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2007年3月 3日 (土)

Sakebi ムンクの叫びを見よ!

■あらすじ■

刑事・吉岡(役所広司)の周辺で続発する連続殺人事件。
捜査を続けるうち、被害者の周辺に自分の痕跡が残っていることに気付く。
自分の潔白を証明するためにも必死に捜査を続ける吉岡だが、やがて「犯人は自分では・・・」と思い始める。
最初の殺人現場に向かった その矢先、吉岡の前に突如、赤い服の女(葉月里緒菜)が現れ・・・。

(2006/日本) ★★☆

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黒沢清監督の作品を見るのは、初めて!
単館系のイメージを持っていたけど、近くのシネコンで上映していたので、珍しいなと見てきました。

赤い服の女は幽霊ってことになるんだろうけど、その存在感が普通に生身の人間っぽくて驚きました。
色白で、瞬きをせずにこちらを凝視してくる葉月里緒菜は怖いけど、普通にドアを開けて出て行ったりするので、全然幽霊っぽくない!

ムンクの叫び(ほっぺに両手をあてる)ポーズで登場した時には、ちょっと笑いそうになってしまったほどでした。

他にも、(おそらく台車に乗って)ツツーっと画面に迫ってくるのが、個人的にNGでした。

インサイド・マン」でも、人質が射殺された後のシーンで、デンゼル・ワシントンがぐわーっと画面に向かってくるシーンに違和感を感じたのを覚えています。

なんか、笑ってしまうのです。 
笑うシーンじゃないんですけど。。。

タイトルにも関係する「叫び声」は、
さすが映画館で鑑賞しただけのことはあって、鼓膜にビリビリと響いてくる凄まじいのが1回あって、あとは普通。。。

あんまり、内容をチェックしてなかったから、
小さい役だったけど、オダギリジョーが精神科医役で、
加瀬亮が作業船の船員で出演しているのを発見して、ちょっと嬉しくなってしまいました(笑)。

ストーリーでは、吉岡の恋人・春江(小西真奈美)の正体は想像通りでしたが、途中までは結構 面白かったです。

でも、結局、逆恨みと言うか、
吉岡が事件に巻き込まれるほどの強いつながりを持っていたと思えなくて、どうなんだろうって思いました。

一番かわいそうなのが、何にも関係ない吉岡の相棒・宮地(伊原剛志)かも。
謎も解けて、スッキリ終わるのかと思ったのに、宮地さんが連れ去られちゃって、一気に不可解な展開になってしまったカンジ。

吉岡はどこへ向かうのか。
そして、春江の声にならない叫び声は・・・?

混迷を深めるラストでした。

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