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2006年10月29日 (日)

パニック・フライト

Red_eye 生真面目男の執念。

■あらすじ■

一流ホテルのマネージャーとして働くリサ(レイチェル・マクアダムス)は、勤務地であるマイアミへ戻る飛行機を待つ間、優しい男性リップナー(キリアン・マーフィ)と知り合う。

やがてリサたちの飛行機は無事に離陸するが、彼女の隣に座ったリップナーの正体は、大物政治家の暗殺を企てるチームの一員だと判る。
リップナーは「協力しないと父親(ブライアン・コックス)を殺す」と脅し、リサに1本の電話をかけさせるが・・・。

(2005/アメリカ) ★★★

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この映画の弱点は、暗殺計画の具体的な必要性が感じられないこと。
しかも、計画が上手くいかなかった時のための「プランB」も用意していないような、詰めの甘い暗殺集団なのです。
そんな集団が考えた暗殺工作は、ホテルマネージャーに標的の部屋を変えさせるというもの。

別にマネージャーに頼まなくても、他にも方法がありそうなのにね。

ところが生真面目な青年リップナーは、計画されたことが全て。
それ以外には考えが及ばず、計画の遂行だけを任務としている。

たった1本の電話をかけさせること。
それで全てが上手くいくはずだった。

ところが、リサの思わぬ抵抗にあい、任務にてこずることになる。

地上30,000フィートの密室スリラー。
思い浮かぶのは「フライトプラン」ですよね。 (今だと「スネーク・フライト」かもしれない?)
それもそのはず、「フライトプラン」に対抗するために急ピッチで作られたらしいです(笑)。
その割りに、なかなかの健闘。
「フライトプラン」のジョディ・フォスターみたいに、乗客を巻き込んで大騒ぎしないところも良かったと思う。

主演の2人の攻防戦は緊迫感があって、なかなか見応えがありました。

電話をかけてしまったリサが、その後どうやって事態を好転させるのかなぁと思っていたら、凄まじい反撃を繰り出す!
かなりのダメージを与えていました。
あれじゃ、リップナーは血が噴き出して出血多量で死ぬんじゃないかと思ったけど、不死身。
なかなか死なないタフネスぶりでした。

山場であろうホテルの爆破シーンは、あまりお金がかけられてないのがアリアリと分かってしまって、一気にB級映画の雰囲気になったけど、そこからまた盛り返すから凄かった!
リサとリップナー。
2人のシーンになると良い映画になるのよね。

でも、家に拳銃が2丁も(もっと、あるかも)あるなんて、リサ・パパは元軍人だったのかな(笑)。

一流ホテルじゃ、原因も突き止めずに いきなり火災報知機を鳴らしたりしないと思うし、暗殺計画についての弱点がもう少し補強できなかったのかと悔やまれます。

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