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2007年9月16日 (日)

ミス・ポター

Miss_potter ピーターラビットの生みの親。

■あらすじ■

舞台は1902年のロンドン。
世の中には、まだヴィクトリア王朝時代の封建的な風潮が残り、上流階級の女性が仕事を持つなど考えられなかった。

そんな中、裕福な家庭に育った32歳の独身女性ビアトリクス・ポター(レニー・ゼルウィガー)は、幼少の頃に湖水地方で出逢った動物たちを主人公にした絵本を出版したいと考えていた。

そしてある日、フレデリック・ウォーン社から出版の約束を取り付ける。
ビアトリクスの担当になったのは、経営者の弟で新入り編集者のノーマン(ユアン・マクレガー)。

青い上着を羽織ったうさぎのピーターを主人公にした物語に、ノーマンはたちまち魅了され、2人は出版へ向け全力を尽くす。

出版されるや否や、その“ピーターラビットのおはなし”はベストセラーとなり、シリーズ化される。

次第に惹かれあうようになる2人は結婚を決意するが、ビアトリクスの両親は身分違いの結婚を許さず・・・。

(2006/イギリス・アメリカ) ★★★

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「恋は邪魔者」でも共演していた レニー・ゼルウィガーと、ユアン・マクレガーの組み合わせ。
一応“伝記物”なのに作品のテイストはあくまでも軽やか。

それは、ビアトリクス・ポターの半生を描きながらも、ビアトリクスの幸せに焦点を当てている映画であって、
演じるレニーゼルウィガーがビアトリクス・ポターにどれだけ似ているかという映画ではないからでしょう。

友達は絵の中の動物たちだけだったり、自分の描いた絵に話しかけたり、普通に考えるとちょっと淋しい人?に思えちゃうけど、映画では朗らかな人柄に才能豊かなイマジネーションの持ち主として描かれていました。

上流階級においても、家の中においても、ビアトリクスの理解者はおらず、ノーマンやノーマンの姉のミリー(エミリー・ワトソン)に出会ったことは なんと心強かったことかと思います。

ノーマンとの身分違いの恋がメインなので、目新しいエピソード
はあんまりなく、93分と非常にコンパクトにそつなくまとめられていました。

しかし、レニー・ゼルウィガーとユアン・マクレガーが出ているんだものと、もう少し欲張りになる気持ちも自然ですよね。

うさぎの馬車とか、カエル君とか、
ビアトリクスが描いたイラストがアニメーションを使って動いたりするのは、可愛かったです。

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Cinema 2007」カテゴリの記事

コメント

双葉さんこんにちは!

90分前後が映画鑑賞をする上で一番バランスがいいと思ってるので
93分できっちりまとめてる演出は見事だと思いました
こういう伝記作品ってやたらと長くなりしかも全然人物像が
伝わってこない作品が非常に多いけどこの作品はピーター・ラビット
の作者がどんな人か知らなくてもこういう人だったのかとすぐに分かる
演出でしたね、ポターさんを演じたレニーさんも見事でしたね

投稿: せつら | 2008年2月24日 (日) 14時32分

>せつらさん

こんばんは!
コメント、ありがとうございます!

せつらさんのおっしゃるとおり、非常にコンパクトな映画でしたよね。
ビアトリクス・ポターの生い立ちではなく、絵本を出版してピーター・ラビットが誕生する部分をクローズ・アップしたのが良かったのかな。

身分違いでも、本当に愛する人と結婚したいと願うポターの生き方も現代的で応援したくなりました!
ポターを演じたレニーさんは、愛らしくて良かったですね。
ユアンとの息もピッタリ♪

投稿: 双葉 | 2008年2月24日 (日) 21時11分

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