陰日向に咲く
■あらすじ■
ギャンブルから足が洗えずに借金まみれのシンヤ(岡田准一)は、ついにオレオレ詐欺に手を染める。
若かりし頃に売れない芸人・雷太(伊藤淳史)に恋した母・鳴子(宮崎あおい)の恋の軌跡を辿る寿子(宮崎あおい・2役)。
25歳の崖っぷちアイドル・みゃーこ(平山あや)と、彼女を一途に応援するアキバ系アイドルオタクのゆうすけ(塚本高史)。
大ボラ吹きのカリスマ・ホームレス“モーゼ(西田敏行)”に心酔し、人生を投げ出しダンボール生活を始めたエリートサラリーマンのリュウタロウ(三浦友和)。
大型台風が接近中の東京で、一見、無関係な彼らの人生が、台風の接近と共に不思議な縁に導かれるように次第に交錯していく・・・。
(2007/日本) ★★
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劇団ひとりの原作は読んでいませんので、どのくらい原作に忠実なのかは分かりませんが、脚本が良く練ってある群像劇だったと思います。
でも、それっていいのか悪いのか。。。
脚本が練り込みすぎで、少々あざとさが感じられたのが惜しいです。
みゃーこ と ゆうすけだけ本筋に深く関わって来なかったけど、一番自然な形に感じられたのが彼らのエピソードなんだもの。
広い世界に狭いつながりを持たせてしまったことが、作品を小さくしてしまったのか、上手くまとめてあると見るのかは 判断が別れそうですけど、あそこまで劇的なつながりを見せられると、なんだかな~って気がしちゃう。
細かい動機付けも弱くて、登場人物の行動も不可解で理解不能。。。
モーゼに心酔しちゃうサラリーマンのリュウタロウの胸の内って?
別に、「ホームレス体験すること=吹っ切ること」にはならないよね?
最愛の人の側に居たかったはずの雷太は、何故か数年後には全てを捨てているし、何がどうしたのかがサッパリ分からん。
死別した子供が関係しているのかしら?
だとしても、ジュピター(緒川たまき)にした仕打ちはヒドくないか?
鳴子の行動も飛躍し過ぎで、突然性格が変わるのにビックリです。
相当無理してるにしても、その葛藤こそがドラマなんじゃ?
それを見せずして、何を見ろというのか。。。
あと、あおいちゃんは弁護士に見えなかった・・・。
最愛の人が死んだと言うのにモーゼが会いに行ったのは、一体誰なのかも不明でした・・・。
寿子の母親は死んでいるんですよね?
違うの?
シンヤのギャンブル癖と母親の死は、関係ない気もするし・・・。
表面的にしか作ってないから、誰にも共感できなかったのが残念。
心に響く映画とまでは行かなかったです。
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