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2007年1月14日 (日)

カミュなんて知らない

Whos_camus_anyway カミュなんて知らない世代のための「異邦人」入門?

■あらすじ■

都内にある某大学の授業の一環として「タイクツな殺人者」が映画製作されることとなり、学生たちは大忙し。

ところがクランクイン直前になって、主演に予定されていた俳優が突然降板してしまう。

助監督の久田(前田愛)は急遽、代役に演劇サークル出身の風変わりな青年・池田(中泉英雄)を確保し、ほっと一安心する。

しかし、監督の松川(柏原収史)は、長年付き合ってきた腐れ縁の恋人ユカリ(吉川ひなの)から執拗につきまとわれるなど、映画の撮影は何かとトラブル続き。

一方、学生たちから映画「ベニスに死す」の主人公をもじって“アッシェンバッハ”とあだ名をつけられている指導教授の中條(本田博太郎)は、美しい女子大生のメイ(黒木メイサ)にひそかに淡い想いを寄せていた・・・。

(2006/日本) ★★★☆

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2000年5月に愛知県で実際に起きた、高校生による老婆殺人事件。
その動機は、「人殺しを経験してみたかった」。

この事件を題材にしたノンフィクション・ノベル「タイクツな殺人者」を映画化することになった大学生たちの人間模様を描いた作品。

オープニングの長回しから、なかなか面白かったです。
いくつもの映画のタイトルがセリフに出てきて、映画愛にも溢れた作品でした。

でも、映画の内容は“高校生の不条理殺人”。
ラストの映画撮影で老婆を殺害するシーンは、生々しくて圧巻でした。
入れ子状(?)のような、本当に殺害しているかのような演出も効いてました。
ちょっと、びっくりしたもの!

そこに至るまでの、学生たちの恋愛模様は現代的でしたね。
あの娘もいいな♪この娘もいいな♪
松川監督(柏原収史)は、自業自得のような気もします(笑)。

神出鬼没でストーカー体質の“アデル”こと、ユカリ(吉川ひなの)は、同性の私から見てもかなりウザイと思ったけど、元ネタが「アデルの恋の物語」なのだそうで、ちょっとその映画が観てみたくなっちゃった!

「ベニスに死す」を元にした“アッシェンバッハ”中條教授は、物悲しいというかなんと言うか・・・。
大山(田口トモロヲ)とメイのカップルは、ちょっとやりすぎ?な感じもしました。
スープをズゥーズゥー飲んだり。。。同じセリフを強調したり。。。
レストランのシーンは、全体的に見ても別の映画、別の空間のようでした。

映画「タイクツな殺人者」の中で、犯人の高校生を演じる池田(中泉英雄)と
監督と浮気している脚本担当の綾(たかだゆうこ)は、独特の雰囲気を持った人ですね~!
たかだゆうこは、戸川純に似ているんですか?

戸川純なんて知らない。

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