« オール・ザ・キングスメン | トップページ | 蒼き狼 地果て海尽きるまで »

2007年4月17日 (火)

東京タワー ボクとオカンと、時々、オトン

Tokyo_tower 他人のオカンは、やっぱり他人。

■あらすじ■

1960年代の福岡県、小倉。
オトン(小林薫)に愛想を尽かしたオカン(内田也哉子)は、3歳のボクを連れて筑豊の実家に戻ると、妹の小料理屋を手伝いながら女手一つでボクを育てた。

1970年代。
15歳となったボクは、大分の美術高校に入学し、オカンを小さな町に残し下宿生活を始めた。

1980年代。
ボク(オダギリジョー)は美大生となり憧れの東京にやって来た。
仕送りしてくれるオカン(樹木希林)に申し訳ないと思いながらも、学校へもろくに行かず自堕落な日々を送ってしまう。

留年の末どうにか卒業したものの、その後も相変わらずフラフラした生活を送り借金を重ねていたボク。
そんな中、オカンが癌に侵されていることが分かり・・・。

(2007/日本) ★★★

-----------------------------

ベストセラーになった原作もTVドラマも見ていないのですが、原作は「泣ける!」と評判ですよね。
映画を見てから、原作を読むか決めようと思ってたんですが、それが失敗だったのでしょうか?

もっと身近に感じるられような映画かと思っていました。
最初から最後まで映画と自分の距離が縮まらなくて、普通に「ある親子の家族の歴史」を見せられたのに、ややビックリ。

親子愛の普遍性を描いてもいるけど、如何せん、放蕩息子のボクに感情移入できない・・・。

こんな私は誰に感情移入すればいいのか・・・。
そんな訳で、ずっと第三者の視線でした。

放蕩息子なボクは、オトンの遺伝子を受け継いだからとも言えるけど、「時々、オトン」は割りと真っ当な人でもあったんだね。
もっと、ちゃらんぽらんな人かと思ってました(失礼)。

酔って暴力を振るうのは許せないけど、「時々、オトン」なりに要所で父として息子を導く存在に成り得ているんだよね。

一緒には暮らしていないけど、ちゃんと家族。

そんな関係が自然に描かれていて、多種多様な昨今の家庭事情から鑑みても、あまり違和感を感じなかったです。

それよりもボクが自堕落な生活から、一気に華やかな世界に身を置くギャップに驚いてしまいました。
もともとの才能が開花したのか、人間やれば出来るのか・・・。

なんだかんだ言っても、オカンの残した「箱」にあった手紙には、涙腺が緩んじゃったんですけどね。

|

« オール・ザ・キングスメン | トップページ | 蒼き狼 地果て海尽きるまで »

Cinema 2007」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/129220/14709707

この記事へのトラックバック一覧です: 東京タワー ボクとオカンと、時々、オトン:

» 映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
親ってそうなんだよね・・なんの楽しみがあったのだろう、なんのために生きてきたのだろう、人生って一体なんだったのだろう、ただ子供のために生きて死ぬ・・ ボク(オダギリジョー)が幼い頃、遊び人のオトン(小林薫)に見切りをつけた若き日のオカン(樹木希林の実娘内田... [続きを読む]

受信: 2007年5月 4日 (金) 00時49分

« オール・ザ・キングスメン | トップページ | 蒼き狼 地果て海尽きるまで »