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2006年12月27日 (水)

リトル・ミス・サンシャイン

Little_miss_sunshine 幸せのかたち。
家族のかたち。

いびつだって、負け犬だって、
大事なのは、ちゃんと“つながってる”って事だよね。

■あらすじ■

アリゾナ州郊外に住むフーヴァー家は、ちょっぴりエキセントリック。

家長のリチャード(グレッグ・キニア)は“負け犬を拒否する”がモットーの成功論提唱者で、
そんな父親に息子ドウェーン(ポール・ダノ)は反発し、ニーチェに倣って沈黙を続けている。

9歳の娘オリーヴ(アビゲイル・ブレスリン)は典型的な幼児体型をしているけれど、ミスコン優勝を夢見て研究に余念が無く、
老人ホームから追い出されたグランパ(アラン・アーキン)は、口が悪くて言いたい放題。

さらには そこへ、ゲイの伯父フランク(スティーヴ・カレル)が自殺未遂を起こしてやって来る。

母親シェリル(トニ・コレット)は、バラバラの家族をまとめようと孤軍奮闘しているが…。

そんな折、オリーヴに美少女コンテスト出場のチャンスが訪れる!

旅費節約のため、黄色いオンボロ・ミニバスに家族全員で乗り込み、開催地のカリフォルニア目指して出発するが・・・。

(2006/アメリカ) ★★★★

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くせ者ぞろいのフーヴァー家。
変わり者だけど、愛すべき変人たちでした(笑)。

家長のリチャードは厭味ったらしく、すぐに難癖をつけるい嫌な奴なんだけど、変わりようがすごくいい!

お父さんが娘のダンスを応援する姿に嬉しくなりました。
すぐに、いい人にはなれないけど、本質的には善良なんだろうなぁっていうのが伝わってくる。

沈黙の誓いを続けるドウェーンや、失恋して自殺未遂したフランク伯父さん。
みんな皆、何かを抱えて生きている。

上を目指して。
成功したくて。
誰かに認めてほしくて。

そんな中、強烈な個性を放っていたグランパ。
くせ者ぞろいの家族の中では、わがままじいさんってキャラクターでしたが、
フツーの家族だったらワイルド過ぎて浮いていそう!

だけど、フーヴァー家では当たり前に、その存在が受け入れられてて、空気に馴染んでました。

このワイルド・グランパが、結構いいセリフを言うんだよね。
「本当の負け犬とは、負けることを怖がって挑戦すらしない者のことだ」

思わず、うんうん、と頷いちゃった♪

一難去って、また一難。。。
6人を乗せたミニバスに次々降りかかる難題を、家族の力を合わせて乗り越えてゆく。

協力し合うこと。
譲り合うこと。
解かり合うこと。

バラバラだった6人は、“家族”として団結してゆく。

コンテストでのオリーヴのダンス・シーンが、この映画のハイライトだけど、
可笑しくて嬉しくて、笑いながら泣いて観てました。゜(゚´▽`゚)゜。。

心の中で、フーヴァー家のみんなと、頑張って踊っているオリーヴを応援せずにはいられないよね!! 

登場するどのキャラクターも、熱演の“熱”を感じさせない好演ぶりで素敵!!

こんなに個性的なメンツが揃うと、それぞれが自己主張を始めそうだけど、そんなことも無くて、
狭いミニバスの中、窮屈そうに映る6人の姿を繰り返し見ていると、本当の家族のようでした。

黄色いオンボロ・ミニバスも可愛いかった♪

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グレッグ・キニア、トニ・コレット、スティーヴ・カレル アラン・アーキン、ポール・ダノ、アビゲイル・ブレスリン主演 アリゾナに住む少女オリーブはミスコン・クイーンに憧れています ミスコンに応募する為、ポーズをとったり、特技の練習をしたり していますが まだまだ体型は幼児体型です オリーブの兄ドウェーンはニーチエを崇拝し、 空軍士官学校に入るまで誰とも口を聞かないと誓いを立てています そして自分の部屋に閉じこもり筋肉トレーニングばかりしています 父親リチャードは9ステップ・プログラムと言う... [続きを読む]

受信: 2007年1月 6日 (土) 09時28分

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