ホリデイ
■あらすじ■
ロンドンの新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、忘れられずにいる元恋人のジャスパー(ルーファス・シーウェル)が目の前で婚約発表をして動揺する。
一方、ロサンジェルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)は、同棲中の恋人イーサン(エドワード・バーンズ)の浮気が発覚しケンカ別れしてしまう。
そんな傷心の2人は、インターネットを介して出会い、お互いの家を交換し合う“ホーム・エクスチェンジ”をすることに。
こうして、まったく違う環境で2週間のクリスマス休暇を送ることになったアイリスとアマンダ。
やがて、アイリスはアマンダの仕事仲間マイルズ(ジャック・ブラック)と、
一方のアマンダはアイリスの兄グラハム(ジュード・ロウ)とそれぞれ出会い、恋に落ちるのだが・・・。
(2006/アメリカ) ★★★
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「恋愛適齢期」のナンシー・メイヤーズ監督作品なので、ちょっと期待してました。
キャストは豪華で贅沢な顔ぶれですしね。
“ホーム・エクスチェンジ”と言うのは目新しい題材だし面白そうだったけど、“旅行先での恋”は全然 目新しくないです。
そこで繰り広げられる恋模様も規定路線でした。
アマンダとアイリス。
今回、2人のヒロインがいる訳ですが、キャメロン・ディアスがハリウッドの予告編製作会社の経営者っていうのは、ちょっとどうなのでしょう?
モデルや女優役なら分かるけど・・・。
ジュード・ロウも、あんまり仕事をしている印象がなかったです(笑)。
編集者って年末年始も忙しそうな感じなのに。
一方、くどさを抑えたジャック・ブラックは好感度が高かったです。
ケイト・ウィンスレットも等身大のヒロインを好演していて良かったです。
あんな腐れ縁のダメ男に引っかかるとは思えないけど(笑)。
そのジャスパーをラストに再登場させてダメ男の烙印を押す件も、コテコテの展開でここまでしないとダメなのかって位でした。
あんな男によろめくなんて~。
アイリスとマイルズのカップルはお似合いだったし好きだけど、映画として見ると結局、スターを起用したデートムービーの域を出ていない気がします。
なんか、恋をするにも、時間とお金に余裕がないとダメなんだな~と思ったりもして、ちょっと冷めてしまいました。
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