« サン・ジャックへの道 | トップページ | パンズ・ラビリンス »

2007年10月 9日 (火)

スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

Sukiyaki_western 煮崩れ寸前、ごった煮映画。

■あらすじ■

壇ノ浦の戦いから数百年後。
山あいの寒村“湯田(ユタ)”は平家の落人が拓いた村。
ある時、そこに平家再興の埋蔵金が隠されていると噂が立ち、よそ者が押し寄せ村を荒らして回る。

やがて村は、平清盛率いる平家ギャング(赤軍)と、源義経率いる源氏ギャング(白軍)が村人を巻き込み激しく対峙することに。

そんな抗争渦巻く村に、一人の凄腕ガンマン(伊藤英明)が流れ着く。
両軍とも、この流れ者を用心棒に引き入れるべく動き出し、事態は風雲急を告げるが・・・。

(2007/日本) ★★★☆

----------------------------

ハリボテの異空間にピリンゴ(クエンティン・タランティーノ)が一人、すき焼き用の卵を手に入れる。
ふざけてるのか??
いや、本気だ!!

なんともチープ感漂うオープニングで幕を開けたけど、本編に入ってからは物語世界の作りこみが素晴らしかったです。

ハチャメチャを映画にした作品。
だけど、破綻してないところにこの作品のパワーを感じます。

惜しまれるのは主人公のガンマンのキャラクターが弱いこと。
周りのキャラクターが際立って個性的なので、主人公なのに埋没してしまっているのです。

平家ギャング(赤軍)のボスである平清盛(佐藤浩市)とは対決しないし、格下の与一(安藤政信)にボコボコにされてしまうガンマン。。。
最後に、やっぱりアンタは強かった…的な終わり方をするのは定石通りにしても、主人公が魅力的じゃないのはマイナスでした。

それを補うがごとく(?)源氏ギャング(白軍)のボス、源義経を演じた伊勢谷友介が抜群の存在感を見せていて良かった。
ルリ子を演じた桃井かおり姉さんも格好良かったです。

平清盛(佐藤浩市)のおバカさん演技も見ていて笑ってしまったけど、保安官(香川照之)のひとりゴラム演技も可笑しかったです。
そこに弁慶(石橋貴明)のオカマ演技が追い討ち。

ドラマとコメディが力技で融合されてます。
コメディ部分の方が印象に残るけどね。

個人的に、静(木村佳乃)が唐突に踊りだすのはイマひとつでした。
デス・プルーフ in グラインドハウス」でアーリーンが見せてくれたラップダンスの方がセクシーだったので。。。
それに、鈴には何か意味があるのかと思っちゃった。

|

« サン・ジャックへの道 | トップページ | パンズ・ラビリンス »

Cinema 2007」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/129220/16702481

この記事へのトラックバック一覧です: スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ:

« サン・ジャックへの道 | トップページ | パンズ・ラビリンス »