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2008年4月 9日 (水)

ノーカントリー

No_country_for_old_men逃げる、追う。
 さらに、追う。

■あらすじ■

人里離れたテキサスの荒野でハンティング中に、偶然、死体の山に出くわしたベトナム帰還兵モス(ジョシュ・ブローリン)。
どうやら、麻薬取引現場で銃撃戦が行われ、相撃ちになったようだ。

そこから少し離れた場所で200万ドルの大金を発見したモスは、危険と知りつつ持ち帰ってしまう。
しかしその後、不用意な行動を取ってしまったばかりに、モスは冷血非情な殺人者シガー(ハビエル・バルデム)に追われる身となるのだった。

モスは、愛する若い妻カーラ・ジーン(ケリー・マクドナルド)を守るため、死力を尽くしてシガーの追跡をかわしていく。

一方、事件の捜査に乗り出した老保安官エド・トム・ベル(トミー・リー・ジョーンズ)は、モスが厄介な事件に巻き込まれたことを察知し助け出そうとするが、行く先々で新たな死体を見るハメになり苦悩と悲嘆を深めていくのだった・・・。

(2007/アメリカ) ★★★☆

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2007年度の第80回アカデミー賞で4部門受賞!
特に助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムが話題ですよね。

そんな訳で期待して見てきました!
普通に面白かったけど、また見たいと思うほどではない・・・と言うのが正直なところ。

特にラストが締まらないのが微妙・・・。
シガーが道路の向こうに消えていくところでラストカットになれば良かったのになー。

後手後手に回り、結局何も出来ずに苦悩ばかりが深まる保安官のエド(トミー・リー・ジョーンズ)。
エドの含蓄あるつぶやきに映画のエッセンスが含まれているのでしょうが、ハッキリ言って見終わってもあんまり印象に残らなかった!

やっぱり、ハビエル・バルデム扮するシガーのインパクトが強烈過ぎました。。。

不気味な風貌にヘンテコな武器。
邪魔者は容赦せずに抹殺。
狙ったらどこまでも追いかけてくる執着心。

その存在自体が「悪」、と言うことらしい。

平穏に生きていも突如、暴力に晒される。
そんなことが日常茶飯事になっている現代においての「悪」の象徴とも思えるけど、舞台は乾燥した砂漠地帯。

逃げるモスも、追うエドも、カウボーイハットを被りブーツを履いて、さながら西部劇なのだ。

モスは小心者な小悪党かと思いきや、なかなかいい奴。
どうやって若妻をゲットしたのか謎な感じもしたけど、何事にも動じずに自力で生きていける骨太な感じが魅力的でした。

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