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2008年4月 1日 (火)

いつか眠りにつく前に

Evening 思い出は美化される。

■あらすじ■

重い病に倒れ、人生の最期を迎えようとしていたアン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)。
そんな死の床で長女のコンスタンス(ナターシャ・リチャードソン)と次女のニナ(トニ・コレット)に見守られる彼女は、混濁する意識の中、“ハリス”という男性の名を何度も口にする。

そして“ハリスと私がバディを殺した”という母の言葉に戸惑う娘たち。

それは40数年前に遡る。
歌手を目指すアン(クレア・デインズ)は親友ライラ(メイミー・ガマー)の結婚式でブライドメイドを務めるため、彼女の別荘にやってきた。
そこでライラの弟バディ(ヒュー・ダンシー)に別荘周辺を案内してもらっていたところ、ライラの一家に仕えるメイドの息子で医者のハリス(パトリック・ウィルソン)と出会う。
ライラの初恋相手でもあったハリスと次第に惹かれ合い、恋に落ちていくアン。

しかし、この2人の関係がのちにアンの人生を狂わす大きな悲劇をもたらしてしまう・・・。

(2007/アメリカ・ドイツ) ★★

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うーん、なぜか共感出来ないんですよね。
アンとハリスの関係って、たった2日間に起きた出来事な訳で、悲劇を生んだために強烈な印象が残った・・・と言うよりも罪悪感が生まれたために忘れ去ることが出来ないでいるって気が・・・。

本当に想い合っていたら、別れないと思うんですけどね。
まぁ、良く分かりませんが、妙に遊びだった?って感じが拭い去れないのです。

だって普通、親友がずっと想っていた人だと知っておきながら、簡単に関係を持ったりなんてしないと思うし。
一応、ライラはハリスに振られたんだし、別の人と結婚したんだから問題はないのかもしれないけど。
でもな~、出会ってからが短すぎるし、タイミングが悪すぎだよ。

ハリスもハリスで、パトリック・ウィルソンが演じているから好青年っぽい感じですけど、すぐにクレアを口説いたりバディにも好かれる人気者だしで、普段からモテてて手慣れてる感じがありましたね。

しかし、一番解せないのは、老年期に入ってからの部分。
ぐずぐず引きずっていたライラはサッパリしているのに、クレアは死期が近いせいかグダグダし出す。
バディに対して懺悔の気持ちよりも、結局ハリスかよ!って感じがしてしまいました。

ストーリーも「昔」と「今」を行ったり来たりで忙しなかったです。

それに、ライラは弟のバディを亡くしてショックだったろうけど、親友の裏切りでさらにショックだったろうね。
この2人って、やっぱりその後は疎遠になったんだよね?
病人を前に過去のことをあれこれ言えないだろうけど、年老いたライラのよそよそしさが物語ってました。

ライラにしてもバディにしても、アンにハリスに振り回されて、なんだか不憫に思えてしまいました。
姉弟揃って、純情なのね~!

ライラの娘時代の女優さんはメリル・ストリープに目元が似てるな~って思っていたら、メリルの実の娘だったのね。
24歳には見えなかったけど、良かったです。
ちなみに、コンスタンス役のナターシャ・リチャードソンはヴァネッサ・レッドグレーヴの実の娘だとか。ほほぅ~。

スターダスト」でもそうでしたが、クレア・デインズはヒロインなのに華がないのが残念でならない。

ヒュー・ダンシーは「ルワンダの涙」の人。
精神的な脆さを持った純情青年役が似合ってました。
この人がホント、一番可哀相でした。。。

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原題:Evening いつか眠りにつく前に、人生に過ちなんてなかった、と開き直る気持ちはよく分かる・・後悔は先に立たず、人生は長いようで短い、夢と希望を繋ぐものは・・ イブニング、輝くように美しい、まるで絵に描いたような、いや、絵にも描けない美しさというべきだろ... [続きを読む]

受信: 2008年4月 1日 (火) 12時21分

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