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2007年3月11日 (日)

CUBE ZERO

Cube_zero 想定の範囲内。

■あらすじ■

鋼鉄製の立方体=CUBEの迷宮をさまよい、ついに力尽きる男。
その姿をモニターで見つめる2人の男たち。
彼らはCUBEの管理と被験者の監視を行う職員たちだ。

職務に忠実なドッド(デヴィッド・ヒューバンド)に対し、計算機並みの頭脳を持つウィン(ザカリー・ベネット)は、CUBEの目的や自分たちの仕事、そして突然いなくなってしまう同僚の存在などに疑問を抱き始めていた。

そんな矢先、ドッドとウィンは、CUBEに運び込まれた新たな被験者・レインズ(ステファニー・ムーア)の脳内をスキャンする仕事を与えられる。
レインズに関心を持ったウィンは、ファイルに彼女の被験同意書がないことを知り、彼女を救おうと自らCUBEの内部へと足を踏み入れる・・・。

(2004/カナダ) ★★

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世の中には「続編」を作ってはいけない作品と言うものが存在します。
「CUBE」も、そんな作品のうちの一つかもしれませんね。

しかも、監督を変えて作られた続編なんて、続編足りえるのか?
アイデアに乗っかった便乗ものって印象がぬぐえないですけど、
「CUBE2」に続いて、「CUBE ZERO」が作られました。

「CUBE ZERO」は「CUBE」の前日譚にあたり、「CUBE」誕生の秘密が明かされる・・・と言うのがウリ。

んー、
国家権力が…とか、政治犯、囚人、思想犯。。。
なんとなく想定できる範囲内で小さくまとまっているのが、もったいない印象でした。

突飛なことをされても・・・って言うのもあるけど(笑)。

“CUBE”の監視体制や内部構造についても、“驚き”はなく“納得”ってカンジでしたね。
けれど「CUBE」に対して辻褄を合わせようと、最大限リスペクトしているのは感じました。

ウィンの最後は、「CUBE」へのオマージュですよね。

でも、「CUBE」のラストシーンには、かすかな希望を見ることが出来たのに、
「CUBE ZERO」では残酷にも希望を粉々に砕かれました。
脱出後にも難問が待っているなんて、酷いよ。

ウィンがレインズに興味を持つ理由にも、もう一捻り欲しかったです。

監視員の上司ジャックス(マイケル・ライリー)もアル・パチーノ的演技で、映画からちょっと浮いてた気がします。

何より、理由も判らず密室に閉じ込められる不条理サスペンス、
その中で展開される社会の縮図と人間の本性・・・と言う「CUBE」の本質からズレているのが残念。

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