終わりで始まりの4日間
■あらすじ■
感情の起伏が極端に乏しく、精神安定剤を常用している売れない役者アンドリュー(ザック・ブラフ)。
ある日彼は母の死の報せを受け、9年ぶりに故郷のニュージャージーへと帰郷する。
しかし、父(イアン・ホルム)とは折り合いが悪いままで、旧友たちとの再会にも、彼らとの距離を感じてしまうばかり。
そんな時、アンドリューはひょんなことから天真爛漫でエキセントリックな少女サム(ナタリー・ポートマン)と出会う。
サムと一緒の時間を過ごすことで、アンドリューは忘れかけていた感情を少しずつ取り戻していく・・・。
(2004/アメリカ) ★☆
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プロットが「エリザベスタウン」によく似てるんだけど、「エリザベスタウン」はこの映画をパクッたんですかね?
違ったら暴言ですね(笑)、すみません。
しっかし、よく似てる。
葬式のため帰郷することになったり、風変わりな女性に出会って人生変わったり・・・。
でも、この映画の良さがいまいち分からなかった。
私、自己啓発映画と相性悪いのかも・・・。
壁紙模様のシャツや主人公に発情する盲導犬。
笑いのツボとタイミングが、ちょっとムヅカシイです。
なかなかナタリーも出てこなくて、いつになったら、ナタリーが出てくるのだ。
いつになったら面白くなるのだ、と我慢、我慢。
ずっと我慢しているうちに、面白くならずに終わってしまいました。
あれ?
一応、ナタリーはこの映画で演技開眼したとか言われてます。
そんな感じはしなかったけど・・・?
監督・脚本・主演はザック・ブラフ。
全く知りませんが、「チキン・リトル」で主人公の声を担当した人らしいです。
で、この人、イケメンと呼ぶ程には格好良くなくて、日本の女子高生からは「キモイ」と言われてしまいそうな微妙なダサさ(笑)。
役が無表情だから余計にイモっぽく見えちゃうのかもしれないけど、
友人役で出演していたピーター・サースガードに、自然と目が向いちゃいました。
主人公とナタリーが心通わせ、お互いに好意を抱くのも、エピソードとしては弱かったし、ラストでナタリーが主人公に 泣いてすがるのがとっても嫌!!
そこまでの運命的な恋に見えないよ。
母親の事故に主人公が関係していて、そこから父親との関係がこじれてしまったエピソードは興味を引いたけど、息子を薬漬けにしちゃうなんて、父親も相当に変人だよね。
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