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2008年2月 7日 (木)

ラスト、コーション

Lust_caution 精と根が尽き果てるまで。

■あらすじ■

1942年、日本軍占領下の上海。
日本の傀儡政府に協力する特務機関のリーダーのイー(トニー・レオン)と再会したマイ夫人(タン・ウェイ)は、カフェで4年前の出来事を思い出していた。

4年前、ごく普通の女子大生チアチー(タン・ウェイ)は、親友のライ(チュウ・チーイン)に誘われるまま転入先の香港大学の演劇部に入学する。
そこで、抗日運動に心血を注ぐクァン(ワン・リーホン)に秘かな恋心を抱き、彼と行動を共にする中で次第に感化されていく。

やがてチアチーは、日本の傀儡政府に協力する特務機関のリーダー、イーに近づき暗殺を遂行する危険な任務を与えられる。
さっそく身分を偽りマイ夫人としてイー夫人(ジョアン・チェン)に接近、冷徹で異常なほど用心深いイーを誘惑する機会を窺うが・・・。

(2007/中国・アメリカ) ★★★★

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ブロークバック・マウンテン」のアン・リー監督の最新作ってことで、観てきました。
トニー・レオンも出ることだし!

アクロバティックなセックス・シーンがあると聞いてはいましたが、噂に違わず凄かったです!
見たこともない体位がいっぱい・・・。

体位もそうだけど、演じている役者さんも本当に体当たりで、凄いな~と思いながら観てました。
確かに、かなり激しいんですけど、あそこまでされるとアッパレな気持ち(笑)。
それに、見ていて照れるようなエロエロしさ?が無いのも良かったです。

ストーリーは簡潔。
イーを殺害するため、チアチーはマイ夫人に成りすましイーに近づく。
そして、好色なイーの愛人になることに、まんまと成功。
じっと、暗殺の機会を窺うのだけど、逢瀬を重ねる度にチアチーの心境に変化が生じてゆく。
やがて、暗殺の日を迎えるけれど・・・。

登場人物も絞られているから、イーとチアチーの関係がグッとクローズ・アップされていて良かったです。

オープニングのカフェのシーンが、ラストの宝石店に向かうシーンにつながるのも上手い。
それまでの経過を観客も知った上での“あの一言”。
チアチーの苦しい胸の内が垣間見えて、非常に重い一言になっていました。

自分の正体と、イーへの想い。
2重の告白が込められているんですよね。

ラストは案外あっさり終わってしまった印象でしたが、くどさが無かったので、158分の上映時間が長く感じなかったです。

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