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2007年11月12日 (月)

オリヲン座からの招待状

Oriwonza_karano_shoutaijyou 入り口が見つからない。

■あらすじ■

現在は別居中の夫婦、祐次(田口トモロヲ)と良枝(樋口可南子)のもとに、京都の小さな映画館“オリヲン座”から、一通の招待状が届く。
そこには、オリヲン座の閉館と謝恩最終興行開催の案内が記されていた。

昭和30年代。
映写技師の豊田松蔵(宇崎竜童)と妻・トヨ(宮沢りえ)が切り盛りする映画館・オリヲン座にある日、一人の青年がやってくる。
トヨは、お金が無い様子のその青年を「途中からだから」と言って入れてやる。

上映が終ると、その青年、留吉(加瀬亮)は松蔵に ここで働かせてくれと頼み込み、見習いとして置いてもらう。
しかし、松蔵が急死してから、映画館は段々寂れるようになり・・・。

(2007/日本) ★★

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日本版「ニュー・シネマ・パラダイス」とは言いすぎな気がしますが、古き良き時代を懐かしむ映画ではあります。

生まれてないので、当時のことなんて知らない私には、
映画の取っ掛かりと言うか、映画に入り込む余地が全くありませんでした。

ちなみに母親と一緒に見に行ったんですが、珍しく感想が全然違いました。
やっぱり、世代なのかな~。
私には泣き所とか、全く分からなかったもの・・・。

この映画は、最初と最後が「現代」のパートで、真ん中に「トヨと留吉の話」が挟まれてます。
現代と昭和のギャップに違和感を覚えてしまい、うまくまとまってない気がしてならなかったです。
加瀬くんが年を取ったら、原田芳雄になりそうもないし(笑)。

ま、そんなことを言ったらキリがないですね。

でも、ロケ撮にはガッカリしました。
セットはなんとか昭和の雰囲気を出そうとしてるのが分かるんですけど、川沿いのロケは昭和も現代も全く同じ映像になってました。

別に「ALWAYS 三丁目の夕日」みたいなVFXを望んでいるわけではないけど、少しくらい工夫が欲しかったなぁ。
草も木も、歩道も何もかもが 昭和と平成で全く同じなんて、ありえないでしょう。

宮沢りえと夫婦・・・って言うには、あんまりお似合いじゃないけど(笑)、映画館の館主・松蔵を演じた宇崎竜童はなかなかの好演でした。
どっちかというと、トメと留吉の馴れ初めより、松蔵とトメの馴れ初めの方が気になりました!
きっと松蔵さんが強引に連れて来たんだろうな~なんて想像してみたり(笑)。

ストーリー的にも、大事件が起きるわけでもなく淡々としているのでかなり地味。
留吉が映画館を引き継いだ後は、映画業界はだんだん右肩下がりの厳しい時代に突入。
そんな時代にもめげずに、留吉とトヨはオリヲン座を守り続ける。
それだけ。

しかも、留吉がオリヲン座にやって来た理由もちょっと弱いし、説明が遅い気がしました。
他にも、肝心な告白は死ぬ間際だし・・・ええぇ~。
君たち、今までどんな気持ちで一緒に暮らしてたのさ!

子供のユウジとヨシエと、ちょっとした交流もあったりするけど、大きくなった彼ら(つまり、田口トモロヲと樋口可南子)は夫婦になり離婚寸前。
オリヲン座に来て関係が修復される奇跡はおきません。

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