スズメバチ
1度目に刺された時に抗体が出来て、体質によっては2度目に刺された時にその抗体反応からショック死することがあるんだって。
■あらすじ■
7月14日、パリ祭の夜。
史上最悪の売春組織アルバニア・マフィアの最高幹部の護送につく、特殊警察の女性中尉ラボリ(ナディア・ファレス)。
大掛かりな商品強奪を狙う様々な技能を持つ5人組の窃盗グループ。
悪夢のような一夜が待っているとも知らず、いつものように出勤する倉庫警備員ルイ(パスカル・グレゴリー)。
軍隊並みの重装備マフィア戦闘部隊に包囲され蜂の巣状態の巨大倉庫を砦に、生き残るため3者は手を組み絶望的な戦いを挑む。
(2002/フランス) ★★★★
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なんだか「アサルト13 要塞警察」に似てました~。
「要塞警察」をフランス版に焼きなおしたって感じかな。
導入部の30分はかなり長くて退屈でした。
“スズメバチ”に関してのウンチクも、後から考えるといらなかったような気もするんだけど、まあいいか(笑)。
護送車が襲撃され、逃げ込んだ先の巨大な倉庫にいたのは、窃盗犯5人。
絶体絶命の状況で手を組んで一緒に戦うけれど・・・。
やむを得ない状況だとしても、犯罪者に武器を渡して一緒に戦うことにする葛藤が、かなりアッサリしてました。
と言うか、窃盗犯と一緒に戦うことへの葛藤はほとんど無い。
でも、銃撃戦が始まっちゃうと、そんなのどうでもよくなっちゃうけどね(笑)。
窃盗グループの方も割りと素直に仲間意識を持って一緒に戦うので、意表をつかれたよ。
その後、警備員のルイも、何も言わずに一致団結して戦うので、また驚いた(笑)。
すったもんだが起こりそうなものなのにね。
普通は「閉じ込めやがって、このヤロー!!」とか言ったりしそうなものだけど、何も言わずに応急手当をしてくれる。
いい人すぎ、ルイ!(笑)
「アサルト13 要塞警察」では凶悪犯に武器を渡して、いつ裏切られるかと言う緊張感が生まれていたのに比べると、始めから共闘意識があるのはちょっと拍子抜けかも。。。
窃盗犯グループのメンバー、サンティを演じていたのはブノワ・マジメル。
しかし、目を引くのはやたら身体能力の高い黒人の人~!
只者じゃないです(笑)。
マフィア部隊も、一体どれだけいるんだ!ってくらいに次から次へと出てきて、只者じゃなかったです。
銃撃戦が凄かっただけにラストの壮絶戦に期待したのですが、あれでマフィアを全滅させられたのかちょっと疑問。
・・・なんて言うとルイに悪いんだけど。
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