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2006年10月 3日 (火)

涙そうそう

Nadasousou 名曲から生まれた映画。

■あらすじ■

2001年、沖縄。 
いつか自分の飲食店を出すという夢を持つ働き者青年、新垣洋太郎(妻夫木聡)は この日いつもに増して笑顔がこぼれる。 
それもそのはず、高校を合格した妹のカオル(長澤まさみ)が、オバァと暮らす島を離れ、洋太郎のいる本島へとやって来る。

(2006/日本) ★★☆

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「いま、会いにゆきます」の土井裕泰監督ということで期待値も高かったのですが、無難にまとめすぎて平凡になってしまったのが、とても惜しい。

名曲だからと言うだけでは、映画が名作になるわけじゃないのですね。
主演の2人は好演してただけに凡作になってしまったのはもったいなかった~。

ストーリー展開は分かりやすい3部構成。
勝手に「再会編」、「兄妹愛編」、「別離編」と名付けてみた。

第1部「再会編」は、島から出てきた妹との久々の対面。
しばらく見ないうちに女らしくなった妹をまぶしく思う兄と、兄に彼女が出来て面白くないハズの妹。
そして、彼氏が妹にべったりで複雑な思いの彼女、ケイコ(麻生久美子)。

長澤まさみのハジける天真爛漫さは可愛らしかったし、妻夫木クンのおおらかで優しげな雰囲気も良かった。
けれど3人の関係で悩んでいるのは彼女だけ。
それも取って付けたカンジでした。

前半からぐいぐい押しても良かったのに。

麻生久美子は、存在自体が中途半端で、いてもいなくてもいいような役でした。
きっと第3部へつなげるための布石だったのでしょうが、その役目を充分に果たしているとも思えなかった。

と言うのも、洋太郎もカオルもケイコも健全すぎて、お利口すぎて、お行儀が良すぎるんだもの。
もう少し悩み、あがき、じたばたしてもいいんじゃない?
ドロドロしたものを嫌ったのか、表面的なもの、キレイなところしか見せてない感じがしました。

それでも第2部「兄妹愛編」は切なくてホロッときて泣いちゃった。

なのに、第3部「別離編」には愕然ですよ。
もう少し伏線を張ったりすることは出来なかったのかしら・・・。
あまりにお粗末で強引な急展開に涙も引っ込んでしまった。。。 

エンド・クレジットの後におまけ映像が付いてます。
おまけって言うより、本編に使われても良さそうなシーンだけど。

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