ドリームガールズ
映画の歴史に名を刻む名作・・・ではなく、
ジェニファー・ハドソンのデビュー作として記憶される映画。
■あらすじ■
1962年、デトロイト。
エフィー(ジェニファー・ハドソン)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)の3人は、歌で成功することを夢見て“ドリーメッツ”というグループを結成し、新人オーディションへの挑戦を繰り返していた。
中古車販売会社のカーティス(ジェイミー・フォックス)はそんな彼女たちに大きな可能性を見出し、マネジメントを買って出ると、早速、地元で抜群の人気を誇るジェームズ・アーリー(エディ・マーフィ)のバック・コーラスに抜擢され、注目を集める。
カーティスは そんな3人を、バックコーラスではなく“ザ・ドリームズ”としてデビューさせ、次々にヒット曲を生む。
やがて、名実ともにトップスターの仲間入りを果たしたディーナたちだったが・・・。
(2006/アメリカ) ★★★
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今年のアカデミー賞に最多ノミネートされながら、
肝心の作品賞と監督賞にノミネートされていないのが、すべてを物語っているとも言えそう・・・。
歌は良かったけど、そこだけ。
聴きどころはあるけど、見どころがない。
そんな感じでストーリーが、パッとしませんでした。
だからってツマラナイ訳じゃないんですよね~。
それなりには楽しめるんですけど・・・ここ最近、観たミュージカル映画に比べると、物足りなかったです。
ダイアナ・ロスとシュープリームスの話を下地にして作られている作品なのだそうで、そのあたりの話は世代が違うので、ほとんど知らないです。
折角、ヒットしても、曲を盗まれて白人シンガーに歌われてしまったりと、黒人シンガーが成功するのは大変だったんですね。
そんな時代背景も盛り込みつつ、中身はシンプル。
成功と挫折。
友情と嫉妬。
ディーナとザ・ドリームズではなく、
エフィーとザ・ドリームズの話。
助演と言うより、ほぼ主演級の重要な役がエフィーでした。
聞きしに違わず、ジェニファー・ハドソンの歌唱は素晴らしかったです!
けれど、ラストシーンも、えっ?ここで終わるの?って感じで、
ここからが、また一波乱ありそうなのに・・・って思いながら映画が終わってしまいました。
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