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2007年1月23日 (火)

ディパーテッド

Departed ハリウッド風 ボストン・ソースがけ スコセッシ焼

■あらすじ■

マサチューセッツ州ボストン。
犯罪者一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官を志したビリー(レオナルド・ディカプリオ)。
一方、マフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)に育てられ、スパイとなるべく警察に送り込まれたコリン(マット・デイモン)。

2人は互いの存在を知らぬまま同じ警察学校で学び、それぞれ優秀な成績で卒業する。

やがて、コリンはマフィア撲滅の最前線に立つ特別捜査班“SIU”に抜擢され、コステロを標的とした捜査活動に加わる。

しかし、ビリーはその優秀さと出自を買われ、コステロの元へ潜入するという極秘任務を命じられる・・・。

(2006/アメリカ) ★★★

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オリジナルの「インファナル・アフェア」は超えない。
それは分かっていました。
その上でどんな映画になるのか気になっていたけど、見事にアメリカ色に染まっていました。
その点だけは評価できる気がします。

たぶん、オリジナルの「インファナル・アフェア」を観ていなかったら、もう少し楽しめたんだろうなって思います。

でもいかんせん、オリジナルの面白さを知ってしまっているので、
オリジナル未見でこの映画を面白いと思っている人は、ちょっとモッタイナイかも・・・というのが本当のところです。

そこそこ良く出来てるけど、傑作じゃないよねって感じ。

でもね、この映画って実はアメリカのボストンを舞台にした、地域色の強い映画だと思うので、実際のところその周辺事情も分かってないと本当の意味では、この映画の面白さが分からないのかも・・・なんて思いました。

初っ端からイタリアン・マフィアとアイリッシュの話から始まり、しかも語りべはジャック・ニコルソン!
おや?と思っているうちにマット・デイモンが出世して、最初だけ見るとマットが主役みたいに見えます(笑)。

やっとレオが登場したと思ったら、ディグナム巡査部長(マーク・ウォールバーグ)に圧倒されてるしね(笑)。

実のところ、レオとマットよりもマーク・ウォルバーグの演技が一番印象に残りました。
アカデミー会員もそうだったのか、マークはアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました!
おめでとうー!

けど、マーク・ウォールバーグの地元は そもそもボストンだというので、地元っ子を演じるのは どおりで上手いはずだよね。

ケンカ売っているのか?と思わせるほどズバズバものを言うディグナム。
それを丸く収めるクイーナン警部(マーティン・シーン)の丁々発止のやり取りは、仲が悪いんじゃなくて相性が良い証拠なんですね!

細かいところを見るといろいろ詰め込まれていそうなんだけど、全体的にいまひとつな感じがしてならないのは、スリルが足りないからでしょうか。。。
全くハラハラドキドキしない!

コリンの上昇志向も描ききれていないような気がしたし、ビリーの苦悩も伝わりにくかったです。
2人とも、男の“色気”が感じられませんでした。。。

ジャック・ニコルソンは怪演していましたが、あまりに欲剥き出しなのが・・・。
セリフも卑猥でアメリカ流でした(苦笑)。

3部作にする話が浮上しているみたいですけど、個人的にはやめてほしいです。
もちろん、製作されたら見ますけど(笑)。

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