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2008年4月30日 (水)

少林少女

Shaolin_girl 日本に少林拳を普及させる気は無いらしい。

■あらすじ■

中国での修行を終え、日本に少林拳を広めるために帰郷した桜沢凛(柴咲コウ)。
しかし、かつて学んだ祖父の道場は廃墟と化し、先生と慕った岩井(江口洋介)は町外れの中華料理屋の店長に収まっていた。

凛は岩井に反発して朽ちた道場に1人寝泊りすることを選ぶが、ひょんなことから国際星館大学に通う留学生のミンミン(キティ・チャン)から一緒にラクロスをやらないかとスカウトされる。

一つ返事で承諾した凛は、少林拳仕込みのパワーでラクロス部員たちのド肝を抜く。
しかし彼女の並外れた力は学長の大場雄一郎(仲村トオル)の目に留まり・・・。

(2008/日本) ★

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「少林サッカー」のチャウ・シンチーをエグゼクティブプロデューサーに迎え、「少林サッカー」の女子日本版を作りたかったのは分かります。
カットも映像も普通に劇画的で見やすくはあるのですが、何故か全然面白くないのです。

そもそもこの映画、スポ根なのかコメディなのか良く分からない。
笑えるシーンは皆無だったし、主演の柴咲コウは真面目に演技してたので、スポ根ドラマなのかな~って思っていたんですけど、
なんか途中からどんどん脱線して行って、最終的にはスピリチュアルな世界に突入して観客を置き去りにして行きました(笑)。

ギャグはスベッてましたが岡村隆史は意外と好演。

なのに、なのに、学長が!!
なんつうキャラクター設定にしたんでしょ!

悪の秘密結社?(それは鷹の爪団かっ!)
世界制服?
ただの自己顕示欲?

道場破りから始まって、己の欲望のためだけの大学を設立したのでしょうか?
なんかアホくさっ!

お決まりの展開の後に待ち受ける塔のシーンに移ると、先が見えてしまって急激に眠気に襲われました。
だって見所もないし、先は読めるし、ゲームのダンジョンのような展開なんだもの。

そして、あの最終決戦。
スッキリしない上に、ヒドイなんてものじゃないです。
あんなスピリチュアルコントロールで誤魔化してどうするんだ!

見ていて少林拳やってみたいなーとも思わないし、
「少林サッカー」みたいな見ていてバカバカしい突き抜けた笑いもない。

真面目に演技して、真面目に映画作っていると思うんですけどね、
なんかズレているんだよな~。

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2008年4月29日 (火)

紀元前一万年

10000bcアポカリプト」 meets 「ジュラシック・パーク」?

■あらすじ■

人類とマンモスとが共存する紀元前1万年の世界。
山岳地帯に住む狩猟部族の元に、ある日、両親を失った青い目の少女エベレットが拾われて来る。
一族の巫女は彼女がこの部族の運命を握る者だと告げる。

エベレット(カミーラ・ベル)とデレー(スティーヴン・ストレイト)は幼い頃から想いを寄せ合い、やがてデレーは若きハンターへと成長した。
そして、運命の時がやって来る。

最後のマルク(マンモス)の群れが去ったその夜、一族の村は正体不明の一味による急襲に遭い、多くの村人に加えてエバレットまでもさらわれてしまう。

そこでデレーはエベレットや一族を救うため、仲間と共に一味の跡を追う。
その道中で、恐鳥やサーベルタイガー、他の部族と遭遇しながらも、なんとかエバレットが待つピラミッドがそびえる地へとたどり着くが、そこは“大神(おおかみ)”と呼ばれる絶大な権力者によって完全に支配されていた・・・。

(2008/アメリカ・ニュージーランド) ★

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アドベンチャー的要素もスペクタル的要素も少なくて、内容の薄い映画でした。

太古の生活や文化、その時代に生きていた動物、はたまた権力者に抑圧された奴隷解放、さらには恋愛物語・・・。
詰め込みすぎて中途半端な出来。

エベレットとデレーの恋の片手間にいろいろ焦点が当てられていますが、どれも興味が持てなかった。

狩人が戦士になるまでの話とも言えるけど、あまりマッチョではない甘いマスクの男優さんが主役なので、やっぱりどっちかと言うと恋愛よりの映画なのかな。

おかしかったのが、エベレットを連れ去った隊長がエベレット嬢にご執心だったこと。
しかも、顔に似合わず、紳士振りを発揮します(笑)。

雪山を抜けたら、すぐに熱帯地帯だし、お次は砂漠。
ご都合主義的な舞台設定の上、お父さんのエピソードも中途半端なままで消化不良でした。
もしかして、父親が大神だったりして!などと勘ぐってしまったんですけどね(笑)。

そんな絶対権力者の“大神”の最後は呆気なく片が付いてしまい、高揚感の欠片も無かったのが残念です。

太古の動物たちも、思っていたより全然登場しません。
と言うか、マルク(マンモス)と恐鳥とサーベルタイガーだけしか出てこない。
ガッカリ。。。

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2008年4月28日 (月)

NEXT -ネクスト-

Next ニコ様が胡散臭すぎ・・・。

■あらすじ■

「2分先の未来」が見える予知能力を持っているクリス(ニコラス・ケイジ)は、その能力を隠し、ラスベガスで二流のマジシャンとして目立たないように暮らしていた。

そんな彼の能力に気づいたFBI捜査官カリー(ジュリアン・ムーア)は、テロリストによるロサンゼルス核攻撃を阻止するため、クリスの協力を得ようと考える。
しかし、面倒な他人事に巻き込まれたくないクリスは、FBIを振り切り逃走する。

そんな中にあっても、クリスはいつもダイナーに向かう。
自分の未来しか見えないはずが、そこである女性を見たからだ。

密かに恋心を抱いていた運命の女性リズ(ジェシカ・ビール)とようやく巡り会えたのもつかの間、やがて彼女を事件に巻き込むことになってしまう・・・。

(2007/アメリカ) ★

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男は顔じゃない!!顔じゃないよ!
だけどさ、だけど・・・
ニコ様の髪型とか、取ってつけた笑顔とか、キモすぎるっ!!

コン・エアー」の時のむっさいニコ様を思い出してしまいました。。。

映画は2分先の予知能力で世界を救えるか?という荒唐無稽なもの。
荒唐無稽で現実味のない設定は分かっているのです。
それをどうやって観客にリアルに見せるのかが大事!

なんか核爆弾とかロシアとか、一昔前のストーリー設定なんですよね~。
冷戦時代じゃないんだからさ、ちゃんと現代に合わせて脚色したのか大いに疑問です。

だって、目的はテロなのか脅迫なのか良く分からないけど、どうやらロサンゼルスが爆破されそう!助けてっ!って。。。
無茶苦茶なのにも程があるよ。

ニコ様を登場させるのに精一杯で(?)、犯人側の描写は無いに等しいのも問題です。
折角、悪役はトーマス・クレッチマンが演じているのに、良いとこ無し。
非常に残念でした。

悪役の怖さや不気味さ、「こいつ悪いやっちゃな~」って言う悪徳ぶりって結構大事だと思うのね。
悪役の存在感があるほど、ヒーローは引き立ちますから!

だから、存在感ゼロ“0”の悪役に対して、ヒーローのスゴ技見せられても、イマイチ危機感が無いんですよね~。

ニコ様は風貌からして怪しげなマジシャン役を嬉々として演じてますが、ジェシカ・ビールとのロマンスに発展するにはむさ苦し過ぎませんか?
全く、イケてないです。

ジュリアン・ムーアは、まぁまぁ頑張ってました。
そもそも、彼女がニコ様に執着しないと話が始まらないので(笑)。

ニコ様の予知能力は生まれつきで、幼い頃はその能力故に政府に人体実験をさせられていたようです。
でも、ニコ様に分かるのは自分に関する2分先の未来だけ。
それなのに何故かジェシカさんの事が見えた。
何故?

その理由を知るために、彼は来る日も来る日もジェシカさんに出会うであろうお店に通い、ジェシカさんを待ちわびる。
そして、ついに運命のご対面!

自分に関しては2分先の未来しか見えない。
けれど、ジェシカさんについては更に先の未来が見えちゃうみたい。
何故かなんて分からないけど。

犯人のアジトに乗り込んで、自分の分身?がバラバラに船内を探すシーンは面白かったけど、その他は予告編ですでに流れていたし、パッとしませんでした。

そして、あの反則的なラスト!
ヒドい!!

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2008年4月27日 (日)

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

There_will_be_blood 人は裏切るけど、お金は裏切らない。

■あらすじ■

20世紀初頭のアメリカ。
一攫千金を夢見る鉱山採掘者のダニエル・プレインヴュー(ダニエル・デイ=ルイス)は、不屈の精神だけを武器に石油を掘り当て、実業家としての基盤を築く。

採掘中の事故で父親を亡くした孤児を拾い、自分の息子H.W.(ディロン・フレイジャー)として連れ歩くダニエル。
そんなある日、ポール(ポール・ダノ)という青年から故郷の土地に油田があるとの情報を得る。
ダニエルは早速、西部の町リトル・ボストンへと向かうと、すぐさま土地の買い占めに乗り出す。

しかし、ポールの双子の兄弟で住人の信頼を一手に集めるカリスマ牧師イーライ(ポール・ダノ)は、ダニエルへの警戒を強めていく・・・。

(2007/アメリカ) ★★★☆

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記事などから伝え漏れてくるダニエル・デイ=ルイスの風評は面白いですよね(笑)。
俳優を引退して靴職人になると聞いた時は驚きましたが、こうしてまたスクリーンに戻ってきてくれて嬉しいです。

また、撮影中は完全に役になりきってしまうそうですが、アカデミー賞で主演男優賞を受賞して、ヘレン・ミレンからオスカー像を受け取った時のお茶目なダニエルを見ると映画の中の役と全く重なりませんね~。
本当にスゴイ人だなぁ。

血のつながりは無いけれど、利用価値があると踏んで孤児H.W.を引き取るダニエル。
そんな息子が爆発事故で聴覚を失ってしまうと、お払い箱にしてしまう。

人間嫌いで、引退後は人との関わりを持たずに生きて行きたいと願っているように、非常で容赦のない性格のダニエル。

けれど、断腸の思いでH.W.を置き去りにした時に見せる顔や、再会した時の顔を見ると、本当に息子のことを可愛がっていたのが伝わってきました。
だからまだ、この時のダニエルの中には人間らしさがあるように感じます。

H.W.に対してのそれは、愛じゃなくて情なのかもしれないけれど。。。

息子が居なくなると、弟が現れて一緒に仕事をするようになるのも面白い展開でした。
弟が居なくなると、今度は息子が戻って来るしね!

人との関係を持つから煩わしさが生まれてしまう。
全ての関係を断ち切って、何者にも煩わされずに自由な状態でありたい。
けれど、側に誰かいて欲しい。

その誰かは当然、自分の所有物でなくてはならないのだ。
だからこそ、息子を側に置いていたような気がします。

その息子が結婚して自分より大切な人が出来た時、ダニエルは突然関係を断ち切ってしまう。
H.W.が自分の側を離れることや、ままならない会話に、我慢がならなかったんだろうなぁ。

そうしてダニエルの側に誰もいなくなった時、彼は怪物になってしまうのだ。

ポール・ダノも好演していましたが、ダニエル・デイ=ルイスの圧倒的な演技に最後は押され気味でした。
でもきっと、今後伸びてくる若手でしょうね。

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2008年4月26日 (土)

大いなる陰謀

Lions_for_lambs 3スター共演でも、地味な仕上がり。
大いなる失望。

■あらすじ■

ベテラン記者のジャニーン(メリル・ストリープ)は、未来の大統領候補と目されるアーヴィング上院議員(トム・クルーズ)の独占インタビューに赴き、対テロ戦争の新作戦について知らされる。

同じ時刻。
カリフォルニア大学で歴史学を教えるマレー教授(ロバート・レッドフォード)は、勉学に身が入らない優秀な学生トッド(アンドリュー・ガーフィールド)を呼び出し、志願兵となった教え子2人の話を始める。

そして、やはり同時刻のアフガニスタンでは、志の高い若き兵士たちが最前線に送られようとしていた。

(2007/アメリカ) ☆

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ロバート・レッドフォードは初監督作の「普通の人々」でオスカーを受賞したそうですが、レッドフォード監督作は「クイズ・ショウ」しか見たことがないです。
しかも、そんなに面白いとは思わなかった。。。

その他の監督作も全く興味が沸かない作品ばかりなので、私はレッドフォード作品とは相当に相性が悪いような気がしてます(笑)。

それなのに、なんとなく見てしまった今作。
これまた酷くつまらなかったです。。。

映画はある時間の3地点(トム上院議員の室内、レッドフォード教授の室内、アフガニスタン戦場)の成り行きをそれぞれ描いています。

ストーリー的には、つながっているようでつながってないんだな~。

ただ単に関連した話を入れ替わり立ち替わり見せているだけなので、映画としてのスケールがとても小さく感じます。
内容は国家に関わる軍事事項なんですけどね・・・。

室内で行われる会話の応酬だけで話を進めていくから退屈で、途中 眠くなってしまいました。
でも、きっとストーリーが最後には一本にまとまり、多少のカルタシスが得られるかと思っていたんですけどね。
えっ?これで終わり!?って感じのラストでした。

あやふやなまま終わってしまい、伝えたいことがサッパリ伝わって来なかったのですが、とりあえず情報操作に気をつけろ!ってことなのかな。。。
これと言って、感情移入できる人物が登場するわけでもないから、最後まで蚊帳の外に置かれていた感じです。

現場を知らずに、理想や理念を振りかざして、安全な室内にいるお偉いさんはいいよね。
机上の空論を並べていれば仕事になるんだもの。

それに比べて、前線で戦う兵士たちは所詮、駒に過ぎず可哀想でした。

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2008年4月25日 (金)

銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~

Sushi_prince どこで笑えばいいのだ?
ネタが分からんっ!

■あらすじ■

スシ一家の三代目、“スシ王子”こと“米寿司=まいず つかさ”(堂本光一)は、今は亡き琉球唐手の師匠・武留守リリー(平良とみ石原さとみ)の言葉に従い、シャリの達人を探してニューヨークの地へ降り立った。

日本の寿司とはほど遠いニューヨークのSUSHI事情に憤慨しながらも、ようやくシャリの達人・俵源五郎(北大路欣也)の寿司屋“八十八(やそはち)”に辿り着いたスシ王子。

そこには、一足先にアメリカで修行を始めた河太郎(中丸雄一)の姿があった。
しかし、そんな“八十八”は、店の乗っ取りを狙うペペロンチーノ一味の嫌がらせによって窮地に陥っていたのだった・・・。

(2008/日本) ☆

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TVドラマの映画化です。
最近、多いですね~。
映画はお金を出して見るものなのに、2時間ドラマの枠を出ない作りのものが多いように感じます。

TVはほとんど見ないので、このドラマも当然見たことがありません。
だからなのかなぁ~。

良く分からないながらも見てみたのですが、何を目指しているのかが良く分からなかった。。。
コメディ?なんですか?ね???

笑うツボも分からなかったです。
ツライ。

さらに、公開第1週の平日昼間に観に行って、お客さんが4人だけ。
ツラすぎる。

ジャ○ーズ主演なのに興行的に大丈夫なのかと、余計な心配までしてしまいました。
ちなみに、私はジャニ○ズのFANではありません。。。

監督はドラマと同じく堤幸彦氏。
そう言えば、昨年の今頃に見た氏の「大帝の剣」もナンセンスすぎて、相当につまらなかったなぁ。。。
つまらなすぎて、レビューもUPしておりません。。。

そんな氏の次回作は「20世紀少年」だそうです。
見たかったのに、なんか不安が増大します。

あ、映画について話してないや。

特に言うことも無いような内容の薄いお話なのですが、一つだけ気になったのは映画の中で登場人物の一人が死んでしまうことでしょうか。

そこで死ななくても、ストーリーを進めることは出来たと思うし、ストーリーを左右する重要事項ってわけでもないので、無駄死にのような気がしてならなかったです。

あと、石原さとみが出てくるとイライラしてしまった。
沖縄言葉に全然なってないんだもん!

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2008年4月14日 (月)

映画 クロサギ

消化不良なラストにズッコケル。

■あらすじ■

かつて詐欺の被害に遭い、家族を失った青年・黒崎(山下智久)。
復讐のために詐欺師を狙う詐欺師“クロサギ”となった彼は、詐欺師業界の大物・桂木(山崎努)から新たなターゲットとなる詐欺師の情報を得る。

ターゲットの名は石垣(竹中直人)。
贈答詐欺を生業とする詐欺師で、依頼人の女性・レイコ(飯島直子)もかつて石垣の魔の手にかかり、経営する会社をつぶされた過去を持っていた。

黒崎は早速行動を開始するが、そこへ石垣の過去を知るという銀座のママ・さくら(大地真央)が現われ、黒崎に衝撃の事実を告げるのだった・・・。

(2007/日本) ★

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TVドラマの映画化。

もっと騙し騙され的な攻防戦があるのかと思っていましたが、一方的に主人公に騙されてばかりでしたね。

銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」を見たときにも感じたのですが、主人公がどのくらい天才的なスシ職人なのか、はたまた天才的詐欺師なのかが良く分かりません。
やっぱり、ドラマを見てないからなのかな。

ドラマ未見ゆえに、黒崎の隣に住んでる女の子・吉川(堀北真希)の出番が少なくて、ヒロイン(ですよね?)なのに この扱いでいいのか?と思ったり、
もう一人の詐欺師・白石(加藤浩次)が何者なのかサッパリ分からなかったりしましたが、
その他はなんとか内容に付いて行けたかな。

桂木と黒崎は擬似親子のような関係ですね。
本当は桂木は黒崎の仇なのに。

もう少し痛快度があれば良かったけど、普通に見れる範囲ではありました。
なのに、銀座のさくらママが余計でしたね。
この人が出てくると話が逸れて、映画のリズムが狂いだす。

ラスト近くに主人公が詐欺の大舞台に向かう場面で、それを阻止せんがために登場した時には腹立たしくなってしまいました。
まさしく空気読めないキャラクターなんですよね!まったく。

そんな銀座のさくらママが、いきなりレイコの娘の手術費用の肩代わりを申し出るのもヘンでした。
2人は知り合い?
同じ詐欺師・石垣に騙されたと言うだけで、面識があるとは思えなかったし、さくらママがレイコにだけ救済の手を差し伸べる理由が判りません。

さらには、時間厳守で3時までに振り込まないと・・・と言う話だったのに、現金で届けて大丈夫なのか?と、非常に疑問でした。
あれは、振り込んでないから間に合ってないのでは?

そのまま、いいのかな?いいのかな?と、モヤモヤした気分のまま見ていたら、最後に登場するのが岸部シローだもん!
ズッコケルよ~。

岸部シローが詐欺師役?
何かの間違いでは??自己破産の印象が強すぎて、どう見ても詐欺師と言うより、その被害者。。。

狙ってのキャスティングなのでしょうが、ハズしているとしか思えない。
せめて、お兄さんの岸部一徳にして欲しかったです。。。

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2008年4月13日 (日)

マイ・ブルーベリー・ナイツ

My_blueberry_nights 次の恋までの300日。

■あらすじ■

恋人に捨てられたエリザベス(ノラ・ジョーンズ)は彼のことが忘れられず、彼の行きつけのカフェに乗り込む。
そんな彼女を慰めてくれたのは、カフェのオーナーであるジェレミー(ジュード・ロウ)と甘酸っぱいブルーベリー・パイ。

それからのエリザベスは、夜更けにジェレミーと売れ残りのパイをつつくのが日課になる。

しかしそんなある日、彼女は突然ニューヨークから姿を消す。
恋人への思いを断ち切れずにいたエリザベスは、あてのない旅へとひとり旅立ったのだった・・・。

(2007/香港・中国・フランス) ★★

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ウォン・カーウァイ監督初の全編英語作品で、とにかくキャストが豪華!
でも、内容は無さそうなので、あんまり期待しないで見てみた。

うん。期待しないで観て、正解でした。
本当になんも無かったー!

いや、あるにはあるけど、なんだかな~。
ストーリーが繋がってないような印象なんだよね。

エリザベスとジェレミーの恋愛軸がしっかりしてないから、恋愛映画と呼ぶにはもろすぎる印象。
エリザベスがニューヨークを離れ、メンフィス、ラスベガスへと旅するロードムービーとも呼べない。
失恋から立ち直る成長物語って程でもないし、どれもこれもが中途半端。

かと言って、ひとつひとつのエピソードが悪いって訳ではないのです。
別れた妻(レイチェル・ワイズ)を今でも愛し続けているアル中の警察官アーニーを演じたデヴィッド・ストラザーンの演技はとても良かったし、孤独なギャンブラーを演じたナタリー・ポートマンもチャーミングでした。

それぞれ味のあるエピソードではあるのですが、残念ながら心に響かなかった。。。
ラストに向かって繋がっていくようなエピソードでもないし、主人公のエリザベスに与えている影響が不透明だからかな。

後に何も残らない映画でした。

誰も突っ込まないけど、ジェレミーってちょっと変態ちっくですよね(笑)?
仲良くなったお客さんの唇を寝ている隙に奪って、そのビデオを何回も巻き戻して観ているんですよ?
居なくなった後もずっとずっと好きで、電話で行方を捜したりとなかなかの執着ぶり。
これがどうもジュード・ロウのイメージに似合わないんだな~。

まぁね、ジュード・ロウにこんなに想われていたら嬉しいけどね。
現実には無いじゃん?とか思ってしまって、イマイチ ハマれなかった。

せめて、ジェレミーがエリザベスに惹かれて行く過程がしっかり描かれていれば良かったんだけど、気付いたらキスしてるんだもん!
オイオイって感じでした。。。

そう言えば、1回目にジェレミーが寝ているエリザベスにキスした後、エリザベスは唇をかみ締めるシーンがありましたよね。
その後、キスされたことをエリザベスは覚えてないって言っていたけど、本当は気付いていたんだと思います!

最後にまた同じようにキスされて、今度はそれに応えますよね。
その時、やっぱり気付いてたんだな~って思ったんですけど、
結局、この映画って、エリザベスがジェレミーのキスに応えられるようになるまでに300日かかったというだけの話なのですね。

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2008年4月12日 (土)

黒い家

Black_house 狂った人間が一番怖い。

■あらすじ■

保険会社で働くチョン・ジュノ(ファン・ジョンミン)は、申請された保険金請求を審査する査定員。
ある日彼は、面識のない顧客パク・チュンベ(カン・シニ)からの指名を受け、彼の自宅を訪問することになる。

ジュノはそこで、チュンベの7歳になる義理の息子が首を吊って死んでいる姿を目の当たりにする。
チュンベに不審を抱いたジュノは、保険金殺人を疑い警察に掛け合うが相手にしてもらえない。

次にチュンベの妻イファ(ユ・ソン)が狙われるのではと感じたジュノは、イファに警告しに再びチュンベの家へと向かうが・・・。

(2007/韓国) ★★★☆

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シネコンでみたのですが、なんと生まれて初めての貸切でした!
しかも、よりによってホラー作品(笑)。
マジですか!?と上映前から、かなりビビってました。

実は1999年の日本版、森田芳光監督の「黒い家」を家で観たことがあるのですが、あまりにも怖くて笑うしか無かったです。
笑うくらいに怖かったんです!大竹しのぶが!!

その後、原作本を何気なしに読んでみたんですけど、これがまた超怖かったです。
ただの文章、文字の羅列に過ぎないのに、ページをめくるのがあんなに怖くなったのは初めてです。
しかも、一度映画を見ていて内容を知っていたのに・・・。

という訳で、今回で「黒い家」体験3回目。
そんなに好きかと思われそうですが、私はホラーは苦手です!

前置きが長くなりましたが、この映画はどうだったかというと、なかなかの良作。
ストーリーは知っていたし、怖いのを覚悟していたので、そんなに怖くなかったのですが正統派ホラーで好印象でした!

チュンベの怪しい風貌といい、後半の畳み掛けて追い込まれていく様といい、日本版より出来がいい気がします。

特に主人公のチョン・ジュノ役の俳優さんが普通っぽくて良かったです。
日本で言うと、加瀬亮さんみたいな感じ。
人が良くて善良で、親切心からどんどんドツボにハマってしまう主人公にピッタリ。

この主人公、ラストで消火器を武器にするんだけど、ちょっと武器としての使い方が間違っている気がしました。
消火器を振り回すのかと思いきや、噴射して自分が煙に巻かれちゃうんだもの。
マヌケ過ぎて笑ってしまいました(笑)。

大竹しのぶのインパクトが強烈過ぎて、韓国版のイファはそんなに怖くなかったです。
演じている女優さんも美人で、静かで抑え目の演技。

でも、私は韓国版の方が取っ付きやすかったです!
日本版は“大竹しのぶ”のタガが外れた演技が怖すぎたのと、訳わかんないエログロ?っぽい展開に嫌悪感が湧いてきて生理的に受け付けなかったんですよね。

ラストでイファの死体をはっきり映さないので、今度はちゃんと死んだよね?と不安な気持ちになったけど、これって狙ってのことだったんでしょうね。
いつの世にも反社会的人格者はどこかにいる。
事件は解決しても、本質的には何も解決などしていないのだ。

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2008年4月11日 (金)

スネーク・フライト

Snakes_on_a_plane 笑ったもん勝ち!
B級パニック・ムービー!

■あらすじ■

ハワイのオフロードをバイクで走っていたショーン(ネイサン・フィリップス)は、偶然、ある殺人を目撃してしまう。
それは、大物ギャングのキムが自分を刑務所に送ろうと腐心していたロサンジェルスの著名な検事を殺している現場だった。

目撃者ショーンを消すためギャング組織の魔の手が迫るが、FBIエージェントのネヴィル(サミュエル・L・ジャクソン)の助けで危機を脱する。
そして、ショーンはネヴィルの護衛のもとキムの悪事を大陪審で証言するため飛行機でロスへと向かうことに。

しかしキムは、ショーンの口を封じるため、飛行機の貨物の中に大量の毒ヘビを暗殺者として送り込むのだった・・・。

(2006/アメリカ) ★★☆

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飛行機の中を毒ヘビで一杯にする!
なんともアホな殺害方法を選んだものですよね~(笑)。

無関係な人まで咬まれて死んじゃうけど、そんなこと お構いなしです!

オープニングは能天気に始まって、早く飛行機のシーンに行かないかなーと思いながら見てた(笑)。

やっとこさ飛行機のシーンになるとバカバカしさ大爆発!

ヘビが急所に咬み付いたり、胸に咬み付いたり、はたまた服の中にニュルリと潜り込んだり。
本物とCGを使い分けて、やりたい放題でした。

やっぱりヘビ独特の気持ち悪さと相まって、見てる時は
うえぇ~(゚д゚|||)って感じ。

ヘビの襲来でパニック状態に陥る機内だけど、何とか撃退して生き残った人たちで防衛。
しかし、ヘビの襲撃はまだまだ続き・・・と言った感じで、
パニック→ 一息ついて→パニック→ 一息ついて→パニックの繰り返し。

確かにずっと、ヘビとの格闘を見せられても飽きるけど(笑)。

飛行機パニックのお約束、操縦者がいない!ッてな場面も当然出てきてツボを押さえてます!
プレステに感謝だね!(笑)

でも、最後の方は無茶苦茶だし、最初に比べると笑えるところも少なくてテンションが下がってしまったのが、ちょっと残念。

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2008年4月10日 (木)

奇人たちの晩餐会

Le_diner_de_cons バカの王様。

■あらすじ■

出版業を営むピエール・ブロシャン(ティエリー・レルミット)には密かな楽しみがあった。
それは毎週水曜日にバカな人間を招待しては仲間で笑い物にするという晩餐会だ。

今回、ブロシャンが友人の紹介で見つけた“おバカ”は、マッチ棒の工作が趣味という税務局勤めのピニョン(ジャック・ヴィルレ)という男。
しかし当日、ギックリ腰になり動けなくなったブロシャンは自宅でピニョンと二人きりになってしまうのだった・・・。

(1998/フランス) ★★★★

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ずっと見たかったんですよね、この映画!
タイトルからして中身が気になって仕方がないです。

サシャ・バロン・コーエン主演でハリウッド・リメイクの話も出たけど、その後どうなったのかしら?
個人的には完成度が高いのでリメイクしなくてもよろしい!と思うのですが。。。

おバカな人を晩餐会に招いては、あざ笑って楽しむ人の悪いブロシャン。
演じているティエリー・レルミットは、「赤ちゃんの逆襲」で困惑するパパを演じていた人。
イヤミな役どころをさらりと演じてます。

ブロシャンはピエールをバカにするつもりが、バカにされる側に回ったりして、ピエールの行動でどんどん状況が悪い方に向かい、痛い目に遭う。

映画は、ほぼブロシャンの自宅内で起こるシチュエーション・コメディです。
場所は動かない(ブロシャンがギックリ腰だから…)ので、人物が出たり入ったり。。。

ピエールが何かやらかすたびに、状況が悪化の一途をたどるのが可笑しいです。
しかし、奇跡的な終末を迎え、、、さらにぶち壊す!

素晴らしき、おバカ。
バカに付ける薬はないと言いますが、こうなると関わらないことが一番ですね!

傍から眺めている分には無害だし、楽しいです(笑)。

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2008年4月 9日 (水)

ノーカントリー

No_country_for_old_men逃げる、追う。
 さらに、追う。

■あらすじ■

人里離れたテキサスの荒野でハンティング中に、偶然、死体の山に出くわしたベトナム帰還兵モス(ジョシュ・ブローリン)。
どうやら、麻薬取引現場で銃撃戦が行われ、相撃ちになったようだ。

そこから少し離れた場所で200万ドルの大金を発見したモスは、危険と知りつつ持ち帰ってしまう。
しかしその後、不用意な行動を取ってしまったばかりに、モスは冷血非情な殺人者シガー(ハビエル・バルデム)に追われる身となるのだった。

モスは、愛する若い妻カーラ・ジーン(ケリー・マクドナルド)を守るため、死力を尽くしてシガーの追跡をかわしていく。

一方、事件の捜査に乗り出した老保安官エド・トム・ベル(トミー・リー・ジョーンズ)は、モスが厄介な事件に巻き込まれたことを察知し助け出そうとするが、行く先々で新たな死体を見るハメになり苦悩と悲嘆を深めていくのだった・・・。

(2007/アメリカ) ★★★☆

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2007年度の第80回アカデミー賞で4部門受賞!
特に助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムが話題ですよね。

そんな訳で期待して見てきました!
普通に面白かったけど、また見たいと思うほどではない・・・と言うのが正直なところ。

特にラストが締まらないのが微妙・・・。
シガーが道路の向こうに消えていくところでラストカットになれば良かったのになー。

後手後手に回り、結局何も出来ずに苦悩ばかりが深まる保安官のエド(トミー・リー・ジョーンズ)。
エドの含蓄あるつぶやきに映画のエッセンスが含まれているのでしょうが、ハッキリ言って見終わってもあんまり印象に残らなかった!

やっぱり、ハビエル・バルデム扮するシガーのインパクトが強烈過ぎました。。。

不気味な風貌にヘンテコな武器。
邪魔者は容赦せずに抹殺。
狙ったらどこまでも追いかけてくる執着心。

その存在自体が「悪」、と言うことらしい。

平穏に生きていも突如、暴力に晒される。
そんなことが日常茶飯事になっている現代においての「悪」の象徴とも思えるけど、舞台は乾燥した砂漠地帯。

逃げるモスも、追うエドも、カウボーイハットを被りブーツを履いて、さながら西部劇なのだ。

モスは小心者な小悪党かと思いきや、なかなかいい奴。
どうやって若妻をゲットしたのか謎な感じもしたけど、何事にも動じずに自力で生きていける骨太な感じが魅力的でした。

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2008年4月 8日 (火)

バンテージ・ポイント

Vantage_point ラブは要らない。

■あらすじ■

テロ撲滅の国際サミットが開催されるスペインのサラマンカ。
大観衆を集めた広場では、アシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)によるスピーチが行なわれようとしていた。

だが、演説が始まろうとした矢先、一発の銃声が轟き、大統領が狙撃されてしまう。
続いて爆発も発生し、一瞬にして広場が混乱状態に陥る中、シークレット・サービスのトーマス(デニス・クエイド)とケント(マシュー・フォックス)は狙撃犯の捜索に奔走する。

そして、市長を護衛していた地元刑事エンリケ(エドゥアルド・ノリエガ)の証言や、観光客のハワード(フォレスト・ウィッテカー)が収めていたビデオカメラの映像などから、複数の容疑者が浮上するが・・・。

(2008/アメリカ) ★★★

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※注意【ネタバレあり】…未見の方はご注意ください。

大統領狙撃の瞬間を目撃した8人。
それぞれの視点から事件を見てみることで、暗殺事件の真相が見えてくる。

正午をポイントに、何度も繰り返される別の視点から見た大統領狙撃の瞬間。
「またかよ…」って感じで、やはり、だんだん飽きてくるのだけど、大統領が誘拐される辺りから面白くなっていきました!

でも、終わってみるとトーマス(デニス・クエイド)が犯人を見つけるまでがメチャ早いっ!
あそこ(モニター)で犯人を見つけられたから良かったもの、見過ごしてたら映画になりません(笑)。

観光客のハワード(フォレスト・ウィッテカー)は、ただの旅行客なのに奮闘。
どうやら家族と上手くいっていないみたいだったけど、その辺りは中途半端な描き方。。。

と言うか、他の人物たちも中途半端にしか描かれてません。

何故、事件に関わるのか。
何故、事件を起こすのか。
何故、事件を調べるのか。

短い時間の中で彼らが主役になれる時間は一瞬。
深く掘り下げることも無く表面をなぞるだけ。

それでも、パズルのようにピースが埋まれば真実が浮かび上がってくるのは、面白かった!

ベロニカ(アイェレット・ゾラー)とエンリケ(エドゥアルド・ノリエガ)の愛憎関係とか、ちょっとどうでもいい感じだったし、出来すぎなので、そこで繋がってて欲しくなかったな。

それに、ケント(マシュー・フォックス)の「お礼はまだ早い」の一言で、すぐに犯人だと目星が付いてしまう。。。

TVプロデューサーのレックス(シガーニー・ウィーヴァー)は、出番も少なかったし、ほとんど活躍しません。 残念!

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2008年4月 7日 (月)

デッド・サイレンス

Dead_silence 怨念?生霊? 呪いより強力。

■あらすじ■

ある雨の夜、ジェイミー(ライアン・クワンテン)とリサの夫妻の元に送り主不明のトランクが届く。
中には、ビリーと名付けられた腹話術人形が入っていた。

その後ジェイミーが外出し帰宅すると、リサが舌を切られて死んでいた。

リプトン刑事(ドニー・ウォールバーグ)に疑いの目が向けられたジェイミーは自ら事件の謎を解くべく、差出人不明の人形ビリーの謎を解くため、故郷のレイブンズ・フェアへと向かう。

そこでは、人形にまつわる不気味な詩が語り継がれていたのだった・・・。

(2007/アメリカ) ★★☆

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「SAW/ソウ」の監督・脚本コンビ、ジェームズ・ワンリー・ワネルが手掛けたサスペンス・ホラー。
「SAW/ソウ」の後だけに実力が問われるね(笑)。

映画は不気味な人形ビリーがジェイミー&リサ夫妻に送られてくるところから始まります。
恋人じゃなくて、夫婦だったのね。。。

この奥さん、何故か旦那の故郷の言い伝え?の「不気味な人形の詩」を知っているんですけど、何故?
奥さんもレイブンズ・フェア出身なのかな?
でも、ご両親は別のところに住んでるみたいだったしな~。

旦那が「詩」を思い出すんだったら分かるけどね~。
それに、自分でも「人形」は不吉な予兆だって言ってたし。
と、出だしがいま一つ。

故郷のレイブンズ・フェアに事件を解く鍵があると感じたジェイミーは長年疎遠だった父親(ボブ・ガントン)の元へ。
すると、父親は車椅子で生活しており、傍らには新しい継母(アンバー・ヴァレッタ)が。
どうやら、父親はこれまでに何度も奥さんを変えている様子。。。
息子のジェレミーはそんな父親と折り合いが上手く行かずに、故郷を飛び出したみたいなのだ。

レイブンズ・フェアのパートに入るとくすんだ灰色っぽい画面になり、独特の雰囲気。
でも、以前どっかで見たような気も? 「サイレントヒル」?

人形が動いたり、老女が見えたり、一体何が起きているのかはラストにならないと分からないし、確信が持てなかった。

それが呪いなんだか、殺人なんだか、実体を伴っているのかいないのかがどうにも曖昧なままストーリーが進んでいくので、どうなってんのだろうと・・・。
で、どうやら「呪怨」みたいな感じなのですね。

英語圏のゴーストとは違うものだったので、そこはちょっと意外でした。
救いのないラストも嫌いじゃないけど、アッサリ人が死にすぎる・・・。
それに、防衛手段が「叫ばないこと」だけなんて!

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2008年4月 6日 (日)

ジャンパー

Jumper その能力を社会のために役立ててください。

■あらすじ■

ミシガン州に住むデヴィッドは同級生のミリー(アンナソフィア・ロブ)に想いを寄せるごく普通の高校生。
冬のある日、川に転落して溺れそうになったデヴィッドは、図書館への瞬間移動を経験する。

自分にテレポート能力があると知ったデヴィッドは、母が家を出て以来、人が変わってしまった父のもとを離れニューヨークへ行く。
そして、その力を悪用して銀行の金庫から大金をせしめ、自由を満喫するのだった。

そして、10年後。
瞬間移動で世界中を旅していたデヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)はミリー(レイチェル・ビルソン)と再会し旅行へ出掛ける。
旅先で同じくジャンパーのグリフィン(ジェイミー・ベル)に出会うが、
“ジャンパー”たちの抹殺を使命とする組織“パラディン”のリーダー、ローランド(サミュエル・L・ジャクソン)にその存在を気付かれ、つけ狙われ始めるのだった・・・。

(2007/アメリカ) ★★

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荒唐無稽なお話をさも当然のようにぐんぐん進めていくので、設定に違和感を感じなければ、そのまま楽しめる映画ですよね。

でも、内容は薄い(笑)。

“ジャンパー”vs.“パラディン”の構図が映画の肝なのに、パラディンがジャンパーを抹殺していく理由が「世界に悪影響を与えるから」。
説得力に乏しいったらない!

でも、地道にテレポートの穴を広げて追跡する装置を開発したりと、日夜たゆまぬ努力を続けているっぽいです。。。

途中まではそれなりに面白かったんですけど、母親(ダイアン・レイン)が出てきてからが、どんどんつまらなくなっていきました。
お父さん、可哀そうですよね。
奥さんに出て行かれ、息子にも出て行かれ、最後はあんなだもん。

でも、もっと腹立たしかったのはミリー!
銀行強盗して盗んだお金を非難したりして、優等生っぽかったのに、結局最後は容認?
テレポート能力も肯定的に捉えちゃってて、恋は盲目状態。

デヴィッドは絶対、強盗したお金を返してないよね。
ちゃんと仕事して無さそうだもん(笑)。
ミリーも味をしめちゃったんでしょうね~。

それにしても、ローランドの最後を見ると続編を狙ってる気がして仕方がないですね。。。

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2008年4月 5日 (土)

魔法にかけられて

Enchanted アニメと現実、非日常と日常のあいだ。

■あらすじ■

魔法の王国“アンダレーシア”に暮らす心優しいプリンセス、ジゼル(エイミー・アダムス)はある日、エドワード王子(ジェームズ・マースデン)と運命的な出会いを果たし、晴れて結婚することに!

だがその一方で、彼らの結婚によって王位が危うくなると感じた魔女のナリッサ女王(スーザン・サランドン)は一計を案じ、
結婚式当日に老婆に化けてジゼルを井戸に突き落としてしまう。

ジゼルが辿り着いた場所は、現代のニューヨーク!
しかし、現実の世界では誰も救いの手を差し伸べてはくれず、途方に暮れるジゼル。

そんな中、ジゼルはバツイチの離婚弁護士ロバート(パトリック・デンプシー)とその娘モーガン(レイチェル・カヴィ)に救われるが・・・。

(2007/アメリカ) ★★★★

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魔法の王国“アンダレーシア”に住むお姫様ジゼル。
心優しい彼女は動物とお話できるのはもちろん、白馬に乗った王子様を待ち続ける、まさにディズニープリンセスの王道を行く。

一方、能天気で無意味に爽やかオーラを振りまくエドワード王子。
お人好しで好青年の彼もまた、いつか出会うであろう運命の人を思い続けている。

そうして出会うべくして出会った2人は、次の日には結婚式を挙げることに!!
アニメの中ではこれが常識なのだ。

きっと何事も起きなければ、「いつまでも2人は幸せに暮らしましたとさっ。めでたし、めでたし。」で、終わったのにね!

井戸を落ちていくと、アニメの世界から現実の世界へと変わる。
そのギャップが面白いし、何より現実の世界ではアニメの中での常識が一切通じない!

それでもジゼルは持ち前の明るさと優しい心を失わずに、堅物弁護士ロバートの心を解きほぐしてしまう。

なので、だんだんジゼルが現実に染まっていくのは少し寂しい気がしてしまいました。
ウエディングドレス姿のジゼルは可愛かったのに、ハイライトの仮装舞踏会では普通にシックなドレス姿。
現代的に洗練されているけど、プリンセスなんだし、もっとプリティなドレス姿を期待してしまったのでした。

チャーミング王子こと、エドワード王子も現実の世界で単細胞ぶりを発揮していて良い感じ!
いい人なんだけど、ちょっとお間抜けで、ハイテンション。
本当にアニメの世界から抜け出てきたようでした!

そうでもしないと終わらないようなラストの持って行き方でしたが、エドワード王子が幸せなら それでもいいかな。

ラストでナリッサ女王がジゼルを目の仇のする理由が不明な上に、ドラゴンが可愛らしすぎる気がしましたが、ま、ご愛嬌と言うことで(笑)。

そう言えば、アニメシーンのナサニエルはティモシー・スポールそっくりでしたね!
うくくっ( *´艸`)

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2008年4月 4日 (金)

プライスレス 素敵な恋の見つけ方

Hors_de_prix ジゴロになってみる?

■あらすじ■

高級ホテルのウェイターをしているジャン(ガド・エルマレ)は、内気でお人好しの冴えない男。
ある日、彼は自分を億万長者だと勘違いした美女イレーヌ(オドレイ・トトゥ)と夢のような一夜を過ごす。
しかし、ジャンの正体がバレるとあっさりと捨てられてしまう。

イレーヌはその美貌を武器に金持ちばかりを渡り歩き、玉の輿のチャンスを狙う女ジゴロ、ジゴレットだったのだ。
それでもイレーヌのことが忘れられないジャンは、彼女を追ってニースへ向かう。

イレーヌの心をつなぎ止めようと必死で貢ぎ続けるジャンだったが、金はすぐに底をつき、再びお払い箱に。
そんな時、ジャンは裕福な未亡人マドレーヌ(マリー=クリスティーヌ・アダム)と出会い・・・。

(2006/フランス) ★★☆

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チラシのキャッチコピーは「お金じゃ買えない恋がある」。
これって、まんま某クレジット会社のキャッチコピーのパクリだよね(笑)。
なんだかな~。

DVDスルーの時に付けられるようなサブタイトルにも、やる気のない感じが漂っていて、どうかな~って思いました。
ホント、DVDでも良いかなって思ったんだけど、折角なので劇場で観てきた。
ま、結論として、やっぱりDVDで十分な映画だったんですけどね(笑)。

この映画の見所って、オドレイしかない!!
相手役の男優さんはお世辞にも格好良いとは言えなくて、ちょっとキモい・・・(←失礼)。

玉の輿を狙う贅沢好きなイレーヌが身にまとう服やジュエリーにうっとりするだけの映画。
スタイルのいいオドレイがきっちり着こなしているのにため息です。。。

ジャンがマドレーヌに見初められて?、「プリティ・ウーマン」の男版みたいにどんどん洗練されていくけど、心はイレーヌ一筋で純粋なんだか計算高いのか(笑)。

まぁ、どんなに冷たくあしらわれても、イレーヌ一筋な一途さは認めるけどね。
少し怖いよ!(笑)

フランス映画にしては普通のロマコメなのが、ちょっと珍しいかも?
結末もオーソドックスだし!
こういう安心印はハリウッド的なカンジですね。

でも、イレーヌと一緒になっても苦労するだろうなぁ・・・と、
ハッピーなのにハッピーな気がしないエンディングなのでした(笑)。

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2008年4月 3日 (木)

ペネロピ

Penelope 運命は自分で切り開くんだ!

■あらすじ■

イギリス社交界でも注目を浴びる名家のウィルハーン家に、ブタの鼻と耳を持った女の子、ペネロピ(クリスティナ・リッチ)が生まれる。
ウィルハーン家に古くから言い伝えられてきた恐ろしい呪いが、現実となって彼女に降りかかってしまったのだった。

ショックを受けた母ジェシカ(キャサリン・オハラ)は、娘をマスコミや世間から守るため、ペネロピを死んだことにしてしまう。
以来、屋敷から一歩も外へ出ることなく成長したペネロピ。

先祖の悪行によって一族にかけられた呪いを解く方法は、ただ一つ。
ウィルハーン家の“仲間”、つまり名家の人間にありのままの彼女を愛してもらうこと。

そしてペネロピが18歳を迎えると、次々とお見合いをさせられるが、どの求婚者たちもペネロピの顔を見た途端に恐怖に駆られて逃げ出してしまうのだった。

それから7年、ウィルハーン家が必死に守ってきた秘密はついに破られる。
ペネロピのスクープ写真を狙う記者レモン(ピーター・ディンクレイジ)は、名家の落ちぶれた青年マックス(ジェームズ・マカヴォイ)をペネロピのもとに送り込むが・・・。

(2006/イギリス・アメリカ) ★★★★☆

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なんともかわゆい映画でした~(≧ω≦)♪

ペネロピの室内のデザインとか凝りに凝っていて、見ているだけで楽しい!
ブタ鼻のペネロピも見ているうちにだんだん気にならなくなって、可愛いと思えるようになったよ。

でもね、やっぱりなんと言ってもストーリーが素敵!

白馬に乗っていなくても良いから、自分を認めてくれる王子様を待ち続けるペネロピ。
一方、娘の呪いを解くために必死な母親。

面白いのは、王子様を待ち続けつつもどこか冷めているペネロピのシニカルな視点や、娘を思いつつも“お見合い”を覗き見る母親のコミカルな部分。
ちょっとクスッと笑ってしまうけど、心が温かくなる、そんな映画でした。

カゴの中の鳥として育ったペネロピが、とうとう街に飛び出してからの展開も、今までの甘いだけのガールズムービーとは一味違って現代的な展開に思えました。

王子様のキスで呪いが解けるなんて、今どき流行らないのね!
って、「魔法にかけられて」では、その王道を行ってましたが(笑)。

ペネロピ役のクリスティナ・リッチの可愛らしさはもちろん、
マックス役のジェームズ・マカヴォイにキュンとハートを打ち抜かれて、ニヤニヤしながら鑑賞してましたわ。

それに、母親役のキャサリン・オハラ!
この人、どこかで見たな~って思ったら、「ホーム・アローン」でカルキン君のお母さん演じてた人だったのね!
オーバー・アクティングの演技が役にとても似合ってました~。

ペネロピと友達になるアニー役にリース・ウィザースプーン
珍しくハスッパな感じの役でした。

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2008年4月 2日 (水)

エリザベス:ゴールデン・エイジ

Elizabeth_the_golden_age エリザベス1世の秘めた恋。

■あらすじ■

1585年、25歳でイングランド女王に即位したエリザベス(ケイト・ブランシェット)。
父王ヘンリー8世の遺志を継ぎプロテスタントの女王として即位したが、国内にはカトリック信者が大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていた。

ヨーロッパ列強はイングランドを占領すべく狙っており、中でもスペイン国王フェリペ2世(ジョルディ・モリャ)はことあるごとに圧力をかけてきていた。
さらにカトリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアート(サマンサ・モートン)は自分こそが正統な王位継承者であると主張し、脅威となっていた。

そんなある日、エリザベスの前に新世界から帰還したばかりの航海士ウォルター・ローリー(クライヴ・オーウェン)が現われる。
やがて2人は互いに惹かれ合い、“ヴァージン・クイーン”を貫き通していたエリザベスの心は揺らぎ始めるが…。

(2007/イギリス・フランス) ★★★

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「エリザベス」の続編で、9年ぶりにケイト・ブランシェットがエリザベス女王演じています。

9年の間に、ケイトはいろんな役を演じ分け、さらにはアカデミー賞も受賞。
もうね、女王としての貫禄が充分でした。
ゴールデン・エイジ(=黄金時代)と言うだけあって、豪華絢爛!
ゴージャスな衣装の数々をとっかえひっかえ。

だけど、ストーリー的には見所が絞り込まれていなくて、少し散漫な感じ。
スペイン勢によるエリザベス暗殺計画、メアリー・ステュアートの陰謀、さらにはエリザベスの秘めた恋心に、スペイン艦隊の猛攻。。。

頑張ってはいるんだけど、スペイン艦隊がイングランドに攻め込むシーンは短くて迫力不足。
ハリウッド資本で作られていたら、もっと凄いことになっていただろうな~と思ってしまいました。

たぶん一番、エリザベスの心理的な変化をメインに持って行きたかったのでしょうが、複雑すぎて凡人には共感できなかったです。
ウォルターもウォルターで、誰を愛しているのか良く分からなかった。
エリザベスを愛していたけど、男らしく責任を取ったってこと?
でも、ベス(アビー・コーニッシュ)にも惹かれていたよね。

とんだ色男な感じなのに、何故か憎めないキャラクターで、この映画の中で一番おいしい役だと思いました。

個人的には、ウォルシンガム(ジェフリー・ラッシュ)の出番が少ないのが寂しい。。。
相変わらずの切れ者ぶりでしたけど、もっと出番があると良かったな~。

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2008年4月 1日 (火)

いつか眠りにつく前に

Evening 思い出は美化される。

■あらすじ■

重い病に倒れ、人生の最期を迎えようとしていたアン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)。
そんな死の床で長女のコンスタンス(ナターシャ・リチャードソン)と次女のニナ(トニ・コレット)に見守られる彼女は、混濁する意識の中、“ハリス”という男性の名を何度も口にする。

そして“ハリスと私がバディを殺した”という母の言葉に戸惑う娘たち。

それは40数年前に遡る。
歌手を目指すアン(クレア・デインズ)は親友ライラ(メイミー・ガマー)の結婚式でブライドメイドを務めるため、彼女の別荘にやってきた。
そこでライラの弟バディ(ヒュー・ダンシー)に別荘周辺を案内してもらっていたところ、ライラの一家に仕えるメイドの息子で医者のハリス(パトリック・ウィルソン)と出会う。
ライラの初恋相手でもあったハリスと次第に惹かれ合い、恋に落ちていくアン。

しかし、この2人の関係がのちにアンの人生を狂わす大きな悲劇をもたらしてしまう・・・。

(2007/アメリカ・ドイツ) ★★

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うーん、なぜか共感出来ないんですよね。
アンとハリスの関係って、たった2日間に起きた出来事な訳で、悲劇を生んだために強烈な印象が残った・・・と言うよりも罪悪感が生まれたために忘れ去ることが出来ないでいるって気が・・・。

本当に想い合っていたら、別れないと思うんですけどね。
まぁ、良く分かりませんが、妙に遊びだった?って感じが拭い去れないのです。

だって普通、親友がずっと想っていた人だと知っておきながら、簡単に関係を持ったりなんてしないと思うし。
一応、ライラはハリスに振られたんだし、別の人と結婚したんだから問題はないのかもしれないけど。
でもな~、出会ってからが短すぎるし、タイミングが悪すぎだよ。

ハリスもハリスで、パトリック・ウィルソンが演じているから好青年っぽい感じですけど、すぐにクレアを口説いたりバディにも好かれる人気者だしで、普段からモテてて手慣れてる感じがありましたね。

しかし、一番解せないのは、老年期に入ってからの部分。
ぐずぐず引きずっていたライラはサッパリしているのに、クレアは死期が近いせいかグダグダし出す。
バディに対して懺悔の気持ちよりも、結局ハリスかよ!って感じがしてしまいました。

ストーリーも「昔」と「今」を行ったり来たりで忙しなかったです。

それに、ライラは弟のバディを亡くしてショックだったろうけど、親友の裏切りでさらにショックだったろうね。
この2人って、やっぱりその後は疎遠になったんだよね?
病人を前に過去のことをあれこれ言えないだろうけど、年老いたライラのよそよそしさが物語ってました。

ライラにしてもバディにしても、アンにハリスに振り回されて、なんだか不憫に思えてしまいました。
姉弟揃って、純情なのね~!

ライラの娘時代の女優さんはメリル・ストリープに目元が似てるな~って思っていたら、メリルの実の娘だったのね。
24歳には見えなかったけど、良かったです。
ちなみに、コンスタンス役のナターシャ・リチャードソンはヴァネッサ・レッドグレーヴの実の娘だとか。ほほぅ~。

スターダスト」でもそうでしたが、クレア・デインズはヒロインなのに華がないのが残念でならない。

ヒュー・ダンシーは「ルワンダの涙」の人。
精神的な脆さを持った純情青年役が似合ってました。
この人がホント、一番可哀相でした。。。

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