ペネロピ
■あらすじ■
イギリス社交界でも注目を浴びる名家のウィルハーン家に、ブタの鼻と耳を持った女の子、ペネロピ(クリスティナ・リッチ)が生まれる。
ウィルハーン家に古くから言い伝えられてきた恐ろしい呪いが、現実となって彼女に降りかかってしまったのだった。
ショックを受けた母ジェシカ(キャサリン・オハラ)は、娘をマスコミや世間から守るため、ペネロピを死んだことにしてしまう。
以来、屋敷から一歩も外へ出ることなく成長したペネロピ。
先祖の悪行によって一族にかけられた呪いを解く方法は、ただ一つ。
ウィルハーン家の“仲間”、つまり名家の人間にありのままの彼女を愛してもらうこと。
そしてペネロピが18歳を迎えると、次々とお見合いをさせられるが、どの求婚者たちもペネロピの顔を見た途端に恐怖に駆られて逃げ出してしまうのだった。
それから7年、ウィルハーン家が必死に守ってきた秘密はついに破られる。
ペネロピのスクープ写真を狙う記者レモン(ピーター・ディンクレイジ)は、名家の落ちぶれた青年マックス(ジェームズ・マカヴォイ)をペネロピのもとに送り込むが・・・。
(2006/イギリス・アメリカ) ★★★★☆
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なんともかわゆい映画でした~(≧ω≦)♪
ペネロピの室内のデザインとか凝りに凝っていて、見ているだけで楽しい!
ブタ鼻のペネロピも見ているうちにだんだん気にならなくなって、可愛いと思えるようになったよ。
でもね、やっぱりなんと言ってもストーリーが素敵!
白馬に乗っていなくても良いから、自分を認めてくれる王子様を待ち続けるペネロピ。
一方、娘の呪いを解くために必死な母親。
面白いのは、王子様を待ち続けつつもどこか冷めているペネロピのシニカルな視点や、娘を思いつつも“お見合い”を覗き見る母親のコミカルな部分。
ちょっとクスッと笑ってしまうけど、心が温かくなる、そんな映画でした。
カゴの中の鳥として育ったペネロピが、とうとう街に飛び出してからの展開も、今までの甘いだけのガールズムービーとは一味違って現代的な展開に思えました。
王子様のキスで呪いが解けるなんて、今どき流行らないのね!
って、「魔法にかけられて」では、その王道を行ってましたが(笑)。
ペネロピ役のクリスティナ・リッチの可愛らしさはもちろん、
マックス役のジェームズ・マカヴォイにキュンとハートを打ち抜かれて、ニヤニヤしながら鑑賞してましたわ。
それに、母親役のキャサリン・オハラ!
この人、どこかで見たな~って思ったら、「ホーム・アローン」でカルキン君のお母さん演じてた人だったのね!
オーバー・アクティングの演技が役にとても似合ってました~。
ペネロピと友達になるアニー役にリース・ウィザースプーン。
珍しくハスッパな感じの役でした。
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コメント
双葉さん今晩は、PC直ってたんですねよかったです。双葉さん大学生
だったんですね、勉強も大変だろうけどマイペースでがんばってください
この作品見ましたよ、素敵なお話でしたね~ペネロピもとても
素敵な子でした。
とにかくポジティブで呪いによる外見も気にせずに外で自立する
ことを願い実行しちゃうんですよね、年末にすばらしい作品を見れてよかったです
投稿: せつら | 2008年12月20日 (土) 19時56分
>せつらさん
こんばんは!
はい、PCは修理に出したら直りました。
普段からバックアップ?をしてないので、データは消えちゃいましたが。。。
この作品、良かったですよね~
クリスティーナ扮するペネロピもキュートで可愛かったし、マカヴォイ君も役に合っていてステキでした!
ストーリー展開も安易に他力本願でハッピーエンドを迎えるのではなく、自分で運命を切り開いていくのが良かったですよね。
あと、リース・ウィザースプーンのあごのしゃくれ具合は、
私もちょっと気になりました~~~!(笑)
今年も残りわずかですね!
ステキな映画を観る時間を確保出来るように、課題提出を頑張ります!
お気遣いありがとうございました(^-^)
投稿: 双葉 | 2008年12月21日 (日) 19時48分