思うんだけど・・・。

でも一番分からないのは、ヒョンスが好きなのにウシクと付き合うウンジュだったりする。

結局、ウシクの家出に付き合ったのが誰なのかも明かされない。
確かめないヒョンスにじれったさも感じたけど、再会したウンジュを見るヒョンスの眼差しに未練はもう残っていなくて、男の子の成長をみた気がする。

そうか。
男の子の目線で語られる映画だから、上手くはいっていけなかったのかも。

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2006年9月19日 (火)

私は「うつ依存症」の女

Prozac_nation 原題は「PROZAC NATION (=プロザックの国)」。

“プロザック”はアメリカで開発された抗うつ剤。
つまりは「PROZAC NATION」=「アメリカ」のこと。

■あらすじ■

1986年、教育熱心な母(ジェシカ・ラング)のもとで育ったリジー(クリスティナ・リッチ)は、晴れてハーバード大学に入学。 ルームメイトのルビー(ミシェル・ウィリアムズ)と仲良くなる。

リジーは、才能ある音楽ライターとして「ローリング・ストーン」誌などで活躍するも、母の過度な期待や音信不通の父との関係、ドラッグ、そして以前から悩まされてきたうつ症状に、次第に苦しめられていく。

不安定さを増したリジーはついに、友人らにスターリング医師(アン・ヘッシュ)のもとへ連れて行かれるが・・・。

(2001年/アメリカ) ★★★

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エリザベス・ワーツェルの自伝の映画化。

それにしても、あまりにストレートすぎる邦題だね。
映画でうつ病を扱っていることは一発で分かるけど、引いちゃう人もいそう。

それに“うつ病”と“躁うつ病”って違うんだけど、知らない人が見たらこの映画の中のリジーは“うつ病”だって思っちゃうんじゃないかな?
起き上がる気力すら無い日が続いたかと思えば、感情を爆発させたり、浮き沈みが激しい・・・。
私は専門家じゃないけど、これって“躁うつ病”だよね???

リジーが“うつ”のステレオタイプだと思われるのは、違うんじゃないかと思うけど、
優等生を演じ続けてきたために、どこかで無理をして心に破綻をきたした少女の話として見れば、どこかで共感できるところが見付かるかもしれない。

しかし、リジーの痛みはリジーだけのものだ。
どんなに深く暗い闇に沈みこんでも、それを私が理解してあげることは出来ない。

クリスティナ・リッチは熱演だし、ジェシカ・ラングとの共演も見応えがあったけど、
実際、「何が」「どれくらい」リジーを苦しめているのかが、表面だけをなぞっているだけで、こちらに伝わってこなかったのが残念です。

母親の期待に全て応えることは出来ないとつぶやくリジーの気持ちは解かるけど、急に娘のことを理解してしまう母親には違和感を覚えました。

理解できなくても、映画に寄り添うことが出来ればもっと入り込めたのでしょうが・・・。

リジーは、心のつながりの代わりに身体のつながりを求める。
その相手役、ノア(ジョナサン・リース・マイヤーズ)の手に負えなくなって見放されると、次にまた別の恋人を選ぶ。
そうして、恋人レーフ(ジェイソン・ビッグス)を束縛し、執着していく。
そのくせレーフの家族に会えば、自分から関係を壊してしまう。

治りたいのか治りたくないのか よく解からない心理は、そのままリジーの混乱とつながっているのかもしれないですが、かなり感情移入しづらいです。

誰かに認めてほしくて、誰かとつながっていたくて、嫌われるのが怖くて身動きが取れなくなって、自分を見失ったまま、深く沈んで落ち込んで。
無理をして笑顔をつくって見せては、心に棘を生やす。
そうしてガチガチにがんじがらめになって生きてゆくツラさ。

解かる人には解かる。 解からない人には解からない。
かなり個人的な映画のような気がします。

最もリジーの救いになったものが“プロザック”だったと言うのも、なんだか物悲しかったです。

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2006年9月17日 (日)

恋する神父

Loveso_divine 分かっていたけどラブコメ。

■あらすじ■

司祭になる儀式を1ヵ月後に控えている神学生ギュシク(クォン・サンウ)は、友人が起こしたトラブルのせいで、地方の教会に行って精神修行をするよう言い渡される。
そこに教会のナム神父の姪で、米国帰りの自由奔放なボンヒ(ハ・ジウォン)がやってくるが、ギュシクはなにかとボンヒと衝突ばかりしてしまう。

そんな中、ギュシクはナム神父に、ボンヒの心を入れ替えキリスト教の洗礼を受けさせる卒業課題を与えられ・・・。

(2004年/韓国) ★★★

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美しき野獣」で見せたワイルド・サンウと対照的な、コミカル・サンウ。
思っていた以上にベタベタなコメディでした。

帰国子女のボンヒが純情神父ギュシクを振り回すところは「猟奇的な彼女」的なカンジ。
目新しさは神父服だけだった気もする。

神父服のセクシー(?)なところって、禁欲的なところ?
ボンヒにどうしてるのかって突っ込まれて動揺してるのも可笑しかったけど、ラブホテルのポスターにギュシクがマジックで落書きしてるシーンが可愛かったです。
しかも、ちゃんと十字架を持たせてるし(笑)。

ありきたりな結末なのも、ラブコメだからしょうがないって言えばしょうがないけど、ちょっと物足りなかったです。

賛美歌練習のシーンがあったから、結婚式で歌うのはゴスペル曲だろうと思ったんだけど、思いっきりポップソングだったのには驚きを通り越して爆笑しそうになりました。
いや、いいんですけどね。
でも、プロモーション・ビデオって言うか、アイドル映画的なかんじ。
一気に気が抜けてしまいました。

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2006年9月15日 (金)

ギャングスター・ナンバー1

Gangster_no1 細身のスーツ姿が格好良い。

■あらすじ■

1999年のロンドン。 
アンダーワールドのナンバー1に君臨する55歳のギャングスター(マルコム・マクダウェル)は、ある日、投獄された元ボスの出所を知る。

1968年のロンドン。
ギャング界に君臨しているダンディなフレディ・メイズ(デイヴィッド・シューリス)は、駆け出しのギャングスター(ポール・ベタニー)にとって憧れの存在。
若きギャングスターはフレディに取り入り、彼の右腕にまでのし上がる。

しかし、フレディがカレン(サフロン・バロウズ)という女性に惹かれた事から2人の関係は崩れ始め・・・。

(2000/イギリス) ★★

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ポール・ベタニーの細身の身体にピッタリとしたスーツ姿がメチャクチャ格好良かった~!
颯爽と歩く姿には思わず頬がゆるんでしまう・・・(←ミーハーめっ!)。

隣を行くのはデイヴィッド・シューリス。
この人って年齢不詳な感じ。 老いも若きも演じ分けるよね。

そして、もう一人。
55歳のギャングスターを演じるマルコム・マクダウェル。
「時計仕掛けのオレンジ」が有名だけど、見ていないのでピンと来ないです。
でも、サイコ演技は凄かった(笑)。 
個人的には、そんな激情をさらりと受けて流すデイヴィッド・シューリスが良かったけど。

ストーリーは分かりやすいギャング物。
チンピラがボスを目指してのし上がって行く話なんだけど、ギャングスターのキャラクターがちょっと不確定な気もしました。
ただのチンピラかと思いきや、あれじゃサイコ野郎だ。

フレディに対する敬愛と愛憎。そして野心。 
カレンが絡んできたことで、どこかがプチンと切れてしまう。
もう少し、ねっとりじっくり描いていても良かったと思う。
カレンの死亡についても追求していなかったなんて、詰めが甘すぎるんじゃない?

ギャングスターにとっては、たまたま目の前に現れたのがフレディ・メイズだった。
もし目の前に別の誰かが現れたなら、その誰かを崇拝し、模倣し、破滅させずにはいられなかったんだろう。
そんなところは好きだけど。

ストーリーの形式は55歳のギャングスターの回想として、ポール・ベタニーのモノローグをマルコム・マクダウェルが語る。
雄弁すぎるナレーションが、あんまり好きになれませんでした。
私の好みは「黙して語らず」なので、ナレーションがない方が良かったかも。

そう言えば、「シン・シティ」も(内面的に)雄弁な男たちばかりでした。
ギャング物じゃないけど「パニッシャー」みたいな、寡黙な人が格好良くて好みです(映画では)。

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2006年9月14日 (木)

月夜の恋占い

The_beating_of_the_butterflys_wings 女の子は占いが好きらしいよね。
この映画の中にも、星占い・タロット・手相と、占いのシーンが出てはくるけど、結局占ったのは「星占い」だけ。

他の占いでも結果が同じだったら面白かったのにな~。
違ってても、いいけどさ(笑)。

■あらすじ■

パリの家電量販店に勤めるイレーヌ(オドレイ・トトゥ)は、地下鉄で乗り合わせた女性と星占いの話になり、3月11日生まれの運勢を教えてもらう。
占いには、ちょうど今日が運命の相手に巡り会う日だと書かれているが、たまたまその話を聞いていた青年も同じ誕生日で・・・。

その頃、海上では密入国しようとしている一隻の舟が波に揺れていた。

(2000/フランス) ★★☆

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オドレイ・トトゥのファンか、「アメリ」のファン(同じことか?)しか、見なさそうな映画だにゃ。
かく言う私も、そうですが。

一応、オドレイ・トトゥ主演らしいのですが、主演だと思ってみると肩透かしにあうかも。
だって、最初に登場してから、その後30分くらい出てこないんだもん。
ビックリしたよ。 あれぇ?って(笑)。

運命の相手との出会いを“バタフライ効果”(※「バタフライ・エフェクト」参照)を用いて描いているので、やたら登場人物が多いです。

密入国、酔っ払い運転、悪夢、不倫、浮浪者、カフェ、美術館、コーヒーメーカー・・・
ストーリーを全部語るには、登場人物とエピソードが多すぎて大変。

オドレイよりも、不倫は文化(?)の中年のおじさんが最初から最後まで、コンスタントに出てきて目立ってました。

他にクセがあって異様だったのが、
他人の話を自分の話にすり替えて、口からでまかせばかり言う青年。
無表情でちょっと怖い(笑)。

幸運を貯金してるんだというカフェのマスターはステキでした。
でも、ちょっとしか登場しなくて淋しい・・・。

そんなマスターの話に触発されて、人に良い事をしようとする常連客のオヤジ。
良い事をしようとしても、万引きは犯罪ですからー! 
間違ってるよ~(笑)。
それでも、巡り巡って最後にはおばあちゃんの元に届いたらステキだなって思ったんだけど、不審物扱い。 う~ん、残念! 

そんな些細なエピソードが微妙に重なって、運命が微妙に左右されてゆく。

悪くないけど、オドレイの魅力も伝え切れていないし、華になるエピソードがちょっと少なかったですね。
オドレイ以外のその後も気になるし。
特に同居人の彼女は、あの後、もみあげの彼に再会できたかのかしら~?

「運命のふたりなら僕らはもう、街のどこかですれ違っている。」

見ている最中、「ターンレフト ターンライト」のキャッチ・コピー↑が頭に浮かんできちゃった。
アパートの隣同士の住んでいながら、運命のいたずらですれ違いを繰り返して、なかなか相手と出会えない映画です。

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2006年9月13日 (水)

ビヨンド the シー ~夢見るように歌えば~

Beyond_the_sea 吹き替えなし!
歌って、踊る、ケヴィン・スペイシー!!

■あらすじ■

N.Y.の貧しい家庭に生まれ育ったボビー(ウィリアム・ウルリッチ)は、心臓の病で15歳までしか生きられないと医者から言い渡される。
けれども、かつて歌手だった母親ポリー(ブレンダ・ブレッシン)の薦めで音楽と出会い、生きる力を得る。

青年に成長したボビー(ケヴィン・スペイシー)は、伝説的なスターになることを夢見てショービズ界にデビュー。
ティーン・アイドル歌手として人気を得た彼は、映画に出演。 
そこで出会った16歳の人気女優サンドラ・ディー(ケイト・ボスワース)と電撃結婚する。

ハリウッドの夢のカップルとしてもてはやされるが、やがて時代の変化と共に運命が暗転し・・・。

(2004/イギリス・ドイツ) ★★★☆

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ボビー・ダーリンもサンドラ・ディーも知らないんだけど、楽しめました。
特に、ところどころに挟まれるミュージカルのパートが好きです!!

最初はボビー少年がケヴィン・スペイシー青年に変わるところで、ちょっと無理があるんじゃ・・・なんて思ったりしたのですが、年を感じさせない踊りっぷり。
見ているうちにだんだん年のこととか気にならなくなってきた。
製作・監督・脚本・主演と、4役かねて熱演しているケヴィン・スペイシーの情熱も伝わってきました。

かつらネタでは、思わず「スーパーマン リターンズ」を思い出しちゃった(笑)。

似てるかどうかは知らないけど、ケヴィン・スペイシーの歌いっぷりも良かったです。 
あんなにたくさん歌ってくれるなんて思わなかった!

実在した歌手の映画と言うと「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」を思い出したけど、
この「ビヨンド the シー ~夢見るように歌えば~」では、違ったアプローチでボビー・ダーリンに迫っていて面白いです。
ミュージカル部分なんか、その最たるものだけど、ボビーの分身を出現させて飽きの来ないようエンターテインメントに仕上げてる。

それに、あくまでケヴィンの関心は、ボビー・ダーリンを演じ続けたボビーにあるみたい。

とにかく、ケヴィン・スペイシーの芸の幅の広さに驚かされました。
楽しそうに演じてたし♪

しかし題名の“ザ”は、何故“the”なんだろう?
「ビヨンド・ザ・シー」じゃダメなの?(笑)

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2006年9月12日 (火)

インタビュー・ウィズ・シリアルキラー

The_riverman 実際に起きた連続殺人事件。

そして、事件を担当した刑事自身によって書籍化された本「死体を愛した男」を基にTV映画化された作品。

■あらすじ■

1983年、ワシントン州グリーン・リバー沿いから同一犯による他殺体が次々と発見される。
連続殺人犯“グリーン・リバー・キラー”として事件は注目を集めるが、捜査は進まない。
担当刑事ライカート(サム・ジェーガー)は現場から離れているケッペル警部(ブルース・グリーンウッド)に助言を求める。

ケッペルはかつて史上最悪と言われた連続殺人鬼バンディ(ケーリー・エルウェス)を追い詰めたものの、最終的に自分の手で逮捕することが出来ずに自信を失っていた。

そんな矢先、ケッペルの元にフロリダ刑務所に服役中のバンディから手紙が届く。
それは、殺人鬼としての経験から、グリーン・リバー事件の捜査に協力すると言う申し出で・・・。

(2004/アメリカ) ★☆

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WOWOW放映時のタイトルは「グリーン・リバー・キラー 死体を愛した男」でした。

ややこしいんだけど「グリーン・リバー・キラー」と「死体を愛した男」は、別々の事件の犯人のことです。
並べてあると、「グリーン・リバー・キラー」が「死体を愛した男」なのかと思っちゃうよね。
どっち付かずの題名はどうなのかとも思うけど、内容もどっちつかずに進んでました。

しかし「インタビュー・ウィズ・シリアルキラー」というタイトルの方が、本作を上手く言い表している気がします。

捜査に行き詰ったライカート刑事がケッペル警部に助言を求める“グリーン・リバー事件”。
フロリダ刑務所では、殺人鬼バンディとケッペル警部の面会が行われる。

バンディこそが「死体を愛した男」。
8人もの女性を次々と殺害しているが、すべてを自供したわけではなくバンディの事件には、まだ“謎”が残っている。

当時、捜査を担当したケッペルとバンディの因縁。
多くが重なる「グリーン・リバー連続殺人事件」と「死体を愛した男 テッド・バンディ事件」が平行して描かれていく。

犯人の心理を理解しようと、心を闇に染めていくケッペル警部。
そんなケッペルを心配する新米刑事ライカートと、楽しんでいるかのようなバンディ。

しかし、ラストでストーリーは大きく舵を切る。
ケッペルは死刑を間近に控えたバンディに真実を話させようとする。

面白くはないけど、本当にあった事実として関心を持って見る事が出来ます。
死刑囚が獄中から継続中の事件に捜査協力をしたこのケースは、「羊たちの沈黙」のモデルなんだそうです。

事実を明らかにした途端に犠牲者の数が一気に増えたところが一番、驚愕でした。

私の母はバンディを演じたケーリー・エルウェスの枕詞に「“アナザー・カントリー”の」って付けるんですけど、私は「“SAW”のDr.ゴードン」って言われた方がピンとくる。
世代間ギャップですね~(笑)。

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2006年9月11日 (月)

スズメバチ

Nid_de_guepes スズメバチに2度刺されると死んじゃうんだよ。

1度目に刺された時に抗体が出来て、体質によっては2度目に刺された時にその抗体反応からショック死することがあるんだって。 

■あらすじ■

7月14日、パリ祭の夜。 
史上最悪の売春組織アルバニア・マフィアの最高幹部の護送につく、特殊警察の女性中尉ラボリ(ナディア・ファレス)。
大掛かりな商品強奪を狙う様々な技能を持つ5人組の窃盗グループ。
悪夢のような一夜が待っているとも知らず、いつものように出勤する倉庫警備員ルイ(パスカル・グレゴリー)。

軍隊並みの重装備マフィア戦闘部隊に包囲され蜂の巣状態の巨大倉庫を砦に、生き残るため3者は手を組み絶望的な戦いを挑む。

(2002/フランス) ★★★★

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なんだか「アサルト13 要塞警察」に似てました~。
「要塞警察」をフランス版に焼きなおしたって感じかな。

導入部の30分はかなり長くて退屈でした。
“スズメバチ”に関してのウンチクも、後から考えるといらなかったような気もするんだけど、まあいいか(笑)。

護送車が襲撃され、逃げ込んだ先の巨大な倉庫にいたのは、窃盗犯5人。
絶体絶命の状況で手を組んで一緒に戦うけれど・・・。
やむを得ない状況だとしても、犯罪者に武器を渡して一緒に戦うことにする葛藤が、かなりアッサリしてました。
と言うか、窃盗犯と一緒に戦うことへの葛藤はほとんど無い。
でも、銃撃戦が始まっちゃうと、そんなのどうでもよくなっちゃうけどね(笑)。

窃盗グループの方も割りと素直に仲間意識を持って一緒に戦うので、意表をつかれたよ。
その後、警備員のルイも、何も言わずに一致団結して戦うので、また驚いた(笑)。
すったもんだが起こりそうなものなのにね。
普通は「閉じ込めやがって、このヤロー!!」とか言ったりしそうなものだけど、何も言わずに応急手当をしてくれる。
いい人すぎ、ルイ!(笑) 

「アサルト13 要塞警察」では凶悪犯に武器を渡して、いつ裏切られるかと言う緊張感が生まれていたのに比べると、始めから共闘意識があるのはちょっと拍子抜けかも。。。

窃盗犯グループのメンバー、サンティを演じていたのはブノワ・マジメル
しかし、目を引くのはやたら身体能力の高い黒人の人~!
只者じゃないです(笑)。

マフィア部隊も、一体どれだけいるんだ!ってくらいに次から次へと出てきて、只者じゃなかったです。
銃撃戦が凄かっただけにラストの壮絶戦に期待したのですが、あれでマフィアを全滅させられたのかちょっと疑問。
・・・なんて言うとルイに悪いんだけど。

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2006年9月10日 (日)

ハッピー・フライト

View_from_the_top イケてないグウィネス・パルトロウはいかが?

■あらすじ■

田舎町で生まれ育ち、一度も町を出たことのないドナ(グウィネス・パルトロウ)は、そんな冴えない生活から抜け出すことを夢見ていた。

ある日、テレビに映るカリスマ・スチュワーデス(キャンディス・バーゲン)の言葉に触発され、地元の小さな航空会社に就職。 念願のスチュワーデスに採用される。

しかし、華やかさのカケラもないローカル線では満足できず、憧れの国際線勤務を目指して、同僚のクリスティーン(クリスティナ・アップルゲイト)と共に業界大手のロイヤルティ航空へ応募する。

(2003/アメリカ) ★☆

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ティーンズ・ムービーみたいな軽いノリ。
ガールズ・ムービーと呼ぶには、グウィネスは年取りすぎ。

何の取柄もないけれど、田舎から飛び出して大きな夢をつかむ!
って言うのは悪くないと思うけど・・・。
なんだなんだ! なんで、こんなにつまらないのだ!!

なんだろな、全体的なバランスが悪いのかも。
ロイヤルティでの指導教官のマイク・マイヤーズも“より目”演技で際立っていたけど、面白くない~(-_-;)

テッド(マーク・ラファロ)との恋も“結末”ありきで進んでいるのが見え見えだし・・・。
「キューティ・ブロンド」みたいに恋も仕事も手に入れる!とか、バリバリのキャリアウーマンを目指しても良かった(笑)。
女性(私)から見て、ドナに憧れるとか、ドナの選択に共感する部分が全然なかったんだよね!
この脚本を書いたの男性だろうな~。

特にダメなのは、ドナが努力して立派なステュワーデスに変身していくところが描けてないところ。
一応、マイク・マイヤーズの授業を真剣に受けているシーンはあるんだけど、それだけで成績優秀って言われてもなぁ。
同僚のクリスティーンと競い合って、どんどん向上していっても良かったのに、クリスティーンのキャラクターってちょっと酷い(苦笑)。
演じたクリスティナ・アップルゲイトも、あれじゃ可哀そうだよ。

国内のローカル線より、業界大手の国際線で働く方が格好良い。
ドナが華やかな仕事場に憧れて、簡単に会社を変えちゃうのも気になりました。
国内線勤務になっても、国際線にこだわるし。

確かに国際線の方が格好いいのかもしれないけど、
格好いい仕事場で働いている人が格好いいのではなくて、自分の仕事に誇りを持って働いている人が格好良いんだってこともキチッと伝えて欲しかったな。

グウィネス・パルトロウのミニスカ・スチュワーデス・ファッションが見たい人はどうぞ。

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2006年9月 9日 (土)

タナカヒロシのすべて

Tanakahiroshi 生きていくって、難しい?

そんな疑問に、タナカヒロシが答えてくれます。

■あらすじ■

かつら工場に勤める田中宏(鳥肌実)は32歳独身。 
会社では同僚や上司との付き合いもすこぶる悪く 、プライベートでも無趣味。 
でも、どこか憎めず、実は意外とモテたりするが、彼女はいない。

一見すれば退屈な毎日を過ごしているが、誰にも干渉されず平々凡々と暮らすことこそ彼の望みだった。

ところが父(上田耕一)の急死をきっかけに、彼の人生は急転直下。 
次々とツイてない事が降りかかり、散々な毎日を過ごすハメになる。

(2005/日本) ★☆

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どうにかなるさ。
生きていたら、どうにかなるさ。 そのうち良いこともあるさ。

力強く、人生を肯定してくれるけど、そこに至るまでに映画に入り込めるかが、鍵。
私はちょっと、無理でした。

タナカヒロシ。
最後までつかみきれなかった。

お弁当売りの女の子(ユンソナ)も、“テルミンと俳句の会”の飯島(市川実和子)も、看護婦(小島聖)も、ヒロシのどこに惹かれたのかな?
かなり、謎。
タナカヒロシのチャームポイントが見つけられたら、もう少しは面白く見られたかもしれない。

演じた鳥肌実という方は過激なパフォーマーらしいですが、確かに只者じゃない雰囲気が出てました。
なんか、怖い・・・。

ヒロシは孤独を好み、マイペースで生きているけど、何故かまわりがほっとかないんだよね。
他者を寄せ付けないくせに、他者を引きつけてしまうヒロシ。
良い人が多かったけど、良い人じゃない人(寺島進)も引きつけてました(笑)。

次々と不幸に見舞われて、環境も交友関係も変化してるのに、ヒロシがマイペースを崩さず淡々としているので、そんなに劇的変化があるようには全然見えない。
だからこそ、人が変わったようなラストシーンのヒロシにインパクトが出るんだろうけど、、、。
もう少し見所になるところが欲しかったかも。

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2006年9月 7日 (木)

ダーティ・ダンシング

Dirty_dancingダンシング・ハバナ」のオリジナル。

と言うことで、見比べてしまいました。

■あらすじ■

1963年の夏。 
17歳の“ベイビー(ジェニファー・グレイ)”は、家族で避暑地の山荘に出かける。
そして、ダンスホールでこれまでに見たこともないようなセクシーで激しいダンスをするカップルを見て、衝撃を受ける。
2人は山荘のダンス教師ジョニー(パトリック・スウェイジ)とペニー(シンシア・ローズ)。
ベイビーは従業員の宿舎に向かい、ジョニーと知り合いになる。

(1987/アメリカ) ★★★☆

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避暑地でダンスに夢中になって、恋に落ちて・・・と、大筋のところはそのままでした。
でも、「ダーティ・ダンシング」の方がサイド・ストーリーがしっかりしていて映画の進め方もスムーズだった。

「ダンシング・ハバナ」は、若さに任せてイケイケですが(笑)、最後は妙に優等生になっちゃうんだよね。 
そんなところが拍子抜けだったんだけど、嫌いじゃなかったです。

「ダーティ・ダンシング」は、相手役がパトリック・スウェイジ(←「ゴースト ニューヨークの幻」の人)なので、ベイビーが大人の階段を昇るって感じでした。
17歳。 微妙な年齢ですね。 大人なのか、子供なのか。
未成年なのは確実だけど。

個人的には、ベイビーといい雰囲気になるところでは、ジョニーに大人の自制心を働かせて欲しかったんですけどね。 
そんなの野暮なんでしょうね(笑)。

そういえば、ジョニーはベイビーを子ども扱いせず、かと言ってレディとして扱うんでもなく、最初から(ダンス)パートナーとして接してましたね。 

大人な発言をして別れる2人に、もっとジタバタして欲しーい!と思ったけど、
ラストにやってくれました。
だけど、要所にダンスシーンはあるけど、そんなにダンス一色ってわけでもなかったです。

でも、終わり良ければ全て良し!!
ハリウッド・エンディングはこうでなくちゃ!!(笑)

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2006年9月 6日 (水)

グエムル 漢江〈ハンガン〉の怪物

The_host 突然変異で怪物になったのが一匹だけで良かったね。

■あらすじ■

韓国で一番大きな河、漢江。 
そこに正体不明の怪物〈グエムル〉が現れた!
河の近くで売店を営むパク一家の目の前で、休日を楽しんでいた人々が次々と襲われる。
地獄と化した河岸で、長男カンドゥ(ソン・ガンホ)が目を離した隙に、中学生の娘ヒョンソ(コ・アソン)がグエムルにさらわれてしまう。

家長のヒボン(ピョン・ヒボン)とカンドゥの元に、次男ナミル(パク・ヘイル)と長女ナムジュ(ペ・ドゥナ)が駆けつける。
ヒョンソの死をきっかけに家族全員が集まるが、グエムルはウィルスの宿主だと発表した政府に、一家は隔離される。

しかし、カンドゥの携帯にヒョンソから助けを求める電話がかかってきて・・・。

(2006/韓国) ★★★☆

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2匹も3匹も、100匹も、あんなのが出てきたら困るけど、本当に1匹だけだったのかな?
いきなり人を襲い出したわけではないだろうし、漢江の河岸付近で行方不明事件の頻発、正体不明の生物の目撃情報がなかったのかなぁと、ちょっと現実的に見始めちゃった。
でも他にも、ご都合主義的なストーリー展開はやや散漫してました。

が、ハリウッド並みの怪物映画を韓国で作って見せてくれたことを評価したいです! 
グエムルのVFXはメイド・イン・コリアじゃないらしいけどさ、すごいじゃないの! 
あの怪物!! 
走り、踊り(?)、跳ねる!

でもイメージとは違って、意外とネバネバしてなかったです。
元魚だし、もう少しぬるっとしているかと思ったんだけど。
怪物=粘液!ってハリウッド映画を見て刷り込まれているのかな(笑)。

ポン・ジュノ監督の作品は「殺人の追憶」と「ほえる犬は噛まない」を見たけど、ここぞと言うポイントをことごとくハズして脱力させる監督だね。

家族の絆をしっかり描いているところは韓国的でしたが、今回は米軍駐留問題も絡めて、政治批判も色濃い。
かなり極端にも感じました。

特にそんな極端の“極”にいるのが、カンドゥ。
人一倍、娘思いなのだが、何をやっても上手くゆかないダメ親父。
どんな状況下でも眠れる特技を持っていて、弟妹からはマヌケと思われている。

純真って言うより、物事を深く考えないタイプなんだろうね。
だから自分を上手く表現することが出来なくて、ろくに話も聞いてもらえない。
でも、あそこまで酷い仕打ちを受けるとちょっと笑えない。

あまりにシニカルなので、笑えるパートは怪物のグエムルのところだけでした。
すべってこけたりして、お茶目だった!

政府も軍も医者も当てにはならなくて、一家4人でグエムルに立ち向かうけど、助けてくれたのは社会の底辺にいるホームレスだけだったのも皮肉でしょうか。

しかし、爽快感とは無縁なので、スカッとしたい人には向かないです。

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