最後の恋のはじめ方
■あらすじ■
好きな女性にアプローチできない不器用な男性たちに的確なアドバイスを与えるデート・コンサルタントのヒッチ(ウィル・スミス)。
実はヒッチ自身が、大学生時代に大失恋を経験し、その体験から始めた商売だった。
ある日ヒッチは、コール財団のセレブ、アレグラ(アンバー・ヴァレッタ)に恋をしたという小太りの冴えない会計士アルバート(ケヴィン・ジェームズ)からの依頼を受ける。
ヒッチの指導を受けて順調に事が運んでいくアルバート。
一方のヒッチも、ある夜サラ(エヴァ・メンデス)という女性と出会い、デートにこぎつける。
しかし、彼女はゴシップ記事専門の記者で、新聞でデート・コンサルタントの正体を暴露してしまう・・・。
(2005/アメリカ) ★☆
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運命的な出会いをプロデュースして、デートを取り付ける。
ありそうで無さそうな、あこぎな職業。
けれど、太っちょアルバートの恋を応援するところで、どうなるのか興味津々。
アルバートにとってアレグラは、あまりにも高嶺の花。
ところが、ヒッチのアドバイスに従って、徐々にアレグラに近づいていくアルバート。。。
一方のヒッチは、サラとのデートに準備万端。
けれども、やること裏目に出てばかり。。。
ウィル・スミスの軽妙な演技はいいのに、何故かヒッチとサラのデートは全然、面白くないのです。
恋愛熟練者(?)の駆け引きなんて、見ていてトキメかないよ。
それに、2人とも職業に見合ってないような豪華な部屋に住んでいて、現実的じゃない。
ださい部屋に住んでいたら、「映画」にならないんだろうけど・・・。
特にヒッチの職業は、デート・コンサルタント。
善意で始めたとは言え、客は口コミだけだし、数をこなすと言うより質で商売している感じです。
かなりの報酬を貰っていないと、あんな部屋には住めそうに無いよね。
けれど、新聞でヒッチが裏でアルバートを操っていたと暴露され、アレグラに問いただされて答えた言葉は、「何もしていない」。
それで、結構な報酬が貰えるなんて、なんて美味しすぎる職業なんだ!
サラとの付き合いも、最初はただのナンパだったのに、
最後は一目惚れだった!とか言い出して、「あれ?」って思いました。
だったら、もう少し運命的なものを感じさせるような演出が欲しかったです。
良かったところは、頑張る(踊る)アルバートくらい・・・。
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