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2007年1月 8日 (月)

処刑人

The_boondock_saints 美形兄弟のガン・アクションを上回る強烈なインパクトを放つのは、ウィレム・デフォーの怪演! 

■あらすじ■

サウスボストンの精肉工場に勤めるマクマナス兄弟、
コナー(ショーン・パトリック・フラナリー)とマーフィー(ノーマン・リーダス)。

二人は行きつけのバーでロシアン・マフィアとトラブルを起こし、翌日、自宅を襲撃されて相手を殺してしてしまう。
FBI捜査官のポール・スメッカー(ウィレム・デフォー)が事件を担当し、マクナマス兄弟の正当防衛が認められ無事釈放される。

しかし、留置場の中で兄弟は、“悪人を処刑せよ”との神の啓示を受けとる。

出所した兄弟は早速、大量の武器を調達し、ロシアン・マフィアのボスが集まるホテルへ向かうのだが・・・。

(1999/アメリカ・カナダ) ★★★★

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※注意【ネタバレあり】…未見の方はご注意下さい。

法で裁けない悪人を処刑する・・・。
設定が「パニッシャー」や「DEATH NOTE デスノート」に近いものを感じました。

キャラクターや演出もかなり劇画的だったので、コミック原作なのかと思うほどだったけど、違うのね。
監督のトロイ・ダフィーが、脚本を書いたそうです。

信仰心が篤く仲のいいマクナマス兄弟。
同じ職場(精肉工場)で働き、同じ部屋に住み、同じバーでビールをあおる。
コナーもマーフィーも男前なのに、いつも一緒につるんで遊んでいるのがカワイイです(笑)。

そんな兄弟の評判も上々なうえに、殺した相手がロシアン・マフィアだったことから早々に釈放が認められてお咎めなし!
しかし、泊まった留置所の中で、コナーもマーフィーも神からの啓示を受け取る。

悪なる者を滅ぼし、善なる者を栄えさせよ。

それからというもの、“悪い奴”を処刑してゆくマクナマス兄弟。
次々と“悪人”が殺されてゆく連続殺人事件に頭を悩ませるウィレム・デフォー捜査官。

このマクナマス兄弟の銃撃戦をウィレム・デフォー捜査官が「解説」してくれるところが楽しいです!
しまいには、事件の目撃者ならぬ、当事者のような視点で語り始めます。
それほどまでに、この事件に入れ込み、ついには犯人とその意図を突き止める。

けれど、そこでウィレム・デフォー捜査官は立ち止まってしまうのだ。
法で裁くことの出来ない悪人ども。
彼らを裁く“処刑人”たちの行為を、心のどこかで正しいと感じている。。。

マクナマス兄弟とウィレム・デフォー捜査官の視点が一致してしまう後半戦は、ちょっとつまらなくなってしまいましたが、楽しませてもらったので、まあいいかと言った感じ。

ウィレム・デフォーには、単純な動機で軽く動くマクナマス兄弟と、対になる存在。
もしくは、法と理想の間で揺れる中間点でいて欲しかった気がします。

兄弟と同化してしまうのは、存在価値が低くなっちゃうし、兄弟の主張を補強するばかりで一方的に思えるので・・・。

それでも、ゲイ・エピソードや女装姿には、ケラケラと笑わされちゃって 映画の中でのウィレム・デフォーのインパクトはピカイチ☆でした!

ラスボスがもう少し「こいつ“悪い奴”やっちゃな~」って感じがすると、良かったな。

マクナマス兄弟に差し向けられた最強最悪の殺し屋エル・ドゥーチェ(ビリー・コノリー)との対決も、実はパパでした、、、なんて、ちょっと、ええっ~?って感じ。

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