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2007年6月 4日 (月)

パッチギ! LOVE&PEACE

Pacchigi_love_peace 続編なのに、続編にあらず・・・

■あらすじ■

1974年。
アンソン(井坂俊哉)一家は、難病の息子チャンス(今井悠貴)のために京都を離れ、東京都江東区枝川でサンダル工場を営む叔父夫婦のもとに身を寄せていた。

ある日アンソンは、駅のホームで因縁のライバル近藤(桐谷健太)と大乱闘の騒ぎを起こすが、気のいい国鉄職員の佐藤(藤井隆)に助けられる。
それ以来、佐藤とは家族ぐるみで親しくなっていく。

一方、芸能プロダクションからスカウトを受けた妹のキョンジャ(中村ゆり)は、チャンスの治療に多額の治療費がかかることや、狭い世界を飛び出したいという思いから芸能界入りを決意。
やがて、人気俳優の野村(西島秀俊)と出会い、恋に落ちる・・・。

次第にチャンスの病気が悪化し、日本では助かる見込みがないことを知らされたアンソンは、金策のため佐藤とヤバい仕事に手を出すが・・・。

(2007/日本) ★☆

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主演のキャストも違うんだし、続編にしなくても良かったのになぁ。
舞台も東京に変わってしまったし、前作から引き続き出てくる登場人物も少なく、続編である部分を探す方が大変かも。。。

前作の「パッチギ!」がヒットしたから、どうしても続編にしたかったんだろうけど、潔く別物にして「パッチギ!3部作」とかにすれば良かったのにって思います(笑)。
2部作じゃなくて3部作なのは、この映画に色んなエピソードがぎゅうぎゅうに詰め込まれているから2作品に分けてもいいかな…と。

特に、アンソンたちの父親のエピソードは、細切れに挿入されるので非常に分かりにくかったです。
これは、私が戦争史に詳しくないってこともありますが、アンソン+キョンジャ兄妹のエピソードの合間に父親の戦争体験を強引に差し込んでいるので、映画の中ではかなり浮いてました。

しかも、描き方が駆け足すぎるし、誰の回想シーンと言うこともないので、シーンとシーンの切り替わりが唐突で不自然なのです。
だから、ただ傍観して見ているだけで、引き込まれないんですよね。

アンソンがヤバい仕事に手を出すのも、結果的には必要なエピソードだったのか?と疑問が残るし、詰め込みすぎた割りには、結局、何が言いたい映画なのかが分かりにくかったです。

井筒和幸監督に「この映画のどこを一番見て欲しいか」と聞けば、きっと「全部!」と答えるだろうけど(笑)、
私には、芸能界には在日が多いってことしか印象に残らなかったです。

“チャンスの難病”という大きなポイントがありながら、それがメインにはならず、キョンジャの芸能界入りがメインのエピソードに置かれているし・・・。

どうして、在日を隠さないといけないの?

芸能界での差別・偏見は、社会の縮図と言いたいところだけど、あまりにもドロドロした世界だから、別次元のように思ってしまいます。

エピソードを引っ張るべきヒロインに華がなかったのも残念です。
ヒロインなのに口元を歪めて、眉根を寄せてばかりの演技で、魅力がほとんど感じられないのです。。。

ノムケン役の西島秀俊も、今回ばかりはミス・キャストだったかも・・・。
別に西島秀俊でなくてもいいような役だったし、時代に合ってなかったです。

唯一の健闘は、意外にも(?)藤井隆だったりしました。

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LOVE&PEACEになっても、結局始まりは暴力シーンなんだよねぇ・・アリランもいいけど、前作でのイムジン河がとっても良かっただけに熱唱なくて残念・・ 舞台は1968年の京都から、1974年の東京に移る。アンソン(井坂俊哉)は息子チャンス(今井悠貴)の筋ジスト... [続きを読む]

受信: 2007年6月 5日 (火) 12時15分

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