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2007年7月11日 (水)

ボルベール〈帰郷〉

Volver 秘密とユーモアとスパイスと。。。

■あらすじ■

失業中の夫の分まで働く、気丈で美しいライムンダ(ペネロペ・クルス)。
だが彼女の留守中、夫(アントニオ・デ・ラ・トレ)が15歳になる娘パウラ(ヨアンナ・コボ)に関係を迫り、抵抗した娘は勢いあまって父親を殺してしまう。

愛娘を守るため、ライムンダは必死に事件の隠蔽を図るが、その最中に「故郷のラ・マンチャに住む叔母(チュス・ランプレアベ)が死んだ」と知らせが入る。

ライムンダの姉ソーレ(ロラ・ドゥエニャス)が叔母の家に駆けつけると、そこには大昔に火事で死んだはずの母(カルメン・マウラ)の亡霊がいる。
ソーレは慌てて逃げ出すが、向かいに住むアグスティナ(ブランカ・ポルティージョ)の家で行われた叔母の葬儀で、亡くなった母親は1人暮らしだった叔母を心配して、世話をしにあの世から戻ってきていた、という噂を聞く・・・。

(2006/スペイン) ★★★☆

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「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」に続くペドロ・アルモドバル監督の女性讃歌3部作なんだそうですよ。

ペドロ・アルモドバル監督作は「トーク・トゥ・ハー」と「バッド・エデュケーション」しか見ていないけど、作風に独自性を感じます。
今回も濃厚で、アルモドバル節炸裂なカンジ。

けどね、何と言ってもペネロペ・クルス!
彼女の魅力がくっきりスクリーンに描写されていて、魅了されました。
特に、胸の谷間?(笑)
トイレシーンが話題になっていたけど、そこよりも台所に立つペネロペを真上から捉えたバスと・ショットが印象に残りました。
キレイな谷間!!

あと、タンゴの名曲「ボルベール」をペネロペが歌うシーンは、声質が違うので吹き替えだってバレバレだったけど、タンゴ歌手の身振りや口の動きを完璧にマスターしたらしいです。

ストーリーも意外性があって、結構惹きつけられました。
娘のパウラの父親が実は・・・とか、
死んだはずの母親が実は・・・とか。

女性ばかりが登場するけど、意外にも結束力はそんなに感じなかったです。
女性が集まる映画って結構、一致団結して物事を進めたりするものが多い気がするんだけど。。。

各人が秘密や悩みを抱えていて心からは打ち解けない、そんな微妙な距離感が今時っぽいカンジなのかな。

でも、レストランの経営を口八丁で強引に引き継いだり、
夫の死体処理を女友達にお金で手伝ってもらったり、
父親を殺した娘は何事も無かったように過ごしていたり、
ちょっと都合良過ぎで出来過ぎなカンジも受けました。

カンヌ国際映画祭では、ペネロペ・クルスをはじめとする6人の出演女優が、主演女優賞に輝きました。
けど、何も6人にあげなくても・・・って気もする。

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コメント

双葉さん今晩は

なんだか面白い作品でした。結構笑わせてもらいましたよ
ライムンダのお姉さんソーレがいい味出してました。
ペネロペさんとても綺麗で魅力的だったですけどソーレさんの
天然ぶりのキュートさにはかないませんでしたね~
私はソーレさんのほうが好きです。
そうそうペネロペさんの胸の谷間にはくらくらでした。

投稿: せつら | 2008年3月 2日 (日) 14時15分

>せつらさん

こんばんは!
コメント、ありがとうございます。

この映画は、予想のつかない展開を見せて面白かったですよね!
実は母親が!!なんてところは意表を衝かれました。
お姉さんのソーレも良かったです!
ちょっと天然入ってて(笑)。
お姉さんのシーンはどんどん面白くなっていきましたよね!

それにしても、ペネロペさんの胸の谷間はキレイでしたね~!!
羨ましいです(笑)。

投稿: 双葉 | 2008年3月 4日 (火) 02時07分

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公式サイト→コチラ 今までこのアルモドバル監督の作品って、ミニシアターだったよね。オール・アバウト・マイ・マザーとかさ。 今回はカンヌで主演女優賞を受賞したからかなのか、珍しくシネコンなんぞで上映。 でもやっぱりミニシアター向きな感じです。 すごーく重いストーリーだけど、時々笑っちゃうシーンがはさまるのが面白いかも。 ペネロペ・クルスがいわゆる「名前が知れてるスター」だけど、一人だけ目立つことなくこのスペインの女優さんたちにしっかりなじんでてgood! ストーリーは、... [続きを読む]

受信: 2007年7月12日 (木) 20時47分

» 「ボルベール<帰郷>」:住吉駅前バス停付近の会話 [【映画がはねたら、都バスに乗って】]
{/kaeru_en4/}地下鉄の入口かと思ったら、産婦人科の玄関じゃないか、紛らわしい。 {/hiyo_en2/}地下鉄で急に産気づいても、この病院なら間に合うわね。すごく便利。 {/kaeru_en4/}でも、地下鉄で産気づく人なんて、あんまりいないと思うけどな。 {/hiyo_en2/}そんなことないわよ。毎年100万人以上の赤ちゃんが生まれているんだから、地下鉄の中で産気づく人も、改札口で産気づく人も、駅のトイレで産気づく人もきっといるわよ。参院選の公約に「駅ナカに産婦人科」を掲げる候補者... [続きを読む]

受信: 2007年7月14日 (土) 22時10分

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