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2007年6月26日 (火)

アポカリプト

Apocalypto ジャングル de 追いかけっこ

■あらすじ■

マヤ文明後期の中央アメリカ。
ジャガー・バウ(ルディ・ヤングブラッド)は部族長の父や妻、幼い息子、仲間たちとともに平和な日々を送っていた。
しかし、その平和は突然崩れ去ってしまう。
村がマヤ帝国の傭兵に焼き討ちされたのだ。

なんとか妻子を涸れ井戸の中に隠すも、目の前で父を殺されたジャガーは、捕まった仲間とともに都市へと連行される。
そこでは、干ばつを鎮めるための儀式として生け贄が捧げられていた。

その犠牲を免れたジャガーは、今度は傭兵たちの“人間狩り”の標的となる。
妻子の待つ故郷の村を目指して、必死に逃げ出すジャガーだったが・・・。

(2006/アメリカ) ★★

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「パッション」は痛覚を刺激してくる非常に痛い映画でしたが、今回はマヤ文明を舞台にした全編マヤ語の作品というので、どんな映画なのか気になってました。
予告編ではサバイバル・アドベンチャー?って感じで、ただの追いかけっこにしか見えなかったんですけど、そこはメル・ギブソン監督だもの。
何かあるでしょ!って思ったんだけど・・・

何もなかったー!!

ホントにただの、追いかけっこじゃないですか・・・。
あまりに内容がなさ過ぎてビックリしました。

映画にはなってるんですけど、私が期待したものは何も出てこなかったって感じです。
まず、捕まって首都?に行くまでが長い。
途中の大木が倒れてくるシーンや、予言の少女なんて、必要なかった気がする。

首都に到着後も、カメラをじっくり回すでもないので、マヤ文明の生活や文化が見えてこなくて非常に残念でした。
ここはもっと、じっくり見たかったんですけどね~。

なんか統治者(王様?)の描き方もアホっぽかったし(笑)。
ちょっとしか登場しませんでしたが、民衆の喝采に悦になってるのが文明国家の統治者には見えなかったんですよね。
どこまで時代考証が正確なのか非常に気になりました。

ま、結局、マヤ文明が描きたかった訳ではなかったんでしょうね。
どの時代を舞台にしてもサバイバル映画は作れますから。

そのサバイバル・アクションも、あんまりハラハラドキドキ、手に汗握るって感じがなかったです。
奥さんの出産と絡ませて、緊張感を高めようとしている演出もオーソドックスすぎでした。

さらに言えば、逃げ出したのが主人公のジャガーだけだったので、後半を彼ひとりに全部背負わせすぎたのだと思います。

主人公だから死ぬはずないし。。。

捕らわれた仲間はどうなったのか(殺されたのでしょうが)、
ラストの海辺の2人はどうなったのか(殺されたのでしょうが)、
奴隷として連れて来られたババ様のその後や(笑)、
取り残された子供たち等々、
全体として詰めが甘いと言うか、結局何が言いたい映画なのかが伝わってきませんでした。

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受信: 2007年6月27日 (水) 20時13分

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