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2007年2月 9日 (金)

墨攻

A_battle_of_wits 墨家とはなんぞや?

■あらすじ■

春秋戦国時代の中国。
「趙」と「燕」の国境にある小国「梁」は、「趙」によって攻撃されようとしていた。
10万の趙軍に対し、梁城の住民は4000人。

梁王(ワン・チーウェン)は、“非攻”と“兼愛”を説く思想集団「墨家」に援軍を求めるが、やって来たのは粗末な身なりをした革離(アンディ・ラウ)ただ一人。

革離は「趙」の狙いは「燕」故に、1ヵ月持ちこたえれば趙軍は撤退するはずだと梁王に説明、兵士の指揮権を与えられる。

そして、間もなく趙軍の指揮官・巷淹中(アン・ソンギ)の猛攻が始まるが、革離は墨家の秘策を用いてそれを凌いでいく・・・。

(2006/中国・日本・香港・韓国) ★★★

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◆墨家とは・・・春秋戦国時代に、他者を等しく愛せよという“兼愛”、侵略と併合は人類の犯罪とする“非攻(専守防衛)”などの思想を広げるため活動していた集団。
当時、墨家は儒教と並ぶほどの勢力を持っていたが、秦の時代に忽然と姿を消し、その後2000年の間、中国の歴史から忘れ去られてしまう。
その理由は現在に至るまで、謎のままである…。(チラシより抜粋)

ふうぅ~ん。
そんな集団がいたんですね~!
映画を見た時は「墨家」って“国”なのかと思っていたけど、“集団”だったんですね。

“侵攻を否定し、攻撃せずに守り抜く・・・”
今の世界に必要な精神のような気がします。

けれど、映画を見ている限りでは、そこまで思いを馳せたりはしませんでした。

墨家は何故、「梁」を助けることを拒んだのか。
革離は何故、「梁」を助ける決意をしたのか。

道義的なことを、もっと踏み込んで知りたかった気もします。
よく分からずにいきなり戦闘シーンが始まっちゃいました。

城壁の攻防戦はどっかで見たことがあるような気にさせられましたが、なかなか頑張っていました。
CGには限界もありましたが。

でも、趙軍が、○○に乗って梁城に攻め込むってのは、いまだかつてない驚きの戦術でした。
マジかよーって、心の中で突っ込みを入れちゃった!
あれが本当だったら「トロイの木馬」みたいに、歴史的戦いになったはず(笑)。

前半の戦闘シーンは頑張っていたので、もっと迫力を増してゆくのかと思ったら、中盤のドラマで中だるみしてしまい、後半は悩みだして失速した感じを受けました。
女っ気のない映画にしてもよかった気がする・・・。

最後は“ハーメルンの笛吹き男”みたいなラストでした。。。

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