不都合な真実
■あらすじ■
二酸化炭素などの温室効果ガスが増えることで地球の気温が上がる「地球温暖化現象」。
これにより海水面の上昇や異常気象、巨大ハリケーンの発生、生態系の変化といった事態が引き起こされている。
このままいけば、植物や動物、そして人類は危機的な状況に陥ってしまう。
早くから、この地球温暖化問題に着目していた元米副大統領のアル・ゴアは、環境問題に関するスライドを世界中で開催し、人々の意識改革に乗り出している。
そんなゴア元副大統領の講演活動の日々に密着し、豊富なヴィジュアル素材と巧みなトークで分かりやすく構成された鮮やかな講演の模様を紹介するドキュメンタリー。
(2006年/アメリカ) ★★★☆
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この映画を観て、いまさら啓蒙されるようなことは無かったけど、分かりやすく「地球温暖化現象」について解説していて理解が深まります。
ユーモアも交えて観客を惹きつけ、飽きさせないようにも工夫されてました。
日本人向けじゃないですけど(笑)
見ていて気になったのは「地球温暖化は嘘」という反論に対して、丁寧に反証していることです。
日本で、国会議員が「地球温暖化?ありえないよ~」なんて言おうものなら、バッシングにあうことでしょう(笑)。
地球温暖化は周知の事実であり、重点的に取り組むべき問題ですからね。
アメリカではどのくらい議論がなされているのか不明ですが、議員が「地球温暖化」を否定しているなんて、ちょっと考えられないかも。
まさに、それを認めるには「不都合」過ぎるのでしょうね。
献身的に活動するアル・ゴア氏。
2000年の選挙で彼が当選していたら、世界は今よりも良くなっていたかも・・・
って言うのは言い過ぎかもしれませんが、少なくともアメリカは「京都議定書」を受け入れていたかもしれないですよね。
もともとゴアの実家ではタバコを栽培していて、タバコが肺がんに関係していることが分かっても栽培を続けていたこと。
長年、タバコを吸い続けていた姉が若くして肺がんで亡くなったこと。
そして、タバコの栽培をやめたこと。
ゴアが何故、それほど環境について熱心なのか。
その原点が見えてくるような構成にもなっていて、かなり好感が持てました。
事実を知ること。
その事実を意識すること。
そして、実行すること。
帰り道、ふと、日本の「クールビズ」「ウォームビズ」のことが思い浮かんで、環境を意識するという姿勢で見れば、あれはそれなりの役目を果たしていたかも・・・と思ったのでした。
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